カテゴリ

カテゴリ:ノルウェー駐在生活

夏休み8週目の記録

カテゴリ:
夏休み中に海外に渡航したり、フェリーでクルーズした人など最近は新規感染者が全国的に増えてきました。それで、政府は緩和するはずだった規制を据え置いたり、マスクの着用を検討しはじめたのだそうです。マスク着用の件は、朗報です。学校は黄色信号措置のまま再開予定で、クラスの発表があり、姉妹そろって友人と同じクラスになれず。



以下は、夏休み最後の週の記録です。コロナで休校もちょうど同じくらいの期間だったので、なんだか夏休みが二回あった気分。自分なりの精一杯を尽くせたんじゃないかなと思います。それもこれも、週末に、夫が全面サポートしてくれて、心身リフレッシュできたおかげだと思います。


麦畑が黄金色に輝き始めました。もう立秋ですものね。ラズベリーもつぎつぎと熟して、散歩のおやつにしています。缶ぽっくりをしたり、友人とプレイデートしたりと忙しい週でした。友人の物理学者ママさんから、ラップとビー玉を使って重力について教わりました。


activity


長女はPlus Plusでテーブルと椅子、人間(男女各二人)、観葉植物を作って、ティータイムごっこをしていました。シルバニアよりも、自作のが楽しいのかな。二女は、なぞることに夢中になりはじめました。定規に穴が開いている形をなぞっては窓に貼りだしていました↑。


rika


今週は、リカちゃん人形の洋服の型紙を使って、小さくなった服をリメイクしました↑。娘が選んだ型は、ベルト付きオールインワンとかいうつなぎのパンツでした。フェルトよりも、布の方が縫いやすいのか、縫い目がすごく美しくなっていました。最後に、おそろいの布で、ヘアゴムとベルトをつけるのが彼女のこだわりでした。


foods



夫がアイスボックスクッキーを作ってくれました↑。あまりにきれいにできていて売れそうでした。夫の作ってくれるおやつがおいしいので、わたしは作らず、もっぱら食の改善に取り組んでいます。ひとつは、雑穀米のブレンド。前までは、もちきびを入れただけだったけど、押し麦と砕いた昆布や小豆を入れたりしています。


                   
IMG_8238



今週のハイキングの記録です。夫がみつけてきてくれた24個めのトレイルは、プレケストーンの対岸の山でした↑。写真対岸、割と中心にあるなだらかな山にプレケストーンがあります。先週のトレイルは下流からリーセフィヨルドをみたけど、今週は上流からの眺めになります。フェリーからまじかでみた滝、ごうごうと水しぶきがすごかったけど、ここから見ると細くて小さな滝に見えたり、プレケストーンも然り。こうやって近遠さまざまな角度からこのフィヨルドやら、見知った滝を眺めていて、いろんな角度や距離からものごとを見ることの大切さを改めて学びました。



flowers1



ブルーベリーもまだたくさんあって、野生動物の密度が少ないのかなと感じました。コケモモも熟れてきて、シャクシャクとおいしかったです。そして、マリオきのこを今年も発見↑。



hiking2


登ったのは、写真左の山(実際の頂上はもっと奥)です↑。ダムは日本に比べて、傾斜が緩やかな分?堤の高さが低かったです。景観に馴染むように施工されていました。クライミングジムにいきたいと騒ぐ娘たちのために、岩登りが多めのルートを選んでくれた夫に感謝。長女は、登りよりも下りの方が楽しかった!と言っていました。今回も、リュックを背負って最後まで歩きました(拍手)。


hiking1


娘たちがずっと行きたいと言ってた廃線レールの上を走る自転車乗りに、夫が連れていってくれました(言ってないけど、夏休みがんばったご褒美に)↑。写真の笑顔がめっちゃはじけていたので楽しかったんだと思う。良かったです。


25個めのハイキングは、犬の散歩を兼ねて、平たんな海岸ルートへ。牧場のなかをつっきって、羊や牛のうんPを避けつつ進みます。羊は母子でいるので、母親に毎回、威嚇されました。長女は、リュックにノートと筆記用具を入れてきて、海からの景色を描いていました。雲の描写がよく特徴をとらえていて、興味深く思いました。


新学年度の幕開けはどうなるかな。。。いろんな意味でどきどきです。各地、まだまだ落ち着かない生活ですが、身体も心も健康にお過ごしくださいませ♡

夏休み7週目の記録

カテゴリ:
今週は急にこの地方の新規感染者が10人近く増えました。。。EU各地にでかけてウイルスをもらって帰ってきたのかしら。国内の学校は、国の示す基準で黄色信号のモード(6月の学年末と同じ状態のまま)で予定通りスタートするそうです。新学年がはじまるまであと一週間強。学校はQuarantineを強制できないし、これまで通りなら検温も親任せなので、新学年初日から通わせて大丈夫かどうか悩ましいところです。


以下は、夏休み7週目の記録です。ルーチンでは、算数でお買い物ごっこをするようになった都合上、4桁の引き算を始めました。娘の持ち物にきざんだ値段をつけて、わたしが(これまた刻んだ金額の^^;)代金を支払い、おつりを計算してもらうという設定です。最初、両替して崩すところにとまどっていましたけれど、足し算で10進法はだいぶ理解しているので、言葉かけしてみると何をすればよいか理解しつつあるようです。あとは慣れかな。それで、数に興味が出てきている二女が両替やさん役をしてくれています。買い物ひとつするだけなのに、テーブルの上は具体物とカードでやたら壮大なことになっています(笑)。しばらくすると、長女がめんどくさがってくるはずなので、そうしたらちょっと抽象化して計算する方法を伝えようと思っています。


