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オーロラを探しに

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こんにちは。

ロードトリップ六日目は
移動日でした。


初日から、
木曜日にオーロラ観れる気がするんだよね。
と言っていた夫。


オーロラ予報は、
この日は4、
その翌日はExcellentだったのだけど、
あえて今日、観に行ってみよう!
ということになりました。


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寝る前に、子どもたちには
翌日の服を着てもらい、

あとは、
帽子と上着、長靴を着せたら、
寝たままの子どもたちを
車に運べるようにして就寝。


魚釣りにいった
Chena Lake
に行ってみることにしました。






朝3時前に
夫が起こしてくれました。
寝ている子どもたちを
車に運んで出発。


空は晴れて、
月と星がきれいです。



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三時台に湖に到着して、
道路を一通り走って
見通しのよい場所をみつけて停車。


しばら~く
空をみつつ、うとうとしていました。

5時ころ、
ん???なんだ???
白い縦線がみえます。

(写真では緑にうつるけど、
白っぽくみえた)


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またたく間に、
ぼや~と白いものが増えていきます。

これ、オーロラじゃない!?
と外に出てみます。

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カーテンが揺らぎはじめて、
これ、ぜったいオーロラだ!
と確信できました。


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わあ、
だんだんと目でも緑色に見えてきました。
ゆらゆら~
ふわりふわ~り~
美しく揺れています。


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それから、
ゆっくりと消えていきました。
わ~、さぶ!!
オーロラキレイだったね~!!


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びっくりして、
携帯でしか写真撮れませんでしたけど、
予報が低くても、
見れるチャンスはあるんだな~


ホテルでひと眠りして、
帰路につきます。


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晴れて、ドライブ日和。


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トナカイは見れず~。
娘たちは7時間以上のドライブの間、
常にしゃべって二人で遊んでいました。

行きも帰りも
携帯やiPadのお世話にならずに
愉しく、たま~にけんかしつつ
移動できたことに
娘らの成長を感じました。


二女の名言:
「口がつかれた」(笑)


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旅行にいくと、
帰宅して子どもたちが
すぐにやり始めることに注目します。

長女は、
旅の絵日記で、
オーロラを観たときの絵。
娘には、いろんな色に見えたようです。


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そのあとに、
お土産に買ってきた
アラスカ先住民の塗り絵。


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二女は、
ナンバーシールブックをやったあとに、
アラスカ先住民の塗り絵
をしていました。


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春休みを家で過ごしたら、
ウクライナのことを
考え続けてしまったかもしれないなか

休暇をとって、
外に連れ出してくれた夫に感謝です。
旅日記、終わります。



Ice fishing~氷上での魚釣り

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こんにちは。

今日は、
ロードトリップ五日目の記録です。
こちらは四日目↓。




この日は、
Chena Lakeにでかけて、
凍った湖の上で釣り
Ice Fishing)をしました。





今回は、
道具がないので
借りられる施設に行きました。


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こんな立派な
木の小屋が立っています。


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小屋の中には、
薪ストーブがあって、
床板を外すと、
氷の穴が開いています。
(贅沢空間)


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わかさぎ釣りの釣り竿と似た形だけど、
もう少しティップ(先)が
丈夫(太い)な竿を借りて、

重りと、釣り針にエビをつけて、
湖底まで下ろしました。

ときどき二度ほど引き上げて
魚の食いつきを待ちます。


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穴から
ライト付きのカメラを垂らして、
底に沈んだエビが見えるように
してくれました。

一緒に釣りをしていた方の穴に
カメラが入っているとき、


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魚影がみえて、
糸をひくと、
魚がかかりました!

ニジマス(Rainbow Trout)
だそうです。


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あとで、
わたしが釣ってる穴にも
カメラを入れてくれて、
灯りのおかげで、
底にある餌が見えました。

餌を底につけておいて、
魚が来たときにひょいっと
引くのだけど、

食べるどころか、
魚がびびってよけてしまう(笑)

見ながら釣り体験をしたことで、
魚との知恵比べなのだなと
実感できました。

この調子だと
わたしは一生釣れなさそう(苦笑)


そうこうしている間に、
夫や小屋の番人の方が
サーモン(Chinook Salmon)を
釣りあげました(下の二匹)。


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あっという間に
三時間が経って、
三枚卸しにしてくれます。


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それを薪ストーブで焼いて、
ソテーにしてふるまってくれました。


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奥の白いのが鮭、
手前のオレンジっぽいのがニジマス。

まだ海に出ていない鮭は、
川魚の味がしたし、
鮭とニジマスとはまた味が異なりました。
(当たり前か・・・)
ちょっと淡水魚の臭みがあった。

娘は、おいしい~!!

命を頂いて有難い
と言っていました。


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今日は
体を動かしていなかったので、
Ice Art Parkに出かけました。





手作り感のある施設です。


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ここは、競技会ではなさそう?なので、
子どもが喜びそうな乗ってもよい氷像が
たくさん飾ってありました。


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長い滑り台があって、
橇で滑ります~!


