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カテゴリ:長女【3歳】

生活習慣の見直し

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ここでの駐在生活も折り返し。ひとまずの生活の区切りが見えていると、そこに向けて何をしようかと考えだすものなのだなと実感しています。残りの一年半、大事に過ごしたいです。

さて、長女の嫌いなこと
ワースト1は、お風呂タイム(入れば楽しそうにしてるので、正確には入るまでが嫌みたい)
ワースト2は、歯磨き(これも、やり始めるまでに時間がかかる)

起きている12時間の間、幼稚園に半分ちょっといるので、親子で過ごせる時間はそんなに長くないです。そんな貴重な時間を、駄々こねてる時間に費やすのは、親にとっても、子にとっても勿体ない~。どうせなら楽しく過ごしたいというのは、親のお仕着せかしら!?


これまでのルーチン:
帰宅
遊ぶ
食事
お風呂
はみがき
(遊ぶ)
読み聞かせ
就寝

どうせなら、嫌なことや、やらねばならぬことは、先にやる習慣をつけるのがいいかな~と。食事とお風呂の時間を逆にしました。そうすると、夫が帰宅して、一日一食は家族そろって食べられる。しばらく続けると、前よりは愚図らなくなった。そして、遊ぶとき、本人がやりたいことに、まとまって時間がとれるようになり、前よりもさらに集中するようになった。


さらに、友人のお宅を見習って、最近は帰宅後、お風呂に直行するようにしてみた。帰宅後、遊び始めて、それを切り上げなくてよいとすんなり入ってくれます。お風呂に入ればお腹が空いて夕食もすんなり席につくので、お互いにハッピーです^^。こんなささいなことなのに、どうして今まで変えなかったんだろ~と思います。デメリットがあるとすれば、パジャマで夕食を食べると、かなりの確率で次女がお着換え、、、くらいかな。食後三時間してから寝た方がいいとか聞いたことあるけど、今はそこは妥協かな。


今のルーチン:
お迎え
園庭でお友だちと遊ぶ
帰宅
お風呂
食事
はみがき(前よりは愚図らない)
遊び
読み聞かせ
就寝(19時台)



ちなみに、テレビは、前よりもますます見なくなりました。娘から、「お風呂入って、ご飯食べたら、●●を観ようね」などと提案があったときは、見せるけど。今は文字や数、はさみ切りやらいろんなやりたいことがたくさんあるようで、めったに観たいと言ってこなくなりました(ひとまず10月にテレビをみたがったのは具合が悪かった一度くらいかな)。そんな様子をみていると、娘にとっては、テレビは暇つぶしなのかも(でも、いったん見始めると、テレビに惹きつけられちゃう部分はおおいにある)。娘が今、何に興味があるのか観察して、それに見合った環境を整えることの意味が体感できつつあります。夜な夜な準備するのが、前より楽しく思えるようになりました(娘たちの興味を充分に満たすだけのものは作れてないけれど、、、眠くて^^;)。

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ハロウィン

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ノルウェーのハロウィンはアメリカに比べると、ずいぶんと地味です。どんな点で(我が家のご近所でのハロウィンが)地味かというと(まぁ、アメリカが派手すぎるという考え方もある!?)、、、


・アメリカよりも、砂糖の摂取に気を遣う家庭が多い(アメリカからの逆輸入な行事に反発心がある人もいるよう)もあって、まずトリックオアトリートに参加する家庭が少なめ。幼稚園でも、園としてはハロウィンイベントはしていない(仮装はしたければOKだった)。


・参加する意思表明(玄関の電気が消えてる、飾りつけのない家は不参加)を兼ねた飾りつけは、当日の夕方にして、たいがい翌朝にはきれいに片付いている。話は脱線するが、ノルウェー人の綺麗好きはかなりのもの。週末などでかけて帰宅したら、すぐさま洗車と車内を掃除機かけてる。雨の日でも洗車。イベントの仮設トイレは洗面所までついていて、すごく綺麗。イベントで、ごみ箱が数十メートルにひとつ設置されているので、ごみがほぼ落ちていない。お店など、どこ行ってもピカピカに掃除されている。


