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娘のプリスクールはあと一か月くらいで、今年度がおしまいになります。年度がはじまる前、前期、後期と計三回、先生との面接があって、学校での様子を教えてもらいました。前期の面接のころは、やっとクラスにも慣れて、自分らしく振舞えるようになったというのが先生からの主な趣旨だったかと思う。そして、後半の面接では、娘がやりたくないことがある(ネガティブなことをいうと)と叫んで、気持ちの切り替えするまで(言葉が十分に通じないので)時間がかかる、ということを言われた。

この件について、娘の産まれもった個性もあるかもしれないけれど、
私たち夫婦が考えるに、
1.イヤイヤ期が遅くきた。
2.言葉の壁で苦しんでいる。
3.母の未熟さ(これは私の個人的な考え)

1.については、引っ越しや妹の誕生、幼稚園に入ったりなどで、イヤイヤ言ってる場合じゃないことが続き、ようやく落ち着いた今になってきたんじゃないか。最近は、ギャーギャーと嫌がりつつも、日本語でとうとうと説明していると、聞き耳をもてるようになってきた。

2.については、娘も私がノルウェー語に対して思ったように、英語を状況を手助けに理解してきたんだと思う。だから、まだ片言しか言えないし、サークルタイムで先生が一方的に話す内容は、私にとってノルウェー語のラジオを聴くのと同じことなんだと思う。娘は自分でわからないから聞かなくていいと判断するようで、席を立って、一人で遊びはじめるのだそう。日本語では、予測したことを話してくれたり(お迎えで私が「入口で待っているかと思ったら、ロッカーの前にいた」)とか、物事を比較して、どこかどのように違うかなどを自分なりに分析したことを言葉にできるのに、英語ではCome! Here!とかちょっとしたセンテンスしか言えないもどかしさが嫌なようで、娘の自己肯定感が急降下している(劣等感をもってしまっているようだ)。英語の絵本は、次に行く予定の学校にはいらないと借りられないので(公立図書館にはほぼないに等しい)、買うまでして英語のインプットをしてあげなかったのは親の反省点。

3.については、特に母親である私が、もっと英語堪能で、うまく助けてあげられたらいいんだけど、できていない。私にとっても英語の壁が乗り越えられていない。日々、いっぱいいっぱいで心の余裕がない。


「いいわね~。小さいころに、英語の環境に入れればすぐに英語しゃべっちゃうわよ~」というのは、どうも違うようですわ。劣等感でいろんなことに挑戦しなくなるのが一番かわいそうだから、にこにこ笑顔で元気いっぱい、好奇心旺盛な娘のままでいられるように精進したいです。