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橇は、正座して滑ると
スピードアップして楽しい!
たくさん登って、たくさん滑って
体ぽかぽかになりました。


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小さな滑り台もたくさん。

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おまけ:

Birchを使った
木のボウルを買ってきました。

アメリカ国内で、
木のボウルを作っているのは
三か所しかないそうです。





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Birchの樹液をにつめた
シロップも買ってみました。
煮詰めると1/100になってしまうとか・・・
贅沢品です。






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あとは、
食レポをほぼしなかったので、
一つだけ。

HooDoo のクラフトビール
おみやげに買ってきました。

アラスカの地ビールを夫が飲むので
いろいろ味見したけど、
これが今のところ一番の好みでした。





その店の前に来ている
フードトラック
なんとかブルグ出身の
さわやかなドイツ人おじさんの
ドイツ料理を食べました。
ビールに合う♪と思う。


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ロードトリップの記録は
次回が最後です。

それでは、また

アラスカ大学博物館~氷の彫刻展示会

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こんにちは。

犬ぞりレースは、
Sussという人が
ハーフアワードを受賞したそうです。

ディフェンディングチャンピオンが
20マイル後から
追いかけているとか↓

犬たちは
どんな訓練を積んできているの?
休憩はどうやっているの?
夜はキャンプなの?
・・・疑問がいっぱい。





スタートの当日の記事はこちら↓





さて、
ロードトリップ四日目は、
娘たちのお楽しみデーです。

三日目の記事はこちら↓





まずは、
娘たちが大好きな博物館へ。
アラスカ大学博物館に行きました。

長女は
シドニーのオペラハウスみたいと言ってたけど、
アラスカの地形に因んで
デザインされたようです。


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地質、恐竜時代~マンモス時代、現代、
原住民族の文化、
日本が攻撃した史実
などが展示されていました。



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ヒグマとビーバーの毛皮を
触り比べたり、
触れる展示があって、
娘たちは興味津々。


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二女は、
足跡のフロッタージュ(こすりだし)を
楽しんでいました。


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長女は、
おしゃれ好きなので、
あざらしの皮とビーズで作られた
ブーツが気に入ったようです。


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特別展示は、
ホッキョククジラ
(Bowhead whale)でした。






博物館の入り口近くに
天井から骨格標本が吊るされていて、
そのメイキング動画が
YouTubeにあがっていました↓。






顕微鏡のコーナーでは、
あばら骨??の切片や

(長女は、このなかで
赤芽球とかができているのかなと
いっていました。
はたらく細胞マニアになりつつある)


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いわゆる
プランクトンの標本が
いくつも置いてありました↓。

(プランクトンにも
たくさんの種類があって、
大きさも、形もまちまちでした)


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ホッキョククジラは、
髭クジラの仲間らしく、
3mもの長さのフリンジが並んでいて、
ケラチンでできたひげ(baleen)
生えていました。

娘の髪の毛と
色も太さも同じくらいで、
人の爪や髪の毛も
ケラチンというたんぱく質で
できてましたね。


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この一枚のフリンジで
約8000ものプランクトンを
こしとることができるそうです。


映像もいくつかみられて、
今回はオーロラ(Dymanic Aurora)
鑑賞しました。

ダイジェストはこちら↓。


 


フェアバンクスは、
オーロラが年間100日ほどみられる場所
として有名なのですが、

Northern lightと対称的に
Southern lightも出ていることが多いそう。






動画で流れたオーロラの音が
音楽的で面白かったです。

オーロラは、
太陽フレアを観測して
オーロラ予報が出されています。
0から9までのINDEXで表示されてました。







夕食にモルドバ
(ウクライナの隣の国)料理を食べた後、
World Ice Art Championship
展示会場に行ってみました。

(アラスカエアで飛んできた方には
割引があるようでした)





入口付近は、
さまざまな子ども向け
氷のアクティビティがありました。


恐竜の滑り台
(滑り台だけで、5種類もあって
娘たちは走り回って
あちこち滑っていました。)、


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パターゴルフ↓、
などなど。


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コンペティションは、
毎週行われているようで、
その週の一位から三位まで
リボンがついていました。
森の中に、たくさん並んでいました。


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クマの彫刻、


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鮭の彫刻など
自然のものだけでなく
ギリシャ神話や、深層心理など
抽象的な作品まで幅広く展示されていました。



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おまけ:

North Poleという場所に
クリスマスショップがあり
行ってみました。

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サンタからの手紙が買えて、
ポストに投函できます。


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その店の近所に
Santa Claus Lane(サンタ通り)があり、


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マックやガソリンスタンド、
街頭などがキャンディケーンに
デコレーションされていました。


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長女は、
シーズンオフで日曜日しか
サンタさんが出勤していないことに対して、

実は、
サンタさんは、
みんながくれるクッキーを
食べてばかりで、お腹がでちゃって、

プレゼントは、
エルフ人形に作らせているのでないかと
予想しておりました。

だから、
クリスマス頃に
この店の近くで見張って
シャンシャンとサンタさんが
そりに乗って出かけるのか見張りたいそうです。

まだサンタさんは居る前提なのが
かわいい♡


それでは、また!