・飾りつけは、玄関前にジャックオランタンを灯すだけの家が多い。


・もらうお菓子が甘くて、たいしておいしくないものばかりってのは同じだけど、1軒あたりお菓子は1つだけ渡される。(アメリカのように、片手いっぱいくれたりしない)。


・もらう側も、ひとり1個しか持っていかない。また、玄関先にご自由にどうぞと置いてあっても、チャイムを押して、もらっていいか尋ねてくれる人が少なからずいる。

・コスチュームも、頑張ってるな~という人は見かけなかった。顔にペイントして魔女になってるとか想像の範囲内のものが多い。




去年と違って、ちょっと嫌な気持ちになったのは、道路に生卵を投げつけてあったり(Trickのつもりみたい)、何軒かまとまって立ってるポストを泡スプレーのようなもので汚してあったりしたこと。まぁ、どの国にも、こういうことに無頓着な家庭はあるものですかね。



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我が家は、季節の行事として、ほどほどに参加。今年は、娘がジャックオランタンを作ってくれました(写真)。イラストを描いて、カービングキットで線に沿って穴をつけて、それに沿ってミニのこぎりでぎこぎこ切る作業を8割方やりました。それに火を灯すと、自分で作ったのに、泣いて怖がってた(かわいいね)。

安かろう、悪かろうなお菓子を子どもにやるのはなんだか気が引けて、今年はちょっとまともなものを置きました。娘はもらったお菓子の中で、ひとつだけ食べていいことにすると、マーブルチョコを選んでいました。

と、まぁ、二度目のハロウィンを終えた雑記でした。

Hello to all the children of the world

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先日のThe UN dayのパレードで娘たちが歌っていたおうたをググってみたら、娘がこれこれ!と教えてくれたので、久々にお歌をメモしにきました。


幼稚園にお迎えにいくと、小学生に「こにちわ」と話しかけられることが急に多くなったのは、パレードにちなんでこの歌を習ったせいかもしれない。子どもに限らず、大人にも、こんにちはと言いながら、手を合わせるゼスチャーをつけて挨拶されるのは、こういう画像の影響なのかしら。





The UN dayに因んで、大陸の歌も、全学年でおこなうサークルタイムで、毎日見せてもらったそうです。





音楽の時間なのか、体育で踊るときなのかあいまいだけど、授業で流して、歌って踊るらしく、娘が大好きな曲。




季節柄なのか、ジンジャーブレッドのお話画像も毎日(少しずつ?)見てるそうです。






幼稚園とは関係ないけど、Youtube で英語のおうたを聴くと、流れてきてた曲はこれだったのね。とついでに見つかった曲。


命への興味

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長女に「なんで?」と質問されて、説明すると、「なんで~?」と返され、また少し別の言い方で説明すると、また「なんで~?」と返され、これが4~5ターン続きます。親は、説明できる引き出しがなくなり、知ってるつもりになっていただけだったことも山のようにあり、四苦八苦な日々です。


後でこそっとググって娘にフィードバックすることもあるけど、こういうときはやっぱり書籍で調べるのが一番だと思うのは、わたしだけ?例えば、「ことば絵じてん」などで、どんな風に説明しているかなと、娘と一緒にみたりしています。


大人だからって全部知らなくってもいいし、知らなければ調べればいいと、開き直って、調べ方をアピールしながら辞典や図鑑をめくって見せています(わざと、声にだして、あかさたな~、あ、ここが「な」だ。とか、索引ページを指でたどって、えーと、びょうき、びょうき、びは、、、、あ、ここだ。●ページと指さしたりしてる)。次に、日本に帰国したら、フリガナ付の国語辞典を見比べて買おうと思っています^^;




