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春にはフキノトウ、つくし、ワラビが生えるし、、、と、ここでは日本の四季を思い出すことが多いです。なので、ときどき「日本の七十二候を楽しむ」という本をぱらぱら眺めて、犬の散歩がてら自然観察するのを楽しんでいます。


今(11月17日から21日ころ)は二十四節気七十二候では、立冬の末候、「金盞香し(きんせんこうばし)」です。水仙(ヒガンバナ科)とは、科どころか目も異なるけれど、家のヒヤシンス(ユリ科)の花が咲き始めました。


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その前は「地始めて凍る(ちはじめてこおる)」でした。そんな朝、玄関を開けると、娘「あー、可愛い」と一面の霜景色をみて、駆け出しました。最近は、娘の送迎の時間帯に朝焼けと夕焼けなので、毎日、違う表情を見せてくれるフィヨルドを眺めながら車を走らせるのが最高の気分です。雨が多いので、晴れの日にはなおさら感謝の気持ちが沸きます。



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お昼になっても一桁℃で霜は溶けません。次女と犬の散歩がてら、霜をみながら散歩してみました。フィヨルドに行くと、幼稚園児たちが砂浜で遊んでいました。男の教員が女性よりも多かったところがノルウェー。、、と、話がそれましたが、落ち葉を拾い上げてみると、霜の結晶が見えました。こちらのブログから孫引きさせてもらうと、霜の結晶は、「その外観から「針状」、「羽毛状」、「杯状」、「平板状」、「樹枝状」の5種類の霜の結晶が見られる(中谷宇吉郎,1994:雪.岩波書店,181pp.)」そうです。写真の結晶は、板状のがドミノ倒しみたいに並んでいて、、、樹枝状ってやつなのかなぁ?


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じゃあ、こちらは針状?羽毛状?



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「雪の写真家ベントレー」にも書いてある通り、ひとつとして同じ形の結晶がないので、分類難しいなぁと思いながら眺めていました。なんか細かいものがみえずらいのは老眼(笑)!? 長女が、某プリンセスの影響で雪の結晶が大好き。せっかくなので、今年の冬は結晶を家族で楽しみたいと思います(Snow Crystalsというベントレーの本を見てみたい)。今年は、エルニーニョだそうで、ここでも何か影響は出るのだろうか。