Castner Glacier Ice Cave~氷河洞窟へのハイク

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こんにちは。

フェアバンクスへの
ロードトリップ三日目の記録です。
二日目はこちら↓。





この日まで
天気がもつ予報だったので、
氷河洞窟(Castner Glacier Trail)への
ハイキングにでかけました。


 



フェアバンクスから
車で約2時間半のドライブ。

前日の反省をいかして、
スーパーで材料を買って、
サンドイッチを作ってでかけました。

子どもたちは、あれこれ食べたがるけど、
最後は人参に落ち着くという不思議。

これからは、
おやつに人参が定番になりそうです。


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路面状況は、
アイスリンクの上を走っている状態。
ブレーキかけたくない見た目でした。
(夫が運転)


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ここを抜けると、
路面状況はいくらかよくなり、
風で飛ばされた雪が
ドライアイスの煙を出している舞台みたいに、
もやんもやんと道路を覆っていました。

石油パイプラインは、
800以上の川を超えてつながっているそうです。
吊り橋状のものも見かけました↓。


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カリブーに注意の看板を横目に、
高原のような場所を走り抜けると、
美しい山並みが見えてきました。



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そんな絶景にも、
パイプラインが通っています。

というか、
パイプライン沿いに
我らが移動していたようです↓。


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道中、
美尻部御用達の
テニスボールを腰にあて、
肩甲骨にあて、
腿の舌にあててもなお、
いててて・・・としてきたところで到着。


2.6マイルのトレイルを歩き始めます。
足跡がくっきりついていたので、
借りてきたスノーシューの
出番はありませんでした。


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青空も出て、
心配していた風までやみ、
快適に歩けました。



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Castner Creek(川)沿いの
平坦な道だけど、
ところどころ雪に穴があり、
水が流れているのがみえて、どっきり。
2m近く雪が積もっていそうでした。


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そのうち、
洞窟の穴が見えてきました。


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夏場は
足元に水が流れていて
中には入れないのだそうです。
今は凍っていました。


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入口の方は、
透明な氷だけど、


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奥の方は、黒っぽく、
霜がついたようになっていました。


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ところどころ、
砂利のような石ころが
氷河に埋まっていました。


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氷の文様が
また興味深い。


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娘たちは、
洞窟内を探検しおえると、


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滑って遊んでいました。
いやはや贅沢な遊び方ですねえ。

二時間半かけて
いってみただけありました。


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フェアバンクスに戻り、
ビジターセンターに行くと、
アラスカの自然や文化などの展示がされていました。
犬ぞり注意看板もあるのですねえ。


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レストランなど
内装にこだわっていそうな場所にいくと、
写真のように、
木のコブがついた柱を使っている建物を
ちらほら見かけます。


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何か意味があるのかなあ。
ところ変われば、文化も違うから
面白いですね。

それでは、また

デナリ国立公園と石油パイプライン

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こんにちは。

フェアバンクスへの
ロードトリップの続きです。





初日に泊まったTalkeetnaの夜景。
星がとても美しかったのだけど、
見えないか↓・・・。


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朝、Talkeetnaのダウンタウンを歩くも↓、
冬季は閉まっているお店ばかり。

朝ご飯はなかったけど、
人参が買えましたので、
本日のおやつにしました。

アラスカのロードトリップで
どれくらい食料を持参すればよいか
学びました。


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夕方歩いたトレイルに再び行き、
Susitna川の上を歩いたり、
(川も凍るのね・・・驚)


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朝陽に照らされた
デナリ山を愛でました。


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この日は移動日。
途中、犬ぞりの車が走っていました↓。
みなさん、ピックアップトラックなどの
荷台に犬が乗る台を手作りされているよう。
(レースを棄権したチームじゃないといいんだけど)


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あまりによい天気だったので、
予定を変更して、
デナリ国立公園
寄ってみることにしました。


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ビジターセンターにいくと、
冬季は20マイルくらいだけ車で
公園内に入れるそうです。
ダイナミックなつらら↓。


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そんなわけで、
行き止まりまでドライブしてみました。
一番奥のうっすら見えているのが
デナリ山だと思われます↓。


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行き止まりでは、
犬ぞりのアクティビティを
している方がいました。
冬季は犬と歩いてOKなのだそうです。


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その近くに、
Mountain Vista Loop
あったので、ハイキングしてみました。
スノウシューが合った方がよさげでしたが、
とても気持ちのよいトレイルでした。
(とにかく寒い!)