と、こんな感じで、娘から「救急車」「病気」「死」などに対して、しつこく「なんで?」攻撃されるようになってきました:

救急車のサイレンを聴くと、
「何の音~?」
救急車のサイレンだね。
「なんで~?」
病気や怪我をした人を急いで病院に運んで、先生に治るかみてもらうんだよ。
「なんで~?」
すぐに見てもらえば、死なないで助かることがあるんだよ。
「なんで、病気になったの~?」
(不摂生などの生活習慣もあるかもだけど、何で病気になるか知らないので)うーん、よく食べて、よく運動して、よく寝ないと、体に入ったばい菌と戦う力がなくなって、ばい菌に負けると病気になったりするんだよ(あってるのか!?)。
「なんで、死んじゃうの~?」
(寿命、怪我して、血が流れて酸欠になるとか、、、治らない病気とか、、、どういえばわかってもらえるんだ(泣))・・・延々と続く。




「ことば絵じてん」で調べてみると、
「いきる」は、「いのちが ある こと。」

「しぬ」は、「「いのちが なくなる こと。」

「きゅうきゅうしゃ」は、「きゅうに びょうきに なったり、けがを したり した ひとを、 いそいで びょういんまで はこぶ じどうしゃ。」

「けが」は、「からだに きずを つくる こと。または、その きず。」

「びょうき」は、「からだの ぐあいが わるく なる こと。」




きっと娘は命に興味があるのだと踏んで、いくつか絵本を紹介してみました。娘の精神的なレベルに英語力がまだ追い付いていないので、ひとまずは日本語(訳)の本をチョイス。どれも、有名な絵本ばかりなのですが、備忘録としてそのうちのいくつかを記録しておこうと思います。おすすめの伝え方や、本などあったら、情報くださればうれしいです☆






現実的な絵本として、「いのちの時間」。いのちとその長さについて簡潔に定義をしている絵本。うまれてから、死ぬまでの間をいのちの時間と呼んで、生き物によって、いのちの時間の長さが異なることを伝えてくれます。

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精神的な絵本?と言っていいのかな、「わすれられないおくりもの」亡くなったものが、残されたものたちの心のなかに、いついつまでも生き続けていることを伝えてくれる絵本。娘は、怖かったそうです。

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「いのちのひろがり」。進化に関する絵本。研究者が自分の専門分野の絵本を書くことは、とても大事だと思います。そういう立場におられるみなさま、未来からの留学生である子どもたちに、あなたが知りえたことを紹介してあげてください!


inochi





「だいじょうぶだよ、ゾウさん」年老いたゾウと、その相棒のネズミの双方が、(ゾウの)死ぬ覚悟をするまでの絵本。読み聞かせながら、涙目でした。

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「ずーっと ずっと 大好きだよ」いのちの時間をまっとうするまで、毎日をいかに過ごすかは自分次第だよ、思っていることは言葉にして伝えようよ、という絵本。これが一番、娘に響いたようで、翌日、いつも触りもしない愛犬を、「大好きだよ」と言いながらやさしくなでていたのでした。


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子どものころ、私は(当時は無邪気な気持ちで、命に興味があった時期だったんでしょうね)「おじいちゃんが死んじゃったら、お葬式にいくの?」なんて親に聞いた記憶があります。親がどんびきして、そんなこと言わないのよ~と言ってたのが印象的で、今でもときどき思い出す、苦い思い出です。

usa






感受性が豊かな方だと思われる(トトロで、メイのお母さんが入院していて、家にいないと号泣してる)娘は、「死」が怖いそうで(わたしも当然、死ぬ覚悟なぞできておりませぬ)、お姉さんになりたい(小学生になりたがってる)けど、死に近づくのは嫌だと言っていました。だからこそ、「ずーっと、ずっと だいすきだよ」が響いたのかな?なので、死ぬときに、あー、(生まれ変わるのかどうかは死んでみないとわかりませんが)今回の地球人 人生が楽しかったと思えるように、毎日たくさん笑って生きたいねぇと(私の考えとして)伝えました。娘のなんで~?に少しでも答えられたのだろうか。