漢字とサイトワーズなどの暗記ものは、それぞれ一日1文字か2単語ずつ取り組んでいます。漢字は最近した活動や話の内容に近いものを、サイトワーズはミニブックを一冊ずつ完成させています。今のところ、どちらも興味があるようで、やったものは覚えているみたいです。



sawing



天気がすぐれない週だったのですが、雨がやんだすきに散歩に出ました。最近は、草本類は種をつけたり、紅葉しはじめたものも出てきて、節季ではもうすぐ立秋なのも納得です。今年は寒かったのかトマトの苗は双葉のまま成長していません。一番最後に何気なくまいたサヤエンドウが、花が咲いたと思ったら、あっという間に実りました。マメ科さすが!と思いました(写真、右上)。そして、真ん中の写真は、先週、サツマイモがヒルガオ属だった関連で、花を2つ失敬してきました。それで、ネットでみかけたプリンセスにしてみました。すると、二人の創作意欲に火が付いたらしく、折り紙でヒルガオを再現してみたり、絵本をつくると描き始めたりと2時間ほど没頭していました。



flowers2



ルーチンが終わった長女がすぐさま始めたことのひとつが、リカちゃんの服作りでした。まずはデザイン画を描いてもらい、ロングスカートがいいそうです。なので、一緒にリカちゃん人形を計測して、丈をはかり、型紙を作りました。切った型紙を、フェルトに待ち針でとめて、色鉛筆で印をつけて切り抜きます。飾りをつけたいというので、自分でパーツを作ってもらいました。飾りは、ビーズで真ん中を一か所縫い付けました。それから、5週目の縫い目がなかなかダイナミックだったので、縫い目に点を打つことに。定規で5mmごと点を打ってから、縫ったもののけっこう飛ばしていました(笑)。点をうつときはあれだけ丁寧に熱中していたのに、このギャップは何なのだろうと面白かったです。もしかしたら、なみ縫いするときに混乱したかもしれないですね。何はともあれ、前回よりだいぶ細かく縫えたことには変わりないです(祝)。完成して、無事に着せることができて、ほんとうにうれしそうでした。また作ると言っているので、次回はどんな成長がみられるか楽しみであります。


sousaku



他には、長女はプラバンでアクセサリー作りも何度か繰り返していました。夢中になっているとき、長女はけっこうおしゃべりをするのですが、そのひとつが「自由な時間をたくさん作ってくれてありがとうね」でした(笑)。長女のこの達観したかのような客観視セリフシリーズが、母としては興味深いです。とにかくネックレスにする分を早くとおして完成して首にかけたいので、異なるビーズの種類が混ざろうがお構いなしな長女(猫のネックレス)に対して、色をきっちりわけて、同じビーズでしかもこのビーズじゃないと!という二女(蝶のネックレス)とのギャップも性格と発達段階の違いとがよく出ている気がします。優劣など比べる発言は言わないのですが、心のなかでこんなに違うのかと楽しんでみています。写真左上は、粘土のカップ。長女は、人を模写したり、実物を再現することが多くなってきたようにも思います。



solarsystem




フリータイムによくやっていたのが、スピログラフです。最初は、単に幾何学模様が描けることに満足していたようです(写真右上)が、だんだんと「貝ができたよ(写真右下)」など何かを表現するのに、使い始めました。

さて、せっかく興味をもったので、わたしが与える形で進めている惑星の紹介。先週は大きさの違いでしたが、今週は、太陽系の惑星の太陽からの距離を実感してもらいました。タコ糸上に、太陽が2ミリのとき8つの惑星との距離を示しました。火星までは団子状に並んでいますが(写真左)、木星からは徐々に距離があいて、海王星までは6m40cmほどになりました(写真にはいりきらない)。その紐を壁につけて、各惑星の絵カードをその位置に貼ってみました。うちの娘たちは動きを伴って覚えるのが得意なので、だるまさんが転んだ的な遊びをしました。太陽からスタートして、「水星の横に立つよ」と半歩ずつ進んでいきます。火星から木星までは長女なら飛んで1歩、その先は2歩、4~5歩あるきます。海王星までつくと、「太陽までもどれ~!」と6m40cm分走りました。娘たちも気に入ってくれたようで、通りかかると走ろうと誘われます。一連の活動を通して、宇宙の壮大さをわたしも想像できるようになって、とても興味が湧いてきました。もっといろんなこと知っていたら!ホーキンスの本の続きを読む時間が欲しいです。





DSC_0124




続いて、ハイキングの記録です。夫が探してくれた、今年23個めのトレイルは、プレケストーンがあるフィヨルドを一望できるコースでした。フェリーからも観光したところです。自立の援助として、自分の荷物は自分で持ち運ぶというアドバイスをもらったので、そうだった!と思い、娘たちにリュックを準備してもらいました。初日なので、最初から最後までリュックを背負い続けることを目標に、中身は水を半分だけ入れた水筒とそれぞれのおやつにしました。すると、長女はリュックがパンパンになるまで詰めていました(笑)。自分で最後まで背負える重さにしておくように釘をさしてみましたが、荷物を減らさず、、、本人が言うならと任せてみました。



flowers




長雨できのこがたくさん生えていました。そして、ブルーベリーだけでなく、コケモモも赤く実っていました。まさに、「ブルーベリーもりでのプッテのぼうけん(ベスコフ)」の世界でした。長女はその絵本の話を口ずさみながら歩いていました。二女はブルーベリーの味見に夢中。この時期は果物を持参しなくてよいので助かります。そう、リュックを自分で背負っていると、マイペースで歩けるようです。二女も長女も、給水やおやつ休憩をマイペースにとっているのが印象的でした。よかれと思って手ぶらで山に登らせていましたが、逆に自由を奪っていたのかもしれませんね。もっといろんな思い込みがあるのだろうな、それに気がついてどんどん手放していけたらいいなと思いました。



IMG_7722


山頂には、ちょっとしたお花畑が広がっていて、そこから眺めるフィヨルドが美しかったです。ここで、おもむろに長女がリュックからバスタオルを取り出し、「みんな、ここに座っておにぎりたべるよ。父ちゃんはここ、母ちゃんはここに座って~」と。それでリュックがパンパンだったのねと感心していると、「みんなで一緒に座りたかったから、リュックにいれてきたかったのよ」と長女。少しでも荷物を軽くしたいわたしは、ピクニックマットをもってくる発想なんてなかったです(苦笑)。今週も、夫のおかげで自然の力で心を洗うことができたことに感謝です。



cooking



夫が週末に作ってくれたのは、シュークリーム。二女が霧吹きを手伝っていました(写真中)。カスタードもおいしくて、すぐになくなりました。右は、干ししいたけと、鮭の一夜干し。最近、身体作りのために、食生活を見直し始めています。わたしが家庭科で習った時代の栄養学と現在はどれだけギャップがあるのかなとふと疑問が沸いたので、こちらの本を読んでいるところです。朝ご飯を簡素化するのに、どう手を抜いたらいいかのポイントを掴みたいと思います。