娘はスノウエンジェルを作って
(仰向けで手足をバタバタ)
遊んでいました。



もうひとつ、
ビジターセンター近くにある
Horseshoe Lake Trail
歩いてみました。

アラスカ鉄道が
デナリ国立公園内に停車する駅があり、
その線路脇を通るルートでした。

娘たちは
エルサごっこをはじめて
駆け回っていました。


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寄り道を満喫したあとは、
フェアバンクスへ向かいます。
道中、何頭もムースを見かけました。

たくさん歩いたから
道中、お昼寝するかなの目論見は外れ、
セーラームーンごっこで
何やら盛り上がっておりました。


フェアバンクスで最初に訪れたのは、
こちらの石油パイプラインです。

写真のように↓、
北から南まで、地中や地上を通り
石油が運ばれているのだそうです。


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この辺りは、地上に出ていまして、
近くで見学できるようになっていました。


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思ったよりも太い。


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パプラインの中には
Pigと呼ばれる
石油の流れをよくしたり、
モニターする装置が入っているのだとか。
それがこの模型↓。


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アラスカの資源開発について、
先日、こちらのオンライン学習会の
アーカイブを聴いたばかりでした。





1:17あたりから
講演「アラスカ先住民族の権利と資源の活用法」
  講師 ジェフ・ゲーマン
(北海道大学大学院メディア・
コミュニケーション研究院及び教育学院教授)
のお話が聴けます↓。






アラスカ先住民族のこと、
もっと知りたくなってきました。

移動日のはずが、
興味深い場所に寄り道ができて
たくさん感動できました。
自然の恵みに感謝します。

それでは、また

Iditarod Trail Sled Dog Race~犬ぞりレース

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こんにちは。

春休みは
ハワイに行って太陽を浴びる
のが定番なアラスカ。


そんななか、我が家は、
ロードトリップ
北に向かっています(笑)


今回の目的地は、
フェアバンクスです。
(東京~大阪間とほぼ同じ距離です)


初日は、
その道中にあるWillowに寄って
犬ぞりレース
応援してきました。


 


このレース、すごいんです!

Willowから、
西にあるNomeまで
1000マイル(約1600km)も
走るのですって↓。


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三冠した方の記録では、
この距離を
8日3時間40分13秒間
走ったのですって!!


レースがスタートする湖は、
観客が多くて
ゆっくり見られないそうで、

夫の会社の方の別荘がある
別の湖から
応援させてもらうことに。
(大感謝)


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別荘の前には
凍った湖が見えました。
(まあ、なんて素敵な別荘!)


冬季には
湖の上にこんな看板が立って↓
トレイルとなっているのだそう。


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その上を
スノウモービル
走りまくっていて、
道ができていました↓。


(自転車感覚で、
スノウモービルを所持している
アラスカの人々
・・・エコとは程遠いですね)


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別荘から人々が湖に降りてきて
焚火をしたり、
それぞれ楽しく過ごしていると、

やってきました~!!!


靴下をはいて
とことこ走ってくる
14頭の犬たちとそり!


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レースは2分毎にスタートするそうで、
ゼッケン番号順に来るかと思いきや、

ここに来る頃には、
順番が入れ替わっていることも
しばしばありましたよ。

途中、
コースアウトしちゃう犬そりも。
マッシャー(そり主)が
体勢を整えている間、

犬たちは、
雪を食べたり、
雪で体を冷やしたりするんだけど、
だんだんと橇を引こうとしはじめます。

でも、進まないものだから、
わんわん、キャンキャン!大騒ぎ。

いよいよ再出発したときには、
ほんと早かった。


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犬そりが通らない間には、
焚火で、
マシュマロを焼いて~
ビスケットに挟んで、
スモアを頂き、ご満悦な娘たち。

(家では絶対出てこないおやつ。
よかったねえ!)


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そうそう、
このレースには50組ほどが出場していました。

アメリカ、ノルウェー、カナダのほか、
なんとなんと、
日本人が参加されていたのですよ~。

一緒に応援していた方から
日本語で応援するには何て言うんだ?と
「がんばれ~!」を教えて、
練習して待っていると、、、


最後の最後にやってきました~!!
日本人女性が乗っておられましたよ↓

無事に1000マイル完走できるように
応援しています~!!!



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この日は、
Talkeetnaという場所に宿泊。
ホテルは、雪で埋まっていました。
窓だけみえる↓


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ホテルの前には、
Susitna川がありました。

そこがDenali View Walking Trailとなっていて
夕陽があたるデナリ山が見えました↓

左:Mt. Foraker
中央:Mt.Hunter
右:Mt. Denali

デナリ山のピークにたどり着く前には
いくつもの峰を超えていかねばならぬ
感じが遠目にも伝わってきました。


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中学校のときに読んだ
こちらの本が思い出されます。



新装版 青春を山に賭けて (文春文庫)
植村 直己
文藝春秋
2008-07-10




トレイルからホテルに戻ろうとすると、
二女の股までの雪が。


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美しい夕陽と
三日月がみれました。


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続きます。
それでは、また!