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国連のThe united nations dayを祝して、長女の学校でパレードがありました。プリスクール(年少・年中)とキンダーガーテン(年長)の子が校内をパレードするんだけど、小・中・高校生たちも授業を中断して、パレードを盛り上げにきていました(この校風はいつも素敵だと思う)。みんな祖国の国旗にちなんだ色の服や民族衣装を身につけてパレードに参加していました。写真を載せたいけど、人の顔を消すと、何の写真かわからないので割愛。

娘は、アメリカ人の担任の先生と手をつないで、歩いてきました。娘はこのおばあちゃん先生が大好きで、出勤日(たぶん引退を考えていて、副担任の先生に引き継ぎをしているため、週2の勤務)には、テンションが上がる娘。副担任(フィリピン人)もほんと優しくていい先生で、この先生も好きなんだって。

パレード後は、PA(保護者会)が主催のちょっとした授業参観になっていました。5クラスがキャンティーン(学食)に集合して、PAが用意したおやつを食べます。クラスのPA担当の親御さんが、こういうイベント(と、年度末の先生に渡すクラスプレゼントを買う)に使うために、事前に数千円分を集金。いつもはフルーツとパンだけど、今日は特別でお菓子も乗っていました。

その後、教室に移動して、5つのスタジオ(教室)を順にまわって、ちょっとしたゲームと工作をやってまわりました。The UN dayに関する塗り絵や工作、国旗の神経衰弱や、フランス語で歌をうたったり(音楽のスタジオがフランス語のクラスの教室のせいだと思う)。ゲームはお母さんたちが考えてきたようで、説明するのもお母さんたち自身でやっていました。娘は、塗り絵などの工作と歌や踊りには積極的に参加してたけど、神経衰弱はつまらない~と席を立ってきていました。次女はこの間、各部屋を満喫しまくり、イベント後には三時間もお昼寝していたのでした。PAの親御さんたちは、準備が大変だったろうなと思うと、頭が下がります。

来月は、PA主催のインターナショナルフェスティバルがあり、中国人のご家族ブースに便乗させてもらい、寿司を出す予定です。先日の打ち合わせに行ったら、みんな自己主張が強くて、世の中言ったもの勝ちなんだなと。毎月、何かしら、親が参加できるようなイベントをしていて、学校を盛り上げようと思えるしくみ作りができていて面白いなと思います。

秋学期の中休み

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八月後半から始まった幼稚園も、今週で秋学期が終わり(はやっ!)、11日間の秋休みに入りました。活動報告をみていると、各スタジオでさまざまな体験をさせてもらっているようすが伝わってきました。なかでも、私が面白いと思ったことを簡単にメモしますので、興味のある方は下を読んでください☆彡↓


各スタジオが連携して活動している様子が興味深かったです。Nature studio(ネイチャーウォーク)で、バスに乗って、牧場(小さな動物園?)に行ったり、リンゴの木があるところまで行ったそうです。先生が木をゆすって、落ちたリンゴを拾っている映像があった。


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ネイチャーウォークで拾ってきた落ち葉や木の実を、Discovery Studioでステンドグラスにして飾ってありました。

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Pop-Up studioでは、畑でハーブを採ってきて(ここには写真載せず)、リンゴの皮を剥いて、

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切って、


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鍋で煮て、

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パイにしていただいたそうです。皮も焼くんだなぁ。

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他にも、芋ほりをしたり、

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Sensory studioでは、小麦粉をこねて、クッキーなどを焼いておやつに食べたりもしているみたいです。

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Art studioでは、画用紙でデコレーションしたり、絵の具で大きな絵を描いたり(写真)したそう。