夏休み6週目の記録

カテゴリ:
最近、国内の新規感染者が10人をきる日が増えてきました。一方で、EUの一部の国々で感染者が増えて、それらの国に出かけた人は家で待機する指示に戻りました。この国は対応も早くて、しかも内容がまとも。あと3週間くらいでどの学校も夏休みが終わるようなので、蓋をあけるとどうなるかなぁと様子を見ている日々です。



さて、以下は夏休み6週目の記録です。ルーチン(写真↓)のなかでは、足し算のネタが変わりました。ゲームの得点集計でなく、お買い物ごっこをしながらしたいそうです。人形の服に値札をつけて、値段を集計して、最近はおつりも計算したがります。なりきって張り切っていました(笑)。/あと、漢字の他、サイトワーズをやり始めました。ミニブックが読めるのが嬉しい長女は、わたしたちによみきかせをして、夫が帰宅すると披露していました。/二女は、かるたとパズルがブームで、延々と繰り返しています。/海でスープを作っていたときに松をよく使っていて、松をみると「これは松ぼっくりができる木なんだよ」と言ってくるので、松の実とバジルの葉でジェノベーゼソースを作ってもらいました。他には、ナスのお焼きをつくったりしました。



8



今週は予定が入ることが多くて、たっぷりとは自由な時間が取れなかったな。今週の活動のなかで、惑星の紹介の一環を。太陽が50cmのときの惑星の大きさを実感してみました(写真↓)。水星から火星まではくしゃみをしたら吹き飛びそうなミリサイズで、「ちいさっっ!!」と驚いていました。そのあと、娘は地球の絵を描いていました。二女は、太陽を段ボールで作っているのをみて、段ボールに皿をひっくりかえして(メタルインセッツのように)円を描いて、はさみで切り取っていました。握力すごいなと思いました。そのあとは、ハートの下絵を描いてと言われて、二女が切り紙をする遊びをしばらくしていました。そのうち、自分で下絵を描いて、自分で切り紙するスタイルに発展していました。



7



残りは、体力作りを兼ねた我が家の趣味、ハイキングの記録です。ついに今年20回目のハイキングになるということで、夫の企画でちょっと遠出してハイキングをしてきました。定期的にハイキングを続けていると、家畜の成長や花などを通して、季節のうつろいをより感じられるようになりました。この国ではFriluftsliv(フリルフツリフ)という考えのもと、自然を楽しんでいることを知りました。ずっとこの国に住み続けたくなります(無理ですが)。さて、冬にはトロムソで雪と氷とその文化を体験してきました。今回は、夏の雪と氷を体験するハイキングになりました。



IMG_6363



まずは、滝へハイキングに行きました。滝にはつり橋がかかっていて、間近で流れをみることができました。滝の水に触って、流れを確かめたあと、長女はその脇に生えている乾いた苔にせっせと水やりをしていたのでした。二女は、長い松ぼっくりをみつけて遊んだり、大きなアリ塚に興味を持っていました。


1



2つめのトレイルでは、氷河の近くまで歩いてきました。往復12kmも歩ききった長女には驚き。これなら、片道12kmくらいのコースでも泊りでなら行けちゃう!?と淡い期待を持ったりしてしまうのでした(距離が延びると、もっと楽しいコースがたくさんあるので)。歩くときには、自分で楽しいゲームを考えて(石の上だけ歩くチャレンジとか)、ごっこ遊びでなりきって遊びながら歩いていて、傍からみていて面白いです。あとは手をつなぎながら歩いているときに、考えていることや思っていること、やりたいことなどを語ってくれるのも楽しい時間です。今度、フィヨルドができた由来について紹介するときに氷河をイメージしやすくなったかな。



DSC_9980



トレイルの途中で、牛がとおせんぼをしていたり、ヤギの群れがいたり、羊の母娘とすれ違ったりと家畜とすれ違うことが多いです。どうやって家畜と放牧主が落ち合っているんだろう。やっぱり塩舐め場なのかな??首につけている鈴の音がそれぞれ違って耳心地がよいです。カランコロンもいいけど、ちりりんも捨てがたい。


IMG_6786


湖と、空と、氷河の青みがそれぞれ違っていて、青色を満喫しました。


IMG_6672



種を飛ばしていたもの、蛇イチゴ、スギゴケの胞子嚢などが見られました。



2


二女が「プリンセスのお城みたいだから写真撮って」(写真左上↓)。人懐こいヤギがあいさつして通り過ぎていきました。氷河からでている滝の水は、水勢がつよいせいか、より冷たく感じました。3秒くらいしか手足をつけていられない!


3


三つ目のトレイルは、標高の高い(1200mほど)トレイル(6km強)へ。ダム脇の道には、まだ残雪がありました。アナ雪2のようなダム問題の議論の材料になりそうな景色でした。


IMG_6954


残雪で進めなくなったダム堤あたりからトレイルへ向けて歩き始めました。


IMG_7191


北斜面には、まだ残雪のパッチがたくさん残っていて、厚みもまだ50cmから数メートルくらいあるようでした。こんなにもたくさんの滝が24時間どうどうと流れても枯れない理由が分かった気がしました。


IMG_7094


雪のパッチの縁からは1滴ずつぽたぽたと水が滴っていました。きれいな雪を触ったり、飴に乗せてかき氷♪と食べてみたり、裸足になって雪を歩いたり、雪を崩して「カエルの卵みたいになった」とイマジネーションを働かせたりして楽しんでいました。雪の上は滑るので、かかとをさして止まったり、あえて滑ってみたりして、雪の上の歩き方を楽しみました。他にも雪の上はまぶしいことにも気が付いたようでした。これが地球の水循環の(標高的に)スタートなんだねと話していました。絵本「地球を旅する水のはなし」や、「おかしなゆき ふしぎなこおり」、「うまれたよ!オタマジャクシ」などを読みました。


4


先2つのトレイルと違って、標高が高いとまだ花が咲いていたり、高山植物が生えていたりと植生が変わります。こんな場所でも、羊が放牧されていて、こういう景観は羊が作ったものなのかな?それとも羊が影響するほどの数を放牧してないのかな?