秋休みのドライブ旅行

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秋休みが終え、スーパーでKakiが並ぶようになっていました。長女は、「(狂言・かきやまぶしの)柿ってこんな味だったんだ~。おいしい!」と、スナックとして学校にもっていきました。二女は「すきじゃな~い」とブドウを持参。


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秋休みの前半は、ハイキングでアースジャイアントみたいな岩山に登ってきました。天気予報が好転した後半には、夫が企画した南部ドライブを満喫してきました。まず、行ったのが、鮭の博物館。ここは養殖でなく、天然の鮭がどう暮らしていて、どう保護されているかを展示しているところでした。



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地下にいくと暗いトンネルだったので、ぎょっとしました。よく見ると、パネル展示場になっていまして、鮭の生態、酸性雨による数の減少(酸性雨が魚類に及ぼす影響)、寄生虫、他の魚(トラウト)との見分け方などが紹介されていました。(このセンターは川の脇に立っていて、そこから水路で水を引き込んでいて)トンネルの一番奥にある水槽が展示されていました。水槽は、写真左下のように設計されていて、上流側から川の水を引き込み、下流側へ流していました。その水路が左上の写真で、ダムの魚道みたいな設計になっていました。水槽の中にはトラウトが泳いでいて、底には稚魚もいました。水をひいている川が濁流で、ごうごうと音が響いていました。



2



子ども向けのワークショップを開いてくださり、参加。この日は、ルアー作りをさせてもらいました。川を遡上する鮭は食べないそうで、きらりと惹きつけられて思わずパクリとしてしまうものを作るのがポイントなのだとか。金属片を好きに傷つけたり、曲げてから、好きな色で塗装します。それから針をつけて完成。塗装するスプレーは金色、緑、赤、青がありました。二女が緑を選んだら、鮭が好む色よみたいなことを言われていて、へぇと。鮭の展示をみていて、「うなぎのうーちゃん だいぼうけん」を思い出しました。そういえば、塗装が乾くまでの間に、ノルウェーの竹馬を体験させてもらいました。日本の竹馬とは棒の抱え方が違うのね。あと、ランチに頂いた、はんぺんのようなフィッシュバーガーがおいしかったです。



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鮭の博物館の近所を散策すると、黄葉した葉がありまして、娘らがたくさん拾っていました。ちょうど「葉っぱのフレディ」と同じ形の葉で、読み聞かせ本として持参したものとどんびしゃりでした(紅葉するしくみ)。そして、先週から「きのこ ふわり胞子の舞」を読んでいて、見えないのはわかっているのだけど、きのこをみかければ胞子が出ていないかチェックしたくなったのでした。宿は民家を借りていたので、毎日自炊。娘たちが得意のピザを作ってくれました。


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次は、Dalenというところへ。アナ雪に出てきそうな佇まいのDalen Hotelを”外から”見学。娘たちはテンションアップ!泊まりたいを連呼していました(はい、バジェットオーバーでした)。そのあと、紅葉のグラデーションを愉しみながら、スターヴ教会へ。屋根が4つ見えて、1階から4階まで壁と屋根の模様が異なっているのが印象的でした。教会なので、お墓があるわけで、木の門をくぐるときに、わたしは心臓がずきんとして胸騒ぎがしましたわ。長女はアナ雪には興味あるけど、教会とか生死にかかわるような場所は嫌がります。


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この日借りた小さな家でも、娘たちが料理を手伝ってくれました。二女には「お願いだから、手伝わせて」と懇願されます。。。一人で料理したほうが楽なんだけどという心の叫びは置いといて、ありがたくお願いしました。包丁は、いつもと違う使い勝手でしたが、二人とも難なく使いこなしていました。普段は食後のデザートはあまり食べないのですが、せっかくの旅先なので、スーパーで手作りしているらしいプリンを食べたり、普通のアイスクリームをキッチンにあった器に入れてパフェ風に盛り付けていただきました。小さな幸せ万歳!夜には、鮭の博物館でもらった塗り絵を。虹色に塗った長女の真似をしたい二女の頑張り(写真右下)を。同じようにできないことに憤りを感じていることを、言語化できていることがすごいなと心のなかで思いました。


6



さて、この日はメインイベントが目白押しです。まずはHardangervidda National parkのネイチャーセンターに寄りました。地下には、トナカイに関する展示がありました。トナカイの渡来、生態、GPS発信機による生息地利用(最近は動画も録画できるから、その地点で何をしているかが分かっていいですね)、二万年前の動物壁画などが展示されていました。職員の方が自分でお寿司を作るくらい日本が好きだそうで、近くの湖(ダム?)で採れた魚卵を乗せたおつまみをふるまってくださいました。ぱぱっとこんなおしゃれなものを出せるって素敵ですね~!おいしかった。娘たちは、トロムソ旅行のことをよく覚えていて、トナカイについて興味を持って、展示を見学しているようすでした。子ども向けの映像を2つ見せてもらい、レミングがこの地域の生態系を支えていること、ホッキョクギツネの生態を、現代風にアレンジ(キツネがiPadで婚姻相手を検索してみつけに行く設定)して紹介してくれているのが面白かったです。いかにホッキョクギツネの数が少ないか実感できました。そして、国立公園の概要ビデオを観ると、国立公園になることで人が多く訪れて自然が破壊されていることなどいくつかの問題点は、どの国でも共通している課題なのかもなと感じました。



