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ついに臨月に入り、お腹もずいぶん張り出し、立ちくらみと、疲労感、白夜のせいもあるのか不眠がすごいです。前回の出産前は自分のペースでこんこんと眠っていたし、2年分歳を取った分、体にこたえているのでしょうか。最近は、日常生活(ちょっとテイクアウトとか、もちろんコンビニやスーパーで娘が食べられるような総菜もないし、三食自炊が基本なノルウェー。時間は取られるけど、ある意味、家族の健康にはいいのかも)を送るのがやっとこさの日があれば、少し元気で引っ越し荷物の荷ほどきと、赤ちゃんを迎える家での準備が進む日があるという毎日です。あと一息!

しばらく前に、出産する病院で、ミッドワイフに会い、出産時の説明を受けてきた。ミッドワイフは、ノルウェー語(片言の英語)で、日本人通訳の方が電話を介して訳してくれた。通訳の方がちょっと付け加えて訳してくれたところによると、とても説明が丁寧な方で珍しいそうだった。

ここでは、公立病院は一つしかなく、公私どちらのミッドワイフにお願いしてもこの病院で出産する。通常は、ミッドワイフしかいない(この国では医師が赤ちゃんを取り上げないそう)階で出産して、それから病院のホテルに移動して2泊ほどして退院するそう。私は前回が帝王切開というより胎盤剥離が起きかけていたので、ミッドワイフと3人の医師が交代で常駐する階で出産して、産後、病院ホテルにはいかずに上記のミッドワイフしかいない階に移動して、相部屋で3日間入院することになるのだそう。

前回が帝王切開であっても、特に問題が起きなければ、自然分娩になるそう。しかも、無痛分娩にするかどうかは、事前には選べないそうで、、、マスクみたいな形で陣痛の痛みを和らげることはしてくれるとか。前回、途中まで無痛分娩を予定していてエピを入れてもらって助かったので、産後のダメージ(3日しか病院にいられない)を考えると無痛にしてもらいたいけど、、、医療費が無料ということは、できるだけお金を使いたくないからなんやかんやと胡麻化されて、無痛分娩させてもらえないのではという恐怖。

持ち物は、アメリカよりも要らない。特にこだわりがなければ歯ブラシだけでよいそう。大人の7下着まで滅菌したものが支給されるそうだが、下着はそれ用のものが薬局で売っているから、5枚ほど準備してくるとよいとのアドバイスでした。付箋にどの商品を買ったらよいかノルウェー語で書いてもらい、薬局にいくと、「TENA Fix」というものを渡された。

アメリカと同じで、万が一帝王切開になっても、産後すぐに授乳タイムを設けてくれるそう。その後、シャワーを浴びて、上述の相部屋へ移動するようだが、それからずっと赤ちゃんと一緒にいられるのか、日本で聞くみたいに赤ちゃんは別部屋で管理されてしまうのかを聞き忘れた。

ノルウェーのんびりな国だなと思ったこと。出産の諸々に関して、セミナーがあるから参加するか?と聞かれたので、Yesと返事をした。そしたら、あ、今週から8月末まで夏休みなので、セミナーもお休みでした。。。だそうです。通訳の方も、苦笑しながら、その間は出産もお休みだと思っているんですかね、この国は、、、とフォローのお言葉^^:

病院に駆け込むタイミングは、ほぼアメリカと同じでした。直通の電話番号に連絡してから病院に向かう:

・陣痛からはじまった場合、子宮口が4cm開いた状態からアクティブな出産がはじまるということになっているそうで、陣痛の間隔が5分間隔になったら、病院へ。

・おしるしがあった場合、上述の陣痛が5分間隔になるまで自宅待機。

・破水した場合、すぐに病院に電話して、向かう。検査後、すぐに陣痛がこないようなら自宅に帰り24時間待機。陣痛がくれば、状況をみて、そのまま入院か自宅待機が判断される。

・出産予定日よりも、1週間過ぎても何も起こらない場合、病院に連絡して、出産促進の処置をおこなう。

個人的には、前回と同様に、おしるしと陣痛から始まる出産だと有難いけど、さて、今回はどうなるかな。

*前回の記事で、夜間9時から朝9時までは出産に家族が立ち会えないというのはデマ情報でした。駐車場代がかかるし、娘と犬もいるので、どのみち夜間は家で過ごしてもらう方がいいかな。