5


ヤナギの花芽などがふわふわと気持ちがよかったです。素敵なトレイルをみつけてきてくれた夫に感謝です!!


6



そうそう、今回、長女に一眼レフカメラを使わせてあげたら、すごく楽しそうに撮っていました。重かったのだけど、撮りたいものをフレーム内に収めることができていました。家でICT教育をするにあたって、何を材料にしようかなと思っていたけど、、、ひとつの案として、娘がカメラで撮ったデータ(静止画や動画)を自分で編集するという方向性なら、親子で楽しめそうかなと思いました。友人がすすめてくださったコマ撮り撮影からスタートしてみようかな!?


それにしても夏休みがあと二週間しかないなんて。自分の時間ができるのは嬉しいけれど、娘たちの手が離れていくのは嬉し寂しいものです。ただ、コロナ渦では、まだまだどうなるかわからないですね。次の1週間も、心の健康に努めたいと思います。

夏休み5週目の記録

カテゴリ:
EU諸国(いくつか禁止地域あり)に出入国できるようになり、夫の会社の人は一気に国外にでかけたそうです。ちょうどそのころ、市内の感染者が5人くらい出てひやりとしましたが、ごく最近は落ち着いています。家族内とか小さなクラスターが発生したのかな。


さて、以下は、夏休み5週目の記録です。もうそんなに経ったかなぁ。。。はやいです。


ルーチンのなかでは、長女はピアノと漢字を楽しんでいるようです。ピアノは練習時間以外にもよく弾いていて、自分の伴奏で、二女に踊って♪と誘っていたり、アレンジして弾くのが楽しいみたいです。漢字は、文字の字源のイラストが気になっているようで、親子の会話が弾みます。実物があるものは、字源を再現して遊んでいます。


家の階段のてすりがクライミングされて壊れるのが心配です(鉄棒が欲しいです 苦笑)。それもあって、今週はたくさん外遊びをしました。大学の植物園には、見本林もあることが分かりました。友人のクロアチアママから、ブナ林の尾根にあがるとプレイグラウンドがあるから遊びにいこう、とお誘い。行ってみると、テントと炉があり、近くには丸太のブランコ、枝でできたブランコ、ロープで作ったバランスビームのような遊具、屋根に苔を乗せた小さな小屋、トンネルなどがありました。先生と生徒が一緒に手作りしたそうです。そういえば、我が家の近くの林にも同じようにテントや遊具があって、ノルウェーの地元幼稚園はこうやって毎日あるネイチャーウォークを楽しんでいるのかもしれません。



plants



そのときにみつけたカタバミの葉に長女が喜んでいました。絵本「カタバミ」でシュウ酸でコインを磨いているのをみてやってみたかったそうです(↑)。娘は味見して「すっぱ!」と言いつつ、黙々と磨いていました。野山のベリー類が実り始め、ラズベリーが甘酸っぱくておいしかったです。



sweets



去年は、花をみつけると、手に持てるだけ摘もうとしていました。今年は、野菜の切れ端や種、ハーブなどをプランターに植えて(苗でもないし、寒さから収穫は厳しいものが多いので)花を咲かせて楽しんでいます。それで、植物も分かりにくいけどちゃんと生きているとわかってきたのか、食卓に飾る分だけ摘むようになりました。摘むときも、ひとつの株から1輪と決めてみました(写真↑)。


おやつには、白玉団子やスイートポテトを作りました。白玉団子では、雫型、うさぎ、くまやプレッツェル型などを作っていました。そして、後者は、おしりたんていの好物です(笑)。最近は、使える材料と技術的に、「作る料理」で世界旅行のネタがつきてきたので、「原材料」について一緒に調べたりしています。このときは「さつまいも」が久々に手に入ったので(嬉)、「やさい塾」の秋冬本をみながら、世界地図と植物分類、旬について、目利きなどについて(別に覚えてなくていいんだけど)一緒にへえ~!と眺めていきます。それで、サツマイモはヒルガオ科だそうで、一枚目の写真のように、海でその花が見つかったり・・・どんどんつながっていく(点→線→面となっていく)のが面白いです。



seeweed



その海に散歩に行ったとき。毎回、同じ場所にいくのに、行く度に新しい遊びをします。先週は、岩のくぼみに溜まった潮だまりに、松の葉と海藻と波の泡を持ってきていれて、スープができたと遊んでいました。絵本「おばけのえんそく」で出てくる、真っ暗闇鍋を模したのだと思われます。今回は、スープ遊びはそうそうに切り上げ、海に入り、海藻を集め始めました。名前はさっぱりわからないのですが、色別に分類をはじめました(7-8種類ありそう)。それを海に戻すと、パッと花開くように広がるのも楽しかったみたいでした。あと、海活動の続きで、サバが手に入ったので、図鑑で「タイセイヨウサバ」だと調べて、絵本「きりみ」をみながら、各鰭とついでに口の中(舌と歯)を観察してから、さばいてみました。ちょうど雌雄だったようで、エラから内臓、精巣と卵巣を見れました。最後に、背骨が泳ぐときにどう動くかね?とくねくね。切り身は夕食に頂きました。長女は卵巣と精巣に、二女は背骨が印象的だったみたいです。


