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オファーを出して、契約が成立した当日(夕方)から、オプション期間に入りました(←翌日からじゃないんだと焦りますね)。この10日間のあいだに(夫が)やることが盛りだくさんになりました。夫婦で何度も物件に足を運び、特に夫は、昼間から夜遅くまで、仕事の合間にローンやもろもろの手続きの書類に目を通し、メールや電話でやりとりをして・・と眠い日々だったと思います。家を買うには体力も必要なんですね。夫にお疲れさま!







以下、夫がやってくれたことの備忘録:


<契約成立した夜:オプション期間1日目>
まずは、インスペクション(家の検査。もしもインスペクションの人が必要と判断したら、追加で白アリの専門家にも依頼することになる)と、エアコン(AC)の点検をしてもらう業者を電話で予約。ACや家に問題があれば、セラー側に修理を依頼したり、修理費用を差し引いて貰ったりする交渉をすることになるのだそう。

次に、プレ・アプローバルを貰っているいくつかのレンダー(住宅ローン会社)に電話/メールして、契約書を渡して、ローンのアプローバル(許可)を出して貰えるか、頭金の額を変えて何パターンか見積もりを出してもらったり、ローンを前倒しで支払った場合のペナルティの有無など、いろいろ質問。それをもとに夫が実際に計算して、どのように繰越返済すれば、(無理しすぎずに)利子を最小限に抑えられるか試算して、ローン会社を決定。なお、銀行から借りるのはやめた。

リアルターに2つのチェック(小切手)を預けた(Option Feeはセラーに、Earnest Moneyはエージェント宛てに支払い)。


<ACの点検:オプション期間2日目>
リアルターはインスペクションには同席できないので、業者に自分たちで立ち会い、一緒に点検。その際、インスペクターに言われたことを軽くメモして写真で記録するよう言われた。今回の物件のエージェント会社では、インスペクションに誰かが立ち会う規則があるとのことで、リアルターが立ち会った。

ACの点検では、屋根裏や庭の室外機をチェックした結果、(どうもセラーの人がよくメンテナンスしていたようで)何も問題がなかった。唯一、数ドルのフィルタが交換した方がよいとのこと。話はそれるが、電気代や空気のことを考えると、フィルタは毎月から3カ月に一度は交換した方がよいとのこと。またACの点検も年に一度はするのが、長持ちさせる秘訣とのこと。


<家の点検:オプション期間3日目>
この日は家の点検で、エージェント側から立会い人が来た。業者からは2人がやってきて、家の中、外、屋根裏、壁、屋根(問題がなければ15年とか20年に一度吹き替えが必要だそう)、庭とあらゆるところを点検して、報告書を作成してくれた。白アリのいる形跡はないとのことで、追加で白アリのプロを雇うことはしなくてよいことになった。なお、家の購入後も、外壁の穴などに白アリがいる痕跡がないかときどきチェックするとよいとのこと。


<修理個所の依頼:オプション期間4日目>
この日は、前日の家の点検の報告書を持って、リアルターと一緒に物件に行き、どこの修理をセラー側に依頼するか一緒に見てまわる。相談の結果、修理個所をいくつかリストアップして、先方に送ってもらった。同時に、購入する必要がある家電を置くスペースの計測をしてきた(ただし、クロージングするまでは、ローンの査定に響くこともあるので、家具や家電(Appliances)など大きな買い物をしないことが重要なのだそう)。うちの場合は、重大な修理個所がなかったので、セラー側に修理代をいくらか出して貰うことで、双方が合意した。


<ローンの申請など:オプション期間4日目以降~>
(夫の収入、資産、ビザ、免許証、過去2ヶ月分の銀行口座の明細などなど)たくさんの書類をレンダーに送って、ローンのアプローバルを貰う。また、下記にあげた「家の保障に必要な支出など」にのせた保険会社などを選んで(それぞれの契約内容を読むのはけっこう大変な作業だったと思う)、それぞれ申込して、リアルターやレンダーなど指示された人に随時報告/書類の提出。他には、アパートに退去届け(Notice to vacate)を提出した。また、引越し業者に仮予約を入れて、見積もりを依頼した。

オプション期間中にやることが終えたので、ローン会社側がする家の査定(Apprisal: 契約価格と査定額のどちらか低い方の額までしかお金を貸して貰えない)に進んでもらうようお願いした。


家の購入にまつわる支出(支払い方法):
・家の頭金 (チェック)
・購入価格の1%の手付金 Earnest Fee(チェック)
・Option Fee(チェック)
・エアコンの点検 AC Inspection(チェック)
・家の点検 Home Inspection(チェック)
・ローン書類作成費 Loan Application Fee(カード)
・クロージング費用(チェック)
・ローン Mortgage(チェック、月払い)


家の保障に必要な支出など(クロージングまでに加入する)
・固定資産税 Property Tax  (MUD Tax込み)
・住宅保険料 Home Owner's Insurance(カード払い)
・水害保険料 Flood Insurance(必要なら。水害エリアでない場合は一律料金)
・家のなかの故障(家電など)を修理するための保険 Home Warranty(初年度はセラー側に○ドル分まで保障してもらう契約となった)


ライフラインの申込(*クロージングの日から使えるように手配)
・電気*
・ガス*
・水道*(デポジットも)
・ゴミ回収*
・TV & インターネット(クロージング後に取りつけて貰うよう頼む)
・家のセキュリティ Home security service(クロージング後に取りつけて貰うよう頼む)
・Home Owners Associationに申請してコミュニティメンバーになる


家の管理のための業者(参考までにと紹介してくれた)
・ハンディマン Handyman and general contractor
・庭(芝刈り)と植木のメンテナンス Yard man
・プランバー Furnace and plumbing
・カーペットクリーニング Carpet Cleaning
・スプリンクラー Sprinkler
・家の清掃 
Cleaning(家を売りに出す場合に)