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こんにちは。

独立記念日の週末は、
Glacier Viewという場所にある
Matanuska氷河に
行ってきました。





車で二時間ほどの場所にあり、
くねくねカーブで
長女は車酔い。。。💦

ついに道路から、
青光りしている氷河が
見えました!


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橋を渡ると、
水はシルトで濁っていました。


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この氷河は、
入場料のようなものを支払って、
ガイドさんの案内で
氷河に向かいます。

駐車場から
目の前にどどーん!


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いくつか氷河を
見に行った記憶が








え、
どうしてガイドさんが
必要なのかな?


と、
ささやいてきましたが、
渡されたヘルメットを装着。
20人ほどのグループで
歩きはじめます。


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ガイドさんのお話が
興味深いものばかりだったので
思わず、チップも弾んだのでした(笑)

アラスカには、
名前のついている氷河が
660個あって、
そのうちのひとつがこちら。

今年は
雪に押されて
60 foot(約18m)も
前に出てきたそうです。

(その年によって、
出てきたり、引っ込んだりするとか)


前面に出ている氷は
600年から900年前に
できたものだとか。

ということは、
室町時代の足利義満とか、
さかのぼって平安時代の平清盛とか
そういった時代で合ってますか!?


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上の写真は、
モレイン(Moraine)という
氷河が残した土壌。

踏むと、
ぶよんとゆっくり沈み込み、
また戻ります。
子どもも、大人も地味に楽しい感触!

この土壌で、道中は、
靴底が吸い付かれるような
ぬちょ!とした泥道です。





水の色は、
先のシルトが溶け込んでいるのと
カルシウム分が多く、
水面は青緑のような色に
なっているのだそう。


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だんだんと
氷の上にシルトが積もった上を
あるくようになり、

餌がないから、
共食いしているクモ(Wolf spider)
を紹介してくれました。





こちらは、
岩石の隙間に
白い岩が入り込んでできた
年代の異なる石だそう。

アラスカの石好きのコミュニティ
の投稿をみていると、
模様がアルファベットに見える
石をコレクションして
言葉遊びをされている方が
ときどきいます。


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水たまりには、
オイルが染み出していて、
自分の鼻をこすって触ってみて~
と言われました。


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そうすると、
オイルが逃げて模様ができるので、
娘たち、興味津々でした。


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お話しをきいて
移動しているうちに
あっという間に
小一時間が経ちました。

地面の氷が増えてきて、
足にスパイクを履き、
いよいよ氷河に向かいます。
子ども用もありました。


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スパイクを
氷にけりつけるように!
と歩き方レクチャーを受けて、
いよいよ氷河へ。


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氷河からの小川。
ちょい跨いだら渡れちゃう幅なのだけど、
ところどころ10m近く深い場所が
あるのだとか。

そう聞くと、
どきどきしちゃう。


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氷河の上は、
氷がむき出しの場所もあれば、
上にシルトがかかっている所も
ありました。


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同じ氷なのに、
色が違うのは、
密度の差なんだとか。


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クラックがあちこちにあって、
隙間には、水が流れていました。


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めっちゃ冷たい
氷河の水を飲みました。
水道から出てくる水の味と
風味が違いました。
(アラスカは水道の水が飲めます)


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クラックをのぞき込む
娘をみていると、
こちらがドキドキ。


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グループには
二女より小さな子や
歩くのが得意でない方もいらして、
ここからはガイドが助けなくても
歩ける有志だけが先に進みます。

ここまで
二女をみていたガイドさんが
わたしたちも参加OK
としてくれました。


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こちらの苔は
氷河の上に転がって生きています。
上下に転がっているので、
だんだんと丸いボールのように
成長していくのですって。


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氷河をより近く見える場所へ
ガイドさんが案内してくれます。


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すると、
ついにエルサのお城!?
と娘たちが気になっていた場所が
見えてきました。


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拡大すると、こんな感じ。
ひとつの氷ブロックの重さは、
家一軒分くらいある
と言っていた気がする!?


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さて、帰路につきます。
脇の氷壁が面白いよ
と紹介してくれました。


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ウイスキーに入っていそうな形の氷が
パズルみたいに
がっちり組み合わさって
できていました。


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駐車場に戻ると、
タイムスリップでもしたみたいに
真夏の暑さに戻りました。

ガイドさんの案内がないと
危ない場所もたくさんあったし、

ガイドさんのおかげで、
へえ!の連発の
価値ある氷河歩きができたことに
感謝です。

それでは、また