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Block studioでは、写真を配って、それを見ながらブロックで再現してみたり、Thinkering studioでは釘打ちをしたり、どんぐりを天秤に乗せたり、、、してた。

Music  studioでは、打楽器を叩いたり、動物に関する絵本を読んで、スクリーンに映し出された動物の動きを真似してたり、カップソング(実際の幼稚園での映像ではない)を練習しているみたいです。

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Imagination studioでは、娘はよくドレスアップしてる写真が写ってた。ハイヒールを履いてるのは長女。この部屋がちょうど娘の教室で、娘は思う存分おしゃれができて楽しそうです。

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お弁当の前に少し仮眠をとる時間があって、毛布を配られて寝るそう。寝ない子は読書。そのせいか、娘は家で寝る前にも、小さめの布や毛布をきれいに広げて、寝床を作ってから寝るようになりました。。。^^

他にも、園庭で遊んだり(どんどんたくましい遊び方になってきてる)、PEでダンスを踊ったり、図書室でゲームや読み聞かせをしてもらったりと、毎日充実した生活を送っているようです。


ノルウェーの学校は休みが多めです。生徒は一年間で180日しか学校に行きません。日本は、200日ちょっとのようですね。まぁ、姉妹喧嘩をしたり大変なこともあるけど、長女が家に居ると楽しいので、それでよし!です。

妊婦の骨盤・内臓模型の紹介

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性教育についての記事に、メールで情報を提供くださったり、感想をくださり、ありがとうございました。性犯罪は、知り合いになって手なずけて犯行に及ぶ場合のほか、先生や近所の人といった知り合いの犯行も意外と多いとのことで。。。。かといって、誰かれなく人は疑ってかかれと言い聞かせるのもちょっと違うよねと思って、どう伝えればいいのかなと考えるこの頃です。

娘はちょくちょく性教育で伝えたことを、言葉にするようになって、もっと詳しく知りたそうなそぶり(あ、もちろん、性教育のこと以外にも、あれこれやってます^^)。そんなときに、ときどき寄る雑貨屋さんで、妊婦の骨盤・内臓模型なるもの(胎児の大きさから、もう臨月かな?)が目に留まりました。何だこの偶然と思いつつ、鉄は熱いうちに打てとの友人のアドバイスがリフレインしてきたので、お手頃価格だしと、買ってみました。まだ箱に入っているうちから、娘たちは目ざとく見つけて、興味津々。

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娘にちょっと待ってねとお願いして、我が家らしくモンテッソーリ教育風に、絵カード(骨の名前、器官の名前を計13組)と、その説明文カードを作ってから、紹介することにしました。ちょうど今、娘は文字に興味をもっていて、絵カード合わせをやっているので、この方法には馴染んでいます。なので、体の器官の名前の絵カードがあってもいいかなと。器官の説明カードは、将来、娘がひらがなを読みこなすようになったときに、文化教育の一環として、一人で活動するときに使えるかなと思って、作りました。なので、漢字名と英名も入れています。今は、親のあんちょこ役です。


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娘と一緒に、模型を組み立ててから、模型と絵カード・説明文に入れた補足写真(例:骨盤の形は性差が大きいこと、精子と卵子が受精する瞬間の写真など)をみながら、ここはね~と(自分の調べて分かった範囲の事実をなるべく客観的に)伝えてみました。娘は、「そうなんだー。知らなかったー!」と言いながら、食いついて聞いてくれました。リアルな模型を気持ち悪い~などと思うのは、大人だけなのかも。その後、娘は模型を持ち上げたり、胎児を外して、子宮の中の様子をみたりして、にまにましながらしばらく触って・眺めて、遊んでいました。次女も、椅子を押して運んできて、飾ってあった模型を眺めて、にんまり見ていました。胎児の顔が、なんとも穏やかでかわいらしいのがよかったのかなぁ!?


