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春の兆しに魚も氷の間から飛び出してきそう、、、という七十二候では魚上氷(うお こおりを いずる)なこの頃。ある日は、気温が二桁(℃)まであがりました。

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庭には、昨年秋に娘が植えたチューリップの球根から出た芽(大寒を終えて、立春に入ったとたん芽をだしていた)がぐんと伸びてきました。昔の人々の植物の発芽など動植物の観察眼はすごいですねぇ。アリか何かが種を散布したのか、クロッカスも咲き始めました(写真手前)。心の優しい長女は、愛犬や次女が花をもがないように「だめ~!」と手で守っていました。

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長女のリクエストで、近所の海まで散歩。まるで湖のように陸地に囲まれているこのフィヨルドのよいところは、散歩に行ける程度の風であれば、人をさらっていくような大波が来ないこと。安心して、波打ち際で遊べます。長女は、岩の隙間の潮だまりに棒を突っ込んだり、貝を探して投げ入れたり、手を入れたりしています。

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次女は、バランスをとって歩くのが好きな時期なようで、ごつごつした岩の上を歩いて、楽しそう。見つけた貝殻を岩にこすりつけたり、潮だまりの前で寝転んで水遊びをしたりしています。愛犬は、みんなをひやかしてまわります。地衣類が陽射しを反射して輝いていました(写真)


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月をよくみつける娘たちが午後三時ころに見つけた上弦の月は、形が同じだけど、緯度によって、向きが異なっていることなど(説明1説明2)、月カレンダーを見て知って、ほーっと感心したり。いっしょにブラックベリーや庭木の木の芽を眺めて、実がなるのが楽しみだと観察ながら「パッパッパッパッ、みんなは、みんなは、きのめだよ(ふゆめがっしょうだんより)」と言って笑ったり。


ふゆめ


春の兆しがそこかしこに見つかり、晴れの日の散歩がますます楽しみな時期になってきましたよ。唯一残念なことは、どんどん日が長くなり、娘が寝たあとに犬と散歩しながら星座を見上げる時期がもう少しで終わってしまうことかな。