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こんにちは。今週は、雨がしとしと降り続き、庭の土は水で満たされたことでしょう。太陽が当たらないとすごく冷えるので、真夏だけどわたしはウールを着て過ごしています。

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今日のメニューはこちらです:
ベルーガの危機
ロードキル
モンテの文化・算数活動(溶岩実験、生活史、分数)
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ベルーガの危機
Beluga Whales (Elaine Landau)という本を図書館から借りてきました。というのも、先日の野生動物保護センターに行ったとき、娘が気にしていた看板が巻末に載っていたんです。




これがその看板です。


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この本によると、
ベルーガの危機は、ホッキョクグマやシャチによる捕食以上に、人からの影響が大きいのだそうです:

・地球温暖化(夏に多くの氷が解けてしまうことが、海水温・海面の位置、捕食に影響するそう)
・捕獲(肉や脂肪が目的だそうです)
・石油流出
・船(スクリューで傷つけたりする、船からの騒音がベルーガの捕食や移動を混乱させるそう)

他の海洋生物にも共通するような理由が上がっていましたが、これで、娘が気にしていた「音」の謎が一部解けました。


それでどうして獲物を捕まえる(捕食)が混乱するかというと、
ベルーガはグループ(Podと呼ばれる集団でくらしているそう)で魚(タラ、ニシン、サーモンが好物だそう)や海洋動物をハンティングするそうです。そのとき、クリック音出して、戻ってくる音を頼りに獲物の位置を知るようです。こちらの沿岸や水路になっているところは特に灰(泥)がちで、けっこう濁っていたりもするので、肌感でなっとくです。

移動(Traveling)については言及していなかったなあ。群れ(Pod)の仲間ととてもにぎゃかにコミュニケーションを取り合っているそうなので、もしかしたら船の騒音で群れがはぐれてしまうのかな(あくまで妄想です)。

友人曰く、そろそろ近くの海に出没する時期だそうなので、今度、ベルガーさがしに行ってみたいと思います。



ロードキル
先日、動物園でお友達とプレイデートしてきました。娘たち、久々に日本語でお友達と遊べて大喜び!ある一角にムースの赤ちゃんがいました。5頭くらいいたんじゃないかな。お友達ママさんが、野生だったけど、母親が交通事故でひかれたり、はぐれたりして保護された子がここにいることを教えてくれました。まだ生まれて数か月なのに、お気の毒だなあ。


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世界各国どこに行っても、野生動物のロードキル(交通事故)は問題となっています(気になる方がおられたらGoogle scholarで「road kill」と検索してみてください^^)。ロードキルを防ぐために、動物のためのトンネルを作ったり、リスが渡るためのロープを道路上に貼ったりと、おそらく行政でも工夫をされていると思います。だけど、道路の両脇はフェンスが張り巡らされ、野生動物たちも遺伝子の多様性を守るためだったり、単に食べ物などを求めて、必死に道路を横断しているのでしょうね。今朝も、運転中に道路わきで、ムースの子が1頭だけでいたような気がして、どうなったかなあ。動物園に保護の連絡をしてくれる方もたくさんいるのでしょうね。安全運転を心がけてみます。





モンテの文化・算数活動(溶岩実験、生活史、分数)
今週で、娘たちはサマースクールはおしまいです。長女は学校から溶岩実験(Lava Lamp Experiment)セットを持ち帰ってきました。火山のことは娘たちもとても興味をもっています。




娘曰く、

・色水
・油
・Alka Seltzer tablets(胃薬みたいです)

左のように、水が沈んでいて、油が浮いています。そこにタブレット(Alka Seltzer tablets)を入れて蓋をすると、泡(二酸化炭素)が出てきます。

・水と油は混ざり合わないこと
・泡(二酸化炭素)の力で溶岩(色水)が吹きあがる

という二点が面白い点でしょうか^^。タブレットをまる1個入れると泡が激しくなって(写真右)、より楽しかったようです。娘は、「Lavaは岩が解けたものなんだよ」と言っていました。なので、山から飛び出してきた溶岩はどうなるか聞いてみると、「岩になる」と答えました。


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ご家庭でも簡単にできそうです。やり方は以下をご参照ください♡:




前にも載せたかもしれないけど、二女が今、こちらの本をよくよみきかせにもってきていたので、彼女にとってもタイムリーでした。





サマースクール、二女はというと、爬虫類や昆虫の生活史について活動しているようです。紙皿でへびを作ってきたり、孵化した子どもと大人のマッチングをする活動、カメレオンを使って色を学んだブックレットなどを作ってきました。


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その影響か、娘が図書館で借りてきた絵本から、ニワトリの生活史(卵→孵化→ヒヨコ→成長)の様子を姉妹で協力して紙工作していました(写真左)。


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写真右は、長女が折り紙でピザやさんを開店したときのこと。ピザをまるごと出してくれたので、分数の活動を持ちかけてみました:


客(私):あの~食べきらないので1/4だけもらえますか?

ピザや(長女):いいですよ。(はさみで切る)・・・他にご注文は?

客:食べてみたらもう少しおかわりしたくなったんですけど、、、1/6ピースでも買えます?

ピ:もちろんOKです。(半分にカットしてから、三等分していました)

客:いやあ、おいしかったなぁ。だけど、1/8はわがまますぎますよね?

ピ:できますよ!(今度は半分にカットせずいきなり1/8ずつ切る)どうぞ~

客:あの~、同じ大きさじゃないからお金いくら払えばいいですか?

ピ:・・・・。


最後はちょっと意地悪なクレーマ―になっちゃいましたが・・・・(苦笑)次は、同じ大きさに切れるように工夫するのかどうか楽しみです。

それでは、また~!