7



さて、メイン目的地であるGaustatoppenにやってきました。こちらは、NATOが軍事目的で作って使っていた施設を10年ほどまえから観光利用するようになったそうです。頂上は標高1800mほどの場所で、周りに高い山がないことから、パノラマ景観が楽しめます。我が家にとって、ちょうどここが今年30か所めのトレイルになりました。といっても、今回はケーブルカーを乗り継いで、頂上付近まであがりました。普段マスクをしようものなら、感染しているのかと詰め寄られるこの国(たぶんオスロを除く)で、受付で使い捨てマスクが配られて、ケーブルカーに乗る前には手の消毒液を係の人がかけに回ってきます。乗るときも、他のグループのお客さんと1mの距離をおいて座るという徹底した配慮がなされていました。といっても、ありがたいことに密とは程遠い人数(同じ車両に我々を含めて8人)でした。ケーブルカーを降りてトンネル内から出ると、そこは雪景色でした。塔まで歩いてみたのですが、その途中で「おかしなゆき ふしぎなこおり」に出てくる風による雪の造形美を堪能しました。塔の近くにあった山小屋でワッフルを頂いて帰ってきました。素敵な景色と、好天に恵まれたことに感謝です。



8



こちらは時間切れで入館できなかったのですが、帰りに立ち寄った産業博物館(と訳してよいのか)です。ヨーロッパの産業遺産の道にも入っている博物館だそうで、外観がとても趣あるものでした。ドイツとの歴史が深い施設なようで、興味ある方は調べてみてください。ここへは、つり橋を渡って、歩いていくようで、我々もつり橋付近を散策してきました。バンジージャンプをこの橋からしているようで、谷底はかなり下にありました。



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最終日、標高1000mほどの場所をドライブしながら帰宅しました。この国では、50%近くを再生可能なエネルギーで賄っているようです(電力のみをみると、ほぼ水力発電でまかなっているようです。参考までにダムに関する文献)。水力発電に使っているダムのひとつを見学してきました(写真は500mもある堤体のダム)。こんな山奥(辺鄙なところ)に?という場所にキャビンやヒュッテがあるように、ダムもそこかしこにあって、一見美しい国土のこの国も、人の手がかなり入っているのだなと勉強になりました。帰宅後は、鮭の博物館の話ともかかわって、「かわ」のような旅に関連する絵本を娘たちと読み直したりしています。最後に、蝋燭をデコレーションして、食卓に灯す光もゲットしてきて、この冬も楽しく乗り切れそうです。実り多い1000kmものドライブ旅行となりました。

とこんな感じで、今年は一年間かけて、Frozen2に関連した体験をたくさんさせてもらいました。楽しいことや、問題だと感じるところなど、考えるきっかけを家族で体感できたことがとてもよかったです。夫にありがとう。

北極圏~トロムソへ

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映画「Frozen」が好きな姉妹に、それに関する体験をさせてあげるためにトロムソに行ってきました。北極の玄関口と言われる北緯約70度の都市です。わたしたちが行ったとき、極夜はすでに終わっていました。とはいえ、午前10時台で朝焼けのような景色に、緯度の高さを感じました。そして、昼過ぎには夕暮れがはじまっていました。


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まずは水族館へ。ノルウェーでは、ネイチャーセンターや水族館などで、パノラマ映像を見せてくれるところが多い気がします。よく観るのは、ヘリコプターでその地域の自然を記録したものです。家で映像をみるときに、いつも会話しているので、娘たちは花や生物、景色に感動したり、感じたことを、すぐ口に出してしまいまして、、、他のお客さんにチラチラお叱りの目線をもらいました(汗)。その後、雪の結晶のパズルをやりました(写真)。夏場の氷の面積がこの50年間で約半分になっているのだそうです。水族館自体はとても小さくて、地味だけど、その地域に住む生き物だけを展示するって案外大事かなと思います。子どもたちがとても楽しんでいました。


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それから大学付属の北極圏博物館へ。19世紀の北極圏探検(探検家探検家2など)と、アザラシ・ホッキョクグマ・ホッキョクキツネなど、北極圏の哺乳類を捕獲していた様子が、展示されていました。現在のように、毛皮の代替品がある時代の色眼鏡をかけてしまうと、そこに住んでいない者が野生動物を衣服にするなどの金儲け目的で殺すことを咎める気持ちも沸き起こってしまうものの、当時は、、、。アザラシの子をハンマーで打つフィギュア展示があったりしたからか、娘は「こんなに動物を殺して悪い人たちだ」という気持ちと、毛皮に加工したものをみれば「あ、可愛い、使ってみたい」という気持ちとが、相まっていたようでした。



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「オーロラをさがして」という絵本が売っていました。日本語版は、登場人物の一人と食べ物が、日本人とおせんべいに変わっているようです。中表紙に、見開きで近隣の地図が載っていて、船での移動ルートが書き込まれています。中身に沿って、地図を確認して、サーミの文化にも触れることができます。以下は、この絵本に出てくる内容を、偶然にもいくつか追体験できたので、そこがよかったです。