長女は、次女の出産にも立ち会って、産まれる瞬間をみているので、説明したことをすんなり納得できたようすでした。今回、胎盤の役割を説明したので、最後に、長女が産まれたときの様子を詳しく話してみました。そして、だいぶ薄くなってきた、帝王切開の傷を見せてから、模型でどのあたりを切開したのか見てみました。「〇姉、産まれるとき、苦しかったんだね」と顔をしかめながら聞いていました。その後、長女は、帰宅した夫に、さっそく自分の産まれたときの経緯を説明していたのでした。






メモ:
絵カードの自作で、日本語フォントは、止め、はね、はらいが印字される教科書体を使っています。説明文の内容は、手持ちの図鑑やインターネットで調べて、子どもが分かりやすく、かつ正確に伝えるにはどうしたらいいかな、この画像なら分かりやすいかな、事実だけど子どもがつまらない、もしくは引いちゃうような衝撃的でない画像になっているかなと配慮してみました。特に、図(絵)は私には自作能力がないので、手に入る画像を拝借するのですが、思うようなものはなかなか見つからないものですね。準備にやたら時間がかかるし、面倒だしとも思うけど、そのおかげでアウトプット(子どもに説明するとき)には、するする説明ができる。そして、子どもの反応をみて、そうかぁ、この図は失敗だったなとフィードバックをもらい、子どもから学ぶことも多いなと感じます。どこかで探してカードを買ったら、もっと質の高い図の、完璧な情報が載った説明のものが手に入るのかもしれませんが、親も子どもと一緒に成長したいので、自分にとって、ここは頑張りどころです(笑

PAによる性教育の講習会

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娘の学校の保護者会(PA)が開く、性教育の講演会(無料)に参加してきました。我が家は、当面は海外に住むことになりそうなので、日本育ちの私たち夫婦がこれで大丈夫だろうと思っても、海外では通じないかもしれないのでと思って。

演者は、SEEITというところ(イギリス)から、来られた方でした。一時間ちょいの講演で、主にティーンエイジャーを対象とした性的搾取などを防ぐためのワークショップを子ども相手にしているそうで、その内容を紹介してくれました。ここでも、家庭で親子で身を守る方法などを話し合うことが大事と強調されていました。

結果。うん、日本育ちの意識ではだめだ~(大汗)。我が家では、今すぐ実践できる内容ではなかったけど、最終的に、こんな被害を防ぐために、日々、性教育をしていくのだという具体的なイメージが持てたところがよかったです(ビデオをみたのでね)。以下は、自分のための備忘録なので、興味のある方だけどうぞ↓


以前、どこかで見たことあったこちらも上映されました(↓)
Consent (同意)を得ることの重要性を教えてくれます。:



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性のこととなると知らない英単語も多くて、ブリティッシュ・イングリッシュの聞き取りは特に苦手なので、全部は把握しきれなかったと思います。理解できたことだけ書いてます。

今回は、下の2パターンが紹介された:

1)チャットやFacebookなどのSNS、オンラインゲームなどで、親の気が付かないうちに出会い、
会話を通じて自分はスペシャルな人間だとだまし(Grooming)、
映画に行こうなどと誘われて(Contanct)、
暴力を振るわれて、性的搾取をされる。
(Noと意思表示できても、無理やりということが多いらしい。。。だからネットリテラシー大事)


2)男女の友達でパーティーを開く、
酒を飲んで、
誘われて断れずに、性的搾取をされる(Party-related rapes)。



ワークショップをするときには、
子どもたちの年齢に応じたビデオを見せて、
その内容についてみんなで議論するのだそう。

例えば、Grade 12の子たちには、上記2)party-related rapesに関するビデオを見せて、
・あの断り方(defence)は適切だった?
・あの誘い方は双方ともにフェアだった?
・彼らは、何かを見失っているよね?
・未然に阻止しようとした(当事者二人でない、第三者の)子の正義感をどう思うか?
などなどについてクラスで議論するそう。


