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三週間の娘の夏休みが終わり、サマースクールに通い始めました。夏休み中も、生活習慣を乱さないように過ごしたので、すんなり日常生活に戻れました。娘には新学期から新しい幼稚園に通うことはずいぶん前から伝えてあり、ときどき建物をみたりしているので、いつから通えるのかとすごく楽しみにしているようです。


さて、幼稚園の担任から、「この一年間の娘の成長(development)と学び(lerning)」についてのレポートを渡されました。レポートと言ってもさらりと紙一枚で、6つのカテゴリーと今後の課題が書いてありました。毎日、たくさんの子どもたちを見ている大人から客観的な娘の様子を聴くのはとても参考になったし、この先生は子どものこういうところを着目してみていたんだと知ることができて、(書いてある内容の良し悪しでなく)嬉しかったです。今後の課題については全くその通りだと思うけど、他の長所は短所と(もちろん短所は長所と)表裏一体なので、内容に一喜一憂しなくてもいいかなと思いました。欧米では、とにかく褒めまくる人が多い気がするけど、この先生は割といいことも悪いこともはっきり伝えてくれる先生だったと面接からも思いました。本当にありがたいことです。




以下は、レポートの意訳で、「←の後の文章」は、私の個人的な感想などです。



>>>情緒的な(emotional)・個人的(personal)・社会的(social)な成長

  ・自立した(independent)、活気に満ちた、意思の強い(←頑固なのね)な女の子だそう。

  ・自分で意思決定できる。先生からオファーされた遊びを断ったりする←ある意味、先生の言いなりにはならない子。赤ちゃんのころから、常に選択肢を与えて、自分で選ぶようにしてきたからか、生来の性格なのか、何についても即断即決。迷っているのはみたことあったか思い出せないくらい。


  ・不満に対して、感情的に反応することと戦っている。←前より分別がつくようになってきているけど、まだ訓練中。


  ・女の子のクラスメイト、特に興味が近い子、と遊ぶのが好き。←エルサ好きの子が何人かいて、お人形ごっこなどをいっしょにしているものと想像。


  ・クラスメイトと玩具をシェアする、交替で遊ぶことを覚えた。←家では、妹の玩具をうばってるけど、ときどきちゃんと「貸して~」と言って、渡してくれるまで待つことができるようになってきている。

  ・クラスメイトへの面倒見がよい。

  ・先生からの注目とポジティブなフィードバックが必要。←もっと自信がもてるように家庭でも応援しなくては。



  

>>>知識と世界(worldと書いてるけど身の回りのことを指しているみたい)の理解について

  ・幼稚園でのルーチンとルールをよく理解している。

  ・観察力がするどく、それが強みである。





>>>身体的な成長と活動(運動)について


  ・外遊びでいつもかなり活発。走る、跳ねる、砂遊びが好き。

  ・微細運動機能(はさみなど手先の動き)も粗大運動技術(体を大きく動かす運動)もよく発達している。

  ・とても自立していて、自分のことは自分でできる(self-help skill)能力が成熟している。←家でもほとんど手助けはいらない。




>>>コミュニケーションと言葉について

  ・最初の数か月は日本語しか話さなかった。

  ・12月になると、ついに自発的に英語を話しだした。

  ・現在は、基本的な欲求(basic needs)と嫌なこと(dislike)について表現できるようになった。

  ・同時に、ルーチンに関する質問や、交渉もするようになった。

  ・英語の語彙が足りないために、しばしばフラストレーションを貯めて、ネガティブな行動をとる。

  ・自分の名前を文字で認識している。





>>>表現と審美的なことについて(美術的な観点かな?)

  ・生き生きとした想像と表現をする子だ。

  ・お気に入りの歌とダンスがあって、サークルタイムでリクエストしたりする。

  ・アート&クラフトがとても好きで、完成するまで集中している。



>>>算数

  ・形と色を理解している。←これはたしかにできていると思う。

  ・10まで数えられる。←ただ、口頭で言えるだけで、理解はしていないと思う。

  ・論理的なゲームとパズルにとても興味を示す。
 
  ・飲み込みが早い(quick learner)。




>>>今後の課題

  ・英語の上達

  ・社交術の練習