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サーミキャンプを見学に行きました。そこでは、トナカイ橇に乗ったり、餌やり体験をしました。トナカイの雄が2人乗り橇をひいてくれます。大人がゆっくり歩くのと同じスピードです。Frozenのスヴェンはどんだけ早くて力持ちのトナカイなんだろ。橇に敷いてあったトナカイの毛皮は、毛が密で、とても暖かかったです。他の北極圏の哺乳類と同じように、毛の中が空洞になっていて、その中の空気で保温効果が高いそうでした。



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角は毎年抜け落ちて、袋角が生えてくるとのこと。年老いてくると、上から生える角と下から生える角の先同士が接するようになるそうです。だから、写真のトナカイはまだ若いのかもしれません。冬のミネラル補給に、トナカイたちが角も食べて過ごすのだそうです。そして、バケツに入った餌(他の場所では、ハナゴケという地衣類のところもあったけど、ここはペレットだった)を差し出すと、おちょぼ口にしずしずと食べます。このあと、トナカイのシチューを頂きました。トナカイの肉は脂肪が2-3%くらいしか含まれていないそう。6時間ほど煮込んだものだそうで、ほろりと柔らかくて、思ったよりも癖なくおいしかったです。新しいものを嫌がる娘らも、いい匂い~とよく食べました。繁殖期(秋)に、オスのトナカイたちは飲まず食わずで、生殖するためにオス同士で闘い続けているそうですが、そんなに脂肪分が少なくて、命がけで子孫を作っているのですね。わたしたちが餌をあげたメスのトナカイの多くが妊婦さんだそうでした。



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コタと呼ばれるテントに入り、火を囲みながら、サーミ人の女性(トロムソよりも北の山も森もない平原出身だそう)が、サーミの文化について説明してくれました。おおよそ、こちらの記事で書いてるようなことと同じことを説明して、実際に物を見せて触らせてくれました。写真は、コルトと呼ばれる民族衣装の男性用。背中に四角形の模様があって、これを見ると、どのファミリーの人かわかるそうです。このほか、ベルトの色で婚姻の有無を知らせたり、女性のスカートの裾の色などが出身地によって異なっていたりするのだそうです。ナイフ、毛皮のコーヒー豆入れ、ククサと言われるしらかばで作った木のカップなど必要なものは皆、腰にぶらさげて生活しているのだそう。といっても、いまやほとんどのサーミ人は、他の北欧の人と同じように普通の家を持ち、普通の服を着て生活しているとのことです。


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一番良かったのが、サーミの歌ヨイクを聞かせてもらえたことです。次女が、Frozenで流れるVuelieが大好きで、この曲にもヨイクの要素を入れているそうで。歌ってもらった二曲をネットで探せないのが残念。ですが、二人ともすぐにメロディをまるっと覚えて、何度も歌っていました。







最後に、アイスドームという氷でできたホテルの見学に行きました。エルサの氷のお城にあこがれている姉妹も、満喫してくれたようです。ホテルのメイキング映像のなかで、川から氷を切り出すのをみて、「クリストフ(の仕事)と同じだ!」と喜んだり、サーミの文化に関連する氷の彫刻を見てまわりました。この彫刻は、サンドアートの彫刻家を世界中から招致して作ってもらうのだそうで、テーマは北欧やサーミの文化だけど、作品自体は毎年変わるそうです。エルサは薄着で「寒くないわ」と言っていたけど、娘らは寒かったそうです(笑)。ドームの天井は厚さ1m、下の壁は厚さ3mでできていて、天井の空気穴を使って、人の体温や蒸気を出していて、室内は常にマイナス5℃になるようにしているそうです。


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旧正月の休みで、マスクをしたアジア人観光客もけっこういて、新型コロナウイルスがよぎってちょっとドキッとしました。そんなわたしたちも(アジア人なので)、ヨーロッパの(あくまで)一部の人たちに、ばい菌みたいな目で見られたり、必要以上に避けられたりしました。Frozenにこじつけた!?体験を娘たちが五感をフルに使って楽しんでくれたことが、大人も嬉しかったです。あ、そういえばオーロラとは縁がなかったなあ。。。また、いつか!