このサイト(https://www.thinkuknow.co.uk/)で、年齢に応じて、伝えている内容が紹介されているそうです。5歳からが対象みたいだけど、低年齢の子には、上記1)のような被害にあわないように、ネットリテラシーについて説明しているビデオなんかもあった。

ここ、ノルウェーでも、毎年1000件ちょいの上記2)のパーティーによる性的搾取事件があるそうです。通報されない被害者もいるでしょうから、もっとあるのでしょうね。。。。

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今回は、ざっと紹介されただけだったので、じゃあ、具体的にどんな風に対策したらよいわけ?と不安は残りますが、今後、アンテナを張れるという意味で、有難かったです。知識はお守りってほんとですね。


追記:
友人がリツイートしてくれたnprの記事(How To Talk To Young People About The Kavanaugh Story)が参考になると思ったので、ここにリンクを貼ります。

お子さんに小さいころから性教育につながる声掛けをされている方のツイート

幼稚園の参観日

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幼稚園の参観日(Open House)がありました。この日は、保護者向けに教育理念などの説明会のあと、子どもと一緒にアトリエと呼ばれる活動の場所をいっしょに回って、遊ぶというものでした。詳しいことに興味があれば、続きをみてください☆↓↓↓


娘の通う学校(プリスクール・幼稚園)では、レッジョ・エミリア・アプローチを取り入れているので、その教育理念と、組織の紹介をしてくれた。説明された内容は、ちょうどこちらの日本語サイトに凝縮されていたように思うので、ここでの説明は省略します。説明会で読み上げられた、教育理念(の和訳)だけ、以下に引用させてもらいました。



レッジョの教育理念
(出典「子どもたちの100の言葉 レッジョ・エミリアの幼児教育」ローリス・マラグッツィ)

子どもには 百とおりある。
子どもには 百のことば 百の手 百の考え 百の考え方 遊び方や話し方
百いつでも百の 聞き方 驚き方、愛し方 歌ったり、理解するのに 百の喜び
発見するのに 百の世界 発明するのに 百の世界 夢見るのに 百の世界がある。
子どもには 百のことばがある (それからもっともっともっと)
けれど九十九は奪われる。
学校や文化が 頭とからだをバラバラにする。
そして子どもにいう 手を使わずに考えなさい 頭を使わずにやりなさい
話さずに聞きなさい ふざけずに理解しなさい
愛したり驚いたりは 復活祭とクリスマスだけ。
そして子どもにいう 目の前にある世界を発見しなさい
そして百のうち 九十九を奪ってしまう。
そして子どもにいう 遊びと仕事 現実と空想 科学と想像 空と大地 道理と夢は
一緒にはならない ものだと。
つまり 百なんかないという。
子どもはいう
でも、百はある。』



環境作りを大切にしている点、子どもをよく観察する点、教師と子どもが対等である点などが説明会でなされて、モンテッソーリ教育と通ずる部分が多いなと思いました。どちらもイタリア発祥で、どうしてあえて、別の教育方法となっていったのかは戦後復興(自分たちの手で、自分たちの幼児学校をという出発点があったからかな)が影響しているのかしら。。。



子どもたちは、午前中と午後にひとつずつスタジオと呼ばれる活動部屋を自分で選んで、そこでそれぞれが活動したり、数人でプロジェクト活動をしたりするよう。このとき、4つの英語クラスと、1つのフランス語のクラスの生徒たちが、入り混じって活動しているそうです。普段は、5つのスタジオからひとつ選んで活動するそうだけど、参観日ということで7つのスタジオが公開されていて、全部を見て回りました。