sawing



長女のワンピース活動が、今も続いています。最初に作ったうさぎのぬいぐるみと服(ピンク)のときは、縫い方を覚える(思い出す)だったので、縫い目もなかなか衝撃的でした(笑)。それから、二枚目を作りたいというので、「デザインして売りたいんだよ~」と言っていたことを尊重して、まずはデザイン画を描いてもらいました。それから型おこしは私が手伝います。できた型紙をフェルトにあてて、布を切り出す。糸通し、玉止めは自分でできるようになったので、あとは一人で縫ってもらいました。結果、二枚目(紫)は一枚目とほぼ変わらないデザインだけど、一連の工程を覚えた感じになりました。別の日に、三枚目を作ると言ってきました。今度は、黒いフェルトで、シックなイブニングドレスのようなデザインでした。型紙だけは手伝って、あとは一人でできそうなので、任せてみました。すると、首元にパール風のビーズを飾るというので、まずはそこから。今回は、縫い目が内側になるように、縫い代をつけてみました。糸を最後までひっぱり抜くのをときどき忘れて、ビーズが不ぞろいになってはいましたが、三枚目(黒)は初回に比べたら、縫い目が細かくなっていました。耳につけるリボンも作って、「これが作りたかったんだよ~!」と目を輝かせていました。今夜、リカちゃん人形の作り方本を眺めて、寝る前の読み聞かせの本に選んでいました。なので、近いうちに布で作りたいと言ってくるのではないかと、裁縫苦手なわたしは、複雑な気持ちで待っていたりします。ちなみに、二女は、パズルブームがきて、もっぱらパズルとカルタ遊びです。



flowers



週末のハイキングは、雨の翌日だったのもあって、水滴が美しかったです。林床に(足首くらいの高さで)びっしり生えているブルーベリーが実って食べごろ。自然の恵みに感謝です。森の生き物たちも食べているようで、大小どの糞もブルーベリー色していました(笑)。娘たちは、自然物を文字や生き物などに見なして教えてくれるので、親も楽しいです。今回、長女は、水たまりの形が「J」に見える、岩の形が「人」に見える、いくつかの石を組み合わせて「ひとの顔みたい」、この岩とついている苔で「人魚」の姿に見えるなどなど、イマジネーションが豊かだなと感じます。


IMG_6029



今回のコースは、急斜面の岩を登ってきたと思ったら、目指す場所まで尾根をあと3つも越えなくてはならず(写真、実際には思ったより時間はかからずでした)、わたしはへとへと~。二女が夫の肩車で少し昼寝したら、体力が全回復して、最後の斜面を登りはじめたのをみて、若いっていいなぁとしみじみ思ったのでした。



food



夫の料理、育児スキルがすごいです。ある日は、オンラインでレッスンを受けてキッチンに行くと、肉まんとロールケーキができていました。そして、週末にはチョコレートケーキを娘たちと作ってくれて、ハイキングにもっていくおやつにおにぎりまで準備してくれていました。年々、加工品を買う品目が減っていく我が家なのでした。いつもありがとう!


今は、各地の状況はいかがでしょうか。今週も笑顔あふれる毎日になるようお祈りいたします。

夏休み4週目の記録

カテゴリ:
今週から、出入国に関する制限がまた緩和されて、数か所を除く欧州ほとんどの国に旅行ができるようになりました。これから人々がどう動き、感染状況がどうなるのか、ドキドキします。我が家は、旅行はまだしばらくはお預けにして、国内で夏を満喫する予定です。週1の買い出しに徹底できなくなりつつあって、ちょっと気が緩んできていますね。なので、ここらで(感染した場合に必要な)食料備蓄の点検と見直しをしておこうと思いました。


さて、夏休みも一か月が過ぎて、天候がすぐれないのも手伝って、今週は疲れが出ておりました(笑)。あと、一か月!の折り返し地点です。でも、規制緩和で、無事に新学期が迎えられるのかどうなのか・・・。と、自分の力が及ばない心配はほどほどにして、、、以下は、4週目の記録です。



$RU88FA0
                        (写真1)




今週は朝食を簡素化することで、出だしがスムーズになってきました。目覚まし時計を使ってみたけど、誰一人起きないのは、なぜ(夫は出勤済み)!?電子音では起きない疑惑です。



先週の取り組み(魚)を受けて、ルーチンのなかでちょっと取り組み強化してみたのは「漢字」です。ドリルをただ渡しただけではやってくれないので(泣)、生活のなかで必要性に駆られる状況づくりがわたしの脳活になっています(笑)。例えば、、、アプリで得点を集計(足し算)して記録するときに、日付と曜日を書いてもらっています。その漢字の多くは一年生で覚えるものが多いと知ったので、これらをまず紹介しはじめました。これから義務教育がはじまり、英語脳になっていくと思うので、ただ暗記した日本語は忘れ去るだろうと思われます。なので、字源に結び付けて覚えることができる、「漢字なりたちブック」を活用させてもらっています。身近な漢字が主なので、「絵→昔の漢字→現在の漢字への変化」をみて、親子で楽しんでいます。大人にもトリビア的なへぇが満載でおすすめです。



もうひとつ、得点の集計(足し算)方法を少し抽象化してみました(写真、右下)。これまで数量を十分に体験してきたので、点を描くことで、頭の中に数量をイメージできるようになっているようです。むしろ、紙一枚でできるほうが片付けが楽なので、喜んでいるようです。集計が千では間に合わなくなったので、「万」の位まで紹介してみました。




cosmic
                         (写真2)




以降は、ルーチン後のフリー時間に娘たちがやりはじめたことです。友人にお借りした「おしりたんてい」に大ウケしている姉妹。以前、やったワンピース活動を思い出した長女が、おしりたんてい版でまた景色を切り取りたいとのこと。今度はどこを切り抜くかなと思ってみていたら、帽子でした(写真3)。花を帽子の飾りのようにして、たくさんの写真を撮ってきました。植物園では毎日、庭師がせっせと手入れをしています。なので、行くたびに、違った花が咲き乱れています。今回は、青・紫系になってる~という印象を受けたのでした。




flowers
                         (写真3)



それで、ワンピース活動のきっかけとなった娘の言葉をスルーしていたら、再度言われて、わたしが苦手な縫い物をやってみました。長女には、中に綿を入れたぬいぐるみと、その洋服を(写真2、右中段)。二女には、フェルト一枚をなみ縫いしてもらいました(写真2、右上段)。写真を入れ忘れましたが、、、二人とも完成まで熱中して、とても満足そうな顔をしていたので、もう少し縫い物ができる環境を整えようと思ったのでした。




crafts
                         (写真4)




