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ノルウェーでは、年度中、担任との個人面談が三回あるのが慣例みたい。入学時(Meet the teacherに当たるもの)、前半(秋)と後半(春)。今回は、前半の個人面談でした。最近、副担任は不規則に働いているので、担任のみ。話したことと、その感想(→以下)をメモしています。ご興味あれば、続きを読んでやってください。







・(言葉の問題もあるかと思うけど)そんなにたくさんは話さない子という印象らしい(quiet child)。
→家ではにぎやかでよくしゃべるので、私としては意外(妹と比べると確かに大人しい子かもとも最近は実感しつつあるが。)。送迎では、よく先生に話しかけているのをみるけど。娘は女の子のなかで、一番年下のグループらしいので、5歳で英語ネイティブの子たちと比べるとまぁ、確かにそうかもね。私と妹(次女)の話をよくしてくれますよと、先生。



・英語は理解しているようだ。
→聞き取りは前よりはできているみたい。まだ意見を自在に言えるほどの英語力はないのだが、Yes/Noの質問には的確に答えているのを見かけます。前の幼稚園は、ネイティブがほとんどいなかったので、この学校に来てから(まだ底辺あたりだけど)ずいぶん英語の発語が多くなったと思う。発音もよくなった気がする(すでに私は越えられた(笑))。娘に聞くと、先生が話している全部の英語がわかるわけじゃないと教えてくれた。
 (今のところは)今後も、英語圏で学校生活を過ごす時間が長くなると思われる娘。日ごろ、長く接する親(私)が英会話能力が低いと、子の英語力も伸び悩むのだなと実感しています。日本人としてのアイデンティティを考えると~と日本語ばかり使うのは、親のエゴなのかなとも考えてしまいます。最近は、必ず英語の絵本も読み聞かせるようにしたりしてるけど、、、言葉を吸収しやすい時期に、もう少し真剣に取り組まないと可愛そうだな。。。モンテッソーリの英語教育を実践するには私にはハードルが高いんだけど、そんな弱気なこと言ってる場合じゃないかもね。



・誰ともまんべんなく遊ぶ。
→特定の子とグループになったりはしていないもよう。娘独自のボディーランゲージや片言の英語で、コミュニケーションが取れているそう。これは、前の幼稚園でも言われたな。放課後の遊ぶ姿をみていると、ほぼ同じ月齢で、英語のレベルもとんとんの元気な女の子Eちゃん(ドイツとクロアチアのハーフちゃん)と、すごく仲が良いように感じる。



・クラスメイトと、社会的な遊び(Social play)ができている。
→クラスメイトのことをよく観察してもいるのだそう。



・ハッピーな子。可愛くて、賢い子だそう。
→幼稚園でも、楽しんで過ごしているのなら何よりです。



・二人の担任との信頼関係はできているそう。
→どちらの先生のことも大好きと娘がいつも言ってる。



・感情のコントロールの練習中だそう。
→担任が一番気がかりなのがここなんだろうな。何かやりたいことがあったり、興味が持てないことだと、次のアクションに取り掛かることをかなり強く拒否する娘。なので、きっとそこは先生もてこずっているかと思う。嫌だと、言葉で言えない分、物を投げたりして、怒りを表すそう。泣くと、クラスメイトの迷惑になるので、そういうときは、理由を説明してから、落ち着いたら教室に戻るように言うそう。すると、廊下に出た直後は、大泣きするそうだが、二分もすると、落ち着いて自分で教室に戻ってくるのだそう。娘だけじゃなく、他の子も同じことで廊下に出されているとのこと。担任は、年齢があがれば解決してくるとも理解を示してくれていた。
 家では、どうしているかと方針を聞かれて、「待つ」と夫が答えた。どうしてNGなのかなど説明していると、だんだんと聞く耳を持つようになり、最後は納得して泣き止むことが多い。それでも、三歳前半で荒れたときに比べたら、感情のコントロールが上手になってきているかと思う(切り替えられる時間が短くなってきてる)。
 他に家では、投げたり、泣いたり、嫌!というだけでは、相手に伝わらないことをかなり意識して説明するようにしてる。(好奇心旺盛でやんちゃ盛りの)妹が無邪気に邪魔してきて、(長女はけっこう我慢強いと思うのだが)押して怒ってたりもするので、(妹が悪いことはちゃんとわかっていると伝えたうえで)妹に「どうして欲しい?」と聞くようにしてる。そうすると、「触らないでほしい」「返してほしい」と言える。親に言われなくても、ちゃんと伝えられたときには、「今のちゃんと伝わったね~」と親が言い(実際、妹がやめてくれることもあったりね)、自分で考えてできたことを意識してもらうようにしてる。



・お弁当はよく食べてる。
→(娘曰く)いつもインド人のSちゃんが娘のお弁当チェックをしているそう。その親御さんがいつも、「娘のお弁当が食べたいって言って、いつもほとんどお弁当を食べなくて。No goodなの!!」と憤慨している。そう考えると、普通の渋い弁当なのに、食べてきてくれる娘に感謝。最近は、このおかずを入れてほしいとリクエストをくれることもしばしば。