7つのスタジオ(私の印象):
・Art Studio(絵の具で絵を描いたり、枝や松ぼっくりなどの自然素材のものを使って創作する部屋)
・Sensory Studio(感覚器官で楽しむ部屋。水や砂などで遊べる)
・Imagination Studio(生活用品の部屋。ビー玉、コルク、木、布、キッチンやドールハウスなど)
・Tinkering Studio(大工仕事の部屋。のこぎりや釘、ねじ、天秤など。以下の写真)
・Block Studio(白木のブロックがある部屋)
・Music and Rhythm Studio(楽器の部屋。打楽器、貝、ビーズ、ビー玉、ボタン・・・)
・Discovery Studio(自然科学系の部屋。光、顕微鏡、鏡、色水遊び、影絵などできるみたいだった)


他にもう2つあるそう:
・Pop-Up Surprise Studio(ときどき料理をして自分たちのおやつを作ったりもしているみたい)
・Outdoor Studio(毎週、校外にフィールドトリップにでかけるので、そのことみたい)


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各スタジオは、5つのクラスの教室としても使っているので、教室となるスタジオには必ず、下の写真のようなリラックスして本を読めるコーナーが設けられていました。


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だいたいの一日のスケジュールは、
・サークルタイム(パンと果物が出る)
・スタジオで活動
・園庭遊び(フィールドトリップになる日もある)
・お昼寝(20-30分)毛布が配られる
・学校のカフェテリアでランチ(プリスクール用の小さなテーブルと椅子が設置してある)
・スタジオ(果物が出る)
・音楽、図書室で読み聞かせと本選び、または体育
・5クラス全員が集まり、サークルタイム
・解散


印象的だったのは、
・同じスタジオの子たちでその日の振り返りをすること。
・毎週、金曜日に、全生徒が集まったサークルタイムで、スライドやビデオをみて、この一週間の活動の振り返りをすること。



参観日では、振り返りのスライドの代わりに、全クラスの子を紹介する写真を見せてくれたあと、これまでの活動写真とビデオを上映してくれました。クラスの垣根を越えて活動しているので、別のクラスの先生も、子どもたちもお互いの顔と名前を知っていて、風通しのよさそうな雰囲気でした。インド人を抜かすと、アジア人が少なかった(娘とお友だちの二人だけ?)。こういう自由すぎる校風が嫌な家庭は、カリキュラムがしっかりあるというもう一つの学校に通わせているのかも。


ひとつ的外れだったのが、学校にある程度は任せたかった英語は、(アルファベットを含め)キンダーガーテンから教えるそう。「今」、ちょうど文字を覚えたくなってきている娘に、自分たちで教えないとという点が不安です。


ともあれ、これから、数日かけてだとか、数か月かけてやるプロジェクト活動もはじまるようで、活動記録を読むのが楽しみです。

平和を願う日☆彡

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今日は、国連のInternational Day of Peaceだったこともあり、娘の幼稚園からのドレスコードは「白」でした。ちょうど参観日(Open House)で、親が先生から説明を受けている間に、雨風の強いなか、娘たちは中学生と一緒に遊んでいたそうです。そのとき、中学生の思いつきで、平和を祈って、石にペイントして、ピースマークに並べたのだそう。親に説明してる先生が、ドレスコードが白なのに、ごめんなさいね~と笑いを誘っていたそう。

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ドローンか何かで後から撮影したみたい。園庭(砂場の方)いっぱいに石が敷き詰められています。子どもの思いつきを、よしやろう!って受け入れてくれて、わざわざ空中から撮影して、さらにその日のうちに公開してくれるというスピード感に学校の校風が表れているように思いました。娘は、「きょうはお兄さん、お姉さんがいっしょにあそんでくれたんだよ~!やさしかったよ~!」と、とっても嬉しそうに話してくれました。

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モンテッソーリ教育の神髄は、平和教育。世界の平和のためにすべきは、まず子どもの平和教育。ひとりひとりが平和な心(精神的に)で満たされていれば、いつの日か世界も平和になるはず。そう考えると、子育ての任務は重大ですね(←ほぼ、自分への戒め)。難民については、「ともだちのしるしだよ」などを以前、娘と読んだりしました。

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