オスロ

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用事があって、オスロへ行ってきました。ついでに、ムンク美術館にも寄ってきました。娘たちにムンクケーキをふるまうと、何の躊躇もなく、あっさりとムンクチョコを口に入れて、またたく間にただのケーキになりました(笑)。

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このあと、ムンクもびっくりな事件が起き、日帰りのはずが泊まりになりました(我が家、この空港でのトラブルは大小あわせて三度目、どうも鬼門のようですな)。せっかくなので、翌日はノルウェー民族博物館へ。各地の伝統的な家が野外に再現してあって、一番有名なのはスターブ教会なのかな。雪のためか、どれも高床になっていて、小人みたいな間口やベッドが並んでいました。後に北欧人のご主人がいる方に聞いたら、当時は栄養不足で北欧人も背が低かったようですね。あと、サーミ族などの原住民だったら、系統も違うのかも。素敵な博物館でした♡


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こちらが教会。木彫りで、中の絵もペンキで手書きした素朴な教会でした。娘らも、展示の家や野鳥やら、室内の博物館展示も、彼女らなりの愉しみ方で満喫していました。


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この日に起きたひょんなことから、なんと車を断捨離せざるを得なくなりました。年始にして、断捨離やら環境への配慮やらといった、今年の抱負がいくつか達成しましたよ(苦笑)。今は、夫とカーシェアしていますが、夫は運動不足解消になるそうだし、長女は念願のスクールバスに乗れると喜び、二女は市バスにも乗れてジブンデ!乗り降りしたり、ヒトリデ座席に座ることでお姉さん気分を満喫しているようです^^。まぁ、今後、不便なことも出てくるでしょうが、思ったよりもへこまずに、前向きにとらえている自分に驚きました(笑)。これまでの贅沢すぎた環境に感謝します。

ロンドン小旅行

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娘の誕生日プレゼントと、年末年始の買い出しを兼ねて、ロンドンに出かけました。前回は自然を満喫したので、今回は歴史と文化体験です。


娘が一番喜んだのは、くるみ割り人形の公演でした。おじいさんとおばあさんから頂いたドレスに、親からのクリスマスプレゼントとして渡したイヤリングとマニキュアをつけて、すっかりお姉さんです^^。予約したときの空席の都合で、今回は上の方だけど最前列で見られる席を確保しました。ここだと、オーケストラの演奏のようす、コーラスのようすを見ながら、割とよくダンサーたちも見えたので、まずまずだったのではないでしょうか。長女は、これまで数か月の間、絵本や映像で予習してきて、かなり詳細を把握しているので、この人のこの踊りがちょっと違うとか、ネズミ王の倒し方が違うなどと、いろいろコメントしながら楽しんでいました。「見れてよかった~!次の誕生日は眠れる森の美女のバレエが観たいな~」とぼそり。。。(え、どのバレエ団でいつやってるのかノーアイディアなんですけど、母・心の声)。。。それくらい満喫してくれて、わたしも嬉しかったです。


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娘らが気に入った場所その2は、自然史博物館でした。Blue Whaleの骨格標本がど~んとありました。女性の化石採集者のMary Anningの展示や、東日本大震災のようすを含めて地震のことを展示しているコーナーもありました。娘が興味をもっていたのは、樹齢500年以上のメタセコイアの年輪標本や、鉱物でした。とくに長女の鉱物熱が上昇中で、鉱物のアクセサリーをすごく欲しがります。哺乳類の標本(剥製)の迫力に限定するなら、パリの自然史博物館が見ごたえがあるかと思います。



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三番目は、ハイドパークのウインターワンダーランド。デンマークのチボリ公園では、ジェットコースター(回転はなし)にも乗った長女。今回も、いろんな乗り物に興味津々でした。あとは、絵本「サーカス」が好きな娘たちのために、ここでサーカスを観ました。



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小さなサーカスで、動物は出てこないのだけど、最前列で見れたのが良かったです。特に、生身の人間が、ものすごく集中して技に挑んでいる様子が表情や息づかいから伝わってきて、はらはらしました。こちらの綱渡りでは、人を頭に乗せていざ前に進もうとしたものの、何かが違ったのか仕切り直し、団長が手で小さく「大丈夫だから落ち着いて」といわんばかりの合図を出して、それをみた演者が気合いを入れ直し、無事に成功。あとは、演者だけでなく、裏方のスタッフが動き回る様子なども見えて、その臨場感がとてもよかったと思います。


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四番目は、大英博物館かな。娘たちは今回の展示のなかでは、エジプトのミイラに感心を寄せていて、ロゼッタストーンなどは「へぇ」くらいでスルー。ミイラの作り方を一緒に確認したり、、、世界各国の名品がそろっていて、ルーブル美術館ほどではないけれど、、、その国に残してあげられなかったのかなぁと人間のエゴについていつも考えさせられます(見に行って恩恵受けてるのにね)。



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五番目は、The Tower of Londonかな。王様の居室があるかと思えば、監獄があったり、猛獣を飼っていたり、、、そして、こちらには王室の人々が使ってきた王冠他が展示されていました。そんな歴史をしらないでただ歩くならば、テムズ川を横目にさわやかな気分で散歩できる気持ちのよい場所でした。






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四番目と五番目は、こちらの本にも載っていて、家でもう一度、振り返ってみました。


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他にも、Frozen2のロンドンバスを見かけたり、おいしそうな味噌を買えたり、仲良しのお友達の国の料理を頂いたり(インド料理)、おいしいうどんを食べたりと、濃密に満喫してきました。これで、年始には、お雑煮にありつけそうで嬉しいです!


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今年もブログを読んでくださり、ありがとうございました。よいお年をお迎えください☆彡

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