季節の行事の七夕飾りに夢中になっていました。提灯を作るんだと、増産(写真4、左上)。これに加えて、笹が倒れてくるくらいハートの切り紙がたくさんの飾りができあがりました。

写真4の真ん中は、「和菓子のほん」にインスピレーションされて、お友達と一緒に作った粘土の和菓子です。

そして、写真4の右上は、先週の魚の取り組みの延長で、いまも魚に関する遊びをしています。魚の塗り絵やお絵かき、関連する絵本「Oxford Reading treeより」を読んだり、娘らお気に入りのOur Planetを鑑賞しました。そこでみた生き物を切り紙をしたり、自分で本をみて折り紙の魚を折ったりして、「海の世界だよ」と言っていました。ここで、段ボールを水槽のようにして飾ってみたり、画用紙にレイアウトしてみることを提案しなかったことが悔やまれます。。。


と、こんな感じで、この夏休みは自由な時間をまとまって取ることを試してきて、、、わたしは娘たちがやりたいことに取り組むための雑用係というスタンスでいると、一度限りで取り組みが終えるのではなく、娘たちなりにそのテーマを発展させていくのが面白いなと思います。問題は、親の引き出しが少なかったり、お決まりのパターンになりがちなところです。脳トレがんばります☆彡 なんと、次の娘の最新の疑問は「車はどうして昔はみんな買えなかったのに、今は違うの?どうやって車はできているの?」です。どなたかSTEAM教育に詳しい方がおられたら、情報くださいませんか(笑)!?


写真が前後してすみません。最後に、写真2の左に載せた「太陽系」の紹介を。娘がまだ幼いころ、この文化教育を学んでいたときには、そんな壮大なことを小さな子が気にするのかな?身近なことからじゃないのかな?と思っていました。夏休みに入って、娘が「惑星や星はどうやってできたの?」と興味を持ち始めたときには、わ、ほんとなんだ(ただし、n=1)と驚きました。そのセリフが出たときに塵が集まる実験を、足し算が安定してきたころに一年は365日あることをカレンダーで確かめました。そして今回は、太陽系にある惑星の紹介をしてみました。模造紙を墨で黒くして、クレヨンで軌道を描き、色粘土で太陽と惑星を作りました。木星より外側にある惑星の輪はモールで。惑星を紹介するときに、軌道上を娘に公転させてもらい、どんな惑星かざっくり説明してみました。娘は、天王星が気に入っていたのですが、地球の衛星である月を(ついでに)紹介したら、小さくてかわいい~♡と虜になったらしく、そこからは月ファンになっていました。英語で、太陽系の歌を聞いたり、絵本や図鑑「地球館」などなどで確認して終わりました。娘は、それぞれの惑星の温度に関心を寄せていたのが印象的でした。私自身も続きの活動が今から楽しみです。



皆さまの地域では、まだ感染状況が悪化したり、自然災害とのダブルパンチだったりと再び大変な思いをなさっている方もおられると思います。皆さまの健康と安全をお祈りいたします。

夏休み3週目の記録

カテゴリ:
夏休みも早3週間が過ぎました(あと5週間ちょっと)。COVID-19の感染者は、週に1人でるか出ないかという状況が続いています。皆さんの地域ではいかがですか?


以下は、3週目の記録になります。


午前中は、作業内容は変われど、やるメニューが固定しているので、とてもスムーズに過ごせています。むしろ、娘から苦情が。。。わたしが朝が弱いので、最後に起きることが多く、「朝ご飯が遅い、寝すぎじゃないか」と(苦笑)。なので、朝ご飯は、シリアル/オートミールと、(冷蔵庫にいれておいた)茹で野菜セット、ヨーグルトなど火が要らないものと決めて、娘たちが自分たちで準備して食べられる環境を整えようかと思っています。


午前中のメニューに入っているピアノ練習。長女は、一日何度もピアノをひいています。ひける曲が増えたのと、それに伴い、お気に入りの曲も増えて、それがひける喜びって感じなのかなと見ています。



flowers



最近は雨がちなので、隙をみてすかさず外にでかけます。多肉植物の花、ハマナスやイチゴは青い実をつけはじめ、庭の人参の花のつぼみがきれいです。娘と一緒に読んだ「ひまわり」という絵本で、集合花の咲くようすが解説してあって、ひまわりの鉢植えを観察する日々です。娘たちはどちらかというと、葉の毛が密なところが気になっているようです。


傘をつかいたい姉妹。どしゃぶりでも、カッパを着てでかける学校の習慣があるので、雨だからやめようは通じません(笑)。ある日、娘たちが雨でも行くと支度をはじめて、しぶしぶわたしもついていきました。雨の降り方が変わるのに伴い、傘にあたる雨粒の音も変化します。それを、どんな音がする?と文字にして口に出して遊びました。他にも、道路からの水がトンネルまで滝のようにしたたるようすも楽しんでいました。愛犬が一番迷惑そうに、まだ帰らないのですかと私に何度もめくばせしてきたのでした。帰宅後、娘らが持ってきたのは「どしゃぶり」でした。夜には、長女が「あめ、ゆき、あられ くものいろいろ」をもって「ねえ、しってる。曇って面白いんだよ」と言ってきました。そういえば、出かけて雨が降り出しそうだというのはいつも長女なのでした。幼児期が終わりかけていると思われる長女は、これまでの体験を整理しているかのような印象を受けます。



activity



サマースクールには通わないし、オンラインでも今年は探さないので、ママ友と一緒に手作りサマースクールを始めました。週2くらいを目安に、お互いの家を行き来して、日本語とフォニックスなどの取り組みをしています。友人は日本語に触れること、うちはフォニックスを教わっています。語学も堪能で、いろんな国に住んだ経験豊富で多才な方なので、win-winというよりも、片利共生みたいになってる感じもありますが、、、わたしにできることをしながら小さな文化交流を楽しんでいます。今週は、トレぺ芯で工作をしたり、七夕飾りも作りました。個人的な発見として、長女が漢字カルタが好きそうでした(最後の写真の左)。


