カテゴリ:
モンテッソーリ教育では、人間の発達(0-24歳)を4つの発達段階に分けています。なかでも、第一の発達段階(0-6歳:乳幼児期)をもっとも重要視しています(詳細を知りたい場合は、たとえば以下の本も参考になります)。^^


book3



また、表現は違えど、親(や養育者、教師)が乳幼児期に、いかに自己肯定感を高めるかかわりや言葉がけをすることが大事かについて、この本(↓)にも、例えば、使わないほうがよい言葉とその理由についてなどが、とても具体的に書かれていました。そして、親の言葉がけの裏には(当然)価値観が存在して、その価値観はその親、そのまた親・・・と先祖代々から引き継がれたもの(根拠なく思い込んでいるもの)や、周囲の環境に影響されて形成される、と書かれていました。親がいいがちな価値観の例は、「わがままをいってはいけない」とか、「人に迷惑をかけてはいけない」などがあがっていました(p184に、20の価値観の例が載っています)・・・。子育てにという意味では、1章、5章と6章が参考になりました。



book2



で、先日の記事にメモしましたが、幼稚園からのレポートにあった、長女の強情になる/頑固な部分について、どんなときに起きているか、観察しているところです。


いまのところ、頑固になる前後を含めてみると、娘はすぐに頑なになることはなく、いや!と言い出す前に聞く耳はもっているようだし、理性的に言葉で表現もしていることがわかりました。ただ、その上で、やりたくないことはやらない。これは、彼女の気質なのかもしれないし、親の知識不足で知らず知らずのうちに、そういう行動を取るようになってしまった部分もあるかもしれない(上の2冊)。


なので、幼稚園では、どうしてやりたくないのか、先生と話し合いをして妥協点を探ることができるようになる語学力が必要だという(先生の指摘)件には、まぁ、納得がいきました。ぼちぼち取り組み中^^;


あとは、先生が娘に「妥協して、いい選択をするように」促すときに、どういった手段を用いるのか分からない。もしかしたら、(一人の生徒にばかり時間をかけられない、人間だもの娘との相性の悪い先生が担任になることだってあるかもしれない、などの理由で、結果的に)娘の感情を逆なですることだってあるかもしれない(いい子になることを強制するかもしれない)。


だから、(たとえ、先生のいうことがもっともだったとしても)娘の気持ちとしてはもやっとするような場面で、自分でもやっとを解消できるような訓練を、この夏休みのうちに家でしておこう~と、(人にも相談したりして)方法を決めました。ひとつの参考になったのがこちら(↓)。



book



やってみること:
感情が爆発することがあったとき、
まずは、脳が落ち着くまで感情に寄り添う、
脳が落ち着いたら、もやっとした感情の名前を伝える、
状況を再現しながら、よりよい手段をありったけ提案する、
まだもやっとする場合は、自分のお気に入りのさっと心をしずめる方法をみつけられるように、まずは親がしてみせる、
もちろんその前提は、「ありのままのあなたが好き」!


娘うんぬんよりも、自分自身の感情コントロールの方に役立ちそうな予感(笑)。とりあげた本の中身をあまり書いていないので、本の間の脈絡がうまく伝わっていなかったらごめんなさい。