viking



今週は狂言のテーマが「魚」でした。魚に関する事前体験として、夫が天気が悪いとき用に温存してくれていたバイキング時代の岩画がある場所に出かけました。海の流れのあまりない岸には、メダカ大の小魚やヒラメかカレイの子がたくさんいました(写真左のような環境)。羊が放牧されて、う〇ちもたくさん落ちていて普通に使ってますという場所に、バイキング時代の岩画が展示されていました。とくに保護されているわけでもなく、あくまで自然任せといった風情でした(写真右の二枚)。上の赤いのは船のようで、下は水なのか的のような印だったり、魚、足跡のような絵などが描かれていました。偶然にも、魚に関する文化体験のひとつになりました。



kanji



今回の狂言の作品に出てくる魚の名前を事前に教わったので、魚の漢字カルタを使って、それがどんな魚か予習することにしました(写真右)。長女が(絵をみて)取り札をとるのが早くて、二女が泣き出すといういつもの展開でありました。ワークショップ本番では、つぎつぎと魚の名前が登場して、どこまで分かったかな。今度は、サバを一緒にさばいて、内臓を観察してみようかなと思います。


先が見えない不安に負けないためにも、いつ来るともわからない次のコロナ休校に備えて、家庭でも楽しく学習できるぞ♪という心持ちをキープしていきたいです。次の一週間も、皆様の健康をお祈りしています。

夏休み2週目の記録

カテゴリ:
夏休み2週目が終わりました。政府が7月に入ってからまたCOVID-19対策措置を緩くする発表がありました。(感染状況によりすぐに変更されるようですが)前より、渡航できる国が増えて、対象となる国に出入国した際の自宅待機が撤廃されるようです。

新規の感染者数はほぼ0がつづいている市内ですが、いつもと違うのは、多くの人が国内で夏を満喫しているので、、、この国で夏を過ごすと高くつくと不満の声があがっていると聞いたりします(笑)。幸いなのは、ビーチで満車となっていても、日本でいう密状態には(わたしたちの近辺では)なっていないところ。人口が少ない国のよさですね。

とはいえ、油断は禁物で、たくさんの人が集まる誕生日会などは丁重にお断りして、代わりにちょっと豪華めなプレゼントをお渡ししたり、、、ゆっくりめの出発(混雑する時間帯)でビーチに誘われたときなども、お友達がいなくなりませんようにと祈りつつ、お断りしています。


以下は、2週目の記録です。



今週は、ピアノ教本の二冊目がほぼ終わりました。予定があり、朝に練習できなかった日も、帰ると練習をはじめる長女。練習している途中はできないとぐずったりもするのに、一日も欠かさず練習するのできっと好きなのでしょうね。。。。本当はバイオリンを習いたいそうですが。練習以外にもピアノに触ることもちょくちょくあって、例えば、メリーさんの羊を、Cポジションで弾き、Fポジションで弾き、Gポジションで弾き~と自分でアレンジして、黒鍵だけでもひけた~♪と楽しんでいるようです。


先週書いた、アートと手話、狂言もやっています(今週は写真割愛します)。アプリをするのに使っていた大きめ携帯ではもう限界ということで、タブレット、ヘッドホン、ブルーライトカットメガネ、姿勢を正しく操作できる台を購入しました。コロナの影響でICTに関するオンライン講座を受けてから、少しずつICT環境についてアンテナを張り始めたところです。



field



次は、今週の取り組みから。長女が「わたしのワンピース」を音読しはじめて、「大きくなったら、自分で服をデザインしてお店で売りたいな~」とぽつり。それで、ネットでみなさんがやっておられた遊びを思い出してやってみました。厚紙にうさこちゃんの絵を描いて、スカート部分に穴を開けます。外にでかけて、好きな景色を切り取って、ワンピースの写真を撮りました↑。植物園までの道中、50枚近く写真を撮りました。空、顔、犬、海、道路、花、カタツムリ、切り株、、、いろんなワンピースができました。写真はワイルドベリーの花です。リーサの花まつりの絵本で、花の名前を復習したいと思います。


スーパーに買い出しにいくと、そのワン活で撮った花が入ったエディブルフラワーが売っていました↑。以前、お花のクッキーをみて、わぁ♡と目が輝いていたので、これを購入して、クッキーを焼きました。子どもたちに押し花を作ってもらい、夫と一緒にクッキー生地をこねてもらい、型抜きして、飾り付けて、焼きました。普段、花を食べないので、ちょっとこわごわ食べていましたが、自分たちで作ったものを食べるときはいつもより嬉しそうです。



cook



わたしがハーブの香りが好きで、よく葉に触って、手についた香りをくんくん嗅いでいます。娘たちも真似をして、バジル、タイム、ローズマリー、ペパーミントなど目隠ししても当てられるようになりました。ある日、長女が虫眼鏡をもってきて、「ねえ、知ってる?葉っぱをよくみるとね、小さな穴が開いているんだよ。そこから空気を吸っているんだよ」とか言いました↑。気孔のことを話していたみたいで、顕微鏡を準備する時期が来たかなと思っています。



ちょっとルーチンに話が戻りますが、おやつやランチ作りも続けています。ある日、娘がレシピ本をみていて、ピザを作りたいと見せにきました。ピザってレシピ本を見なくてもよく作っているのにどうしたんだろうと思いつつ、一緒にそのレシピで作ってみました。マルゲリータピザが焼き上がり、クラストの厚みの違いを食べ比べて楽しんでいると、「レシピ本のこの人が気になっているんだよね」と娘(写真、上段中)。イタリアのマルゲリータ女王のイラストで、このピザができたいきさつを娘が知りました。イタリア国旗の緑がバジル、白がチーズ、赤がトマトだとわかった娘たちは、「チーズって乳からできているんでしょう」といいつつ、実感はなさげな様子。次回は、チーズ作りをしてみようと思います。



二女の包丁切りが上達。マッシュルームのスライスが美しかったです(写真、下段左)。娘たちが切ってくれた野菜でトマト煮ができました(写真、下段右)。



hiking



我が家の趣味と健康づくりの一環のハイキング。暑い中(笑)、頑張って歩いてきました。この時いったのは、夫が探してくれた「トロールの鼻」という名前の岩のあるトレイル。ノルウェーはどこに行っても景色が美しいです。湖には、水色のイトトンボがいました。日がさんさんと照っているうちに、花はそそくさと種を作っています。ルピナスは花の雰囲気とまた違った、ザ・豆!な実をつけていました(写真、下段中)。娘たちは、岩登りをしたり、滝があれば、流れを確かめるように水に触ったり、岩が屋根のようになっている場所まで沢登りのようなことをしたりして遊んでいました。家の近所の散歩では、大学の植物園、雲梯のある公園と、木登りがブームです。他にも、橋を歩いて渡る島に出かけて、今度は砂でない、岩ごろごろのビーチで水に浸かって遊びました。


次の一週間も、みなさまが健康で楽しく過ごせますように!

夏休みに入りました。

カテゴリ:
お久しぶりです。今年はクラス別となったさよなら遠足が終わり、長女がプリスクールを卒業しました。なんだかあっさり。。。ことしは三人の先生が名を連ねてのレポートをくださいました。去年よりフォントが大きくて、枚数は同じ。ネガティブなことは一つしか書かれていませんでした。夫と今年はなんだか(内容が)薄いレポートだったねと話しました。去年のベテラン先生は週の半分しかきていなかったのに、けっこうシビアな指摘が多かったことを考えると、ほんとよく子どもを観察してくれていたのだなと感謝の気持ちでいっぱいになりました。今年の担任は、ネガティブなことは書かないポリシーだったかもしれないし、それぞれ数か月ではわからなかったのかもしれない。当たり前だけど、担任が変われば視点も違うので、娘がどう成長したのかは面接などで直接聞いてみないとわからない部分もあるなあ。COVID-19の影響で三回目の面接がなくなったのが残念。それでも書かれていたひとつについては親としてもそうだなと思うので、言葉がけを工夫したいと思いました。


さて、夏休み。夫は必要な時以外は在宅ワークが続くことになりました。よって、夏休み中、在宅ワークの日はおやつを作って差し入れ、オフィスに行く日は自分たちのランチを作って食べることにしました。あまり肩ひじ張らずに、健康で続けられるレシピを使っています。夫が休みに作ってくれるおやつは、ハイキングにもっていって大自然のなかほおばっています。プチシューは即完売でした。



food



今年は、国外にいってもあちらで10日から14日間、もどってから10日間はこもらなくてはいけないので、実質、旅行は無理。とのことで、夫が夏に消化しなくてはいけない休暇は毎週金曜日にとって、ロングウイークエンドを楽しむことになりました。


夫曰く、ことしは既に15か所くらいはハイキングに行ったそうですが、家から30分ほどで、国外の国立公園「に行ったときと同じか、それ以上の大迫力の自然を満喫できることが再発見でした。なので、天気がよければ一も二もなくハイキングにでかけて、自然を味わい尽くすことにします。基礎体力をつけて、ウイルスに負けない体つくりを目指します。



nature



すでに濃厚接触しているクラスメイトとは、会って遊んでOKとしている我が家。先日は、数家族でビーチでBBQをしました。平日だったので、すごくすいていました。6か国の人が持ち寄る食べ物で異文化交流でした。このグリルにはブタ肉をのせたからもう焼けないとかいろいろありましたが、クウェートの家族がふるまってくれたチキンケバブ(写真上段)がおいしかったです。長女は、凧上げ、砂山にトンネルに参加したあとは、湖を作って海水を何度も運んでいました。


家族で(密を避けられる)ハイキングにでかけたときもせせらぎで遊んだりと、水遊びが多くなっています。平日に、家でプールをして、疲れてもらいます(笑)。


写真を何枚も連ねているので話が飛ぶのですが。。。最近は、「惑星や星はどうやってできたの?」などと長女が言うようになってきました。なので、宇宙の塵が集まる様子をバケツで再現してみました(写真左下)。


他にも、サリバン先生の影響で、誰かの手のなかで手話がしたいようで、ついに家族全員の名前を手話で覚えていました。ひらがなだと、愛犬の名前が一番難易度が高かったな。


こちらは、週末に滝までハイキングをした時の写真です。遠目に滝が映り込んでいますが、この距離で滝の轟音が響いてきました。アイスランドの滝を思い出す水量でした。川に岩がせり出している(安全な)場所で、水がうずまき細い隙間に吸い込まれていくようすを触って確かめたりして、わくわくな体験も。


DSC_9564


どこにいっても、山はワタスゲが花盛りです。


DSC_9595


娘たちがピンクの岩だと大喜び。何がまざっているのでしょうか。


IMG_2428


楽しくて走っていく娘。


DSC_9593



にこにこして戻ってきたと思うと、オタマジャクシを見つけたそうです。大学の植物園ではオタマジャクシが見られなくてすごく残念そうだったので、なおさら嬉しそう。それから、水がある場所を通るたびに、オタマジャクシが居るか居ないか観察しはじめました。娘は、水が流れていると卵が流れちゃうから居ない、水たまりの水が少なすぎると居ないと結論づけたようです。



IMG_2504


夏休み明けからは、二女もいよいよプリスクールに入ります。これまでのスタイルで過ごせるのもあと二か月。そんな貴重な時間をめいっぱい楽しみたいと思います。

夏です。

カテゴリ:
ご無沙汰しています。今は、花が咲いて、気持ちのよい季節です。週末には、アウトドアを満喫しすぎて、わたしは疲れが回復できないでいます(笑)。最近は、市内の新規感染者は出ておらず、少しずつ国境を開き始め、夏休みには国内旅行にいきますなんて話も耳に入るようになりました。ホームルームペアレントとしての最後のおしごとで、メッセージカードを作り終わって、ひと安心しております(結論:もう二度とやるまい(笑))。みなさまの地域ではいかがですか?



娘に学校があると、まぁ、家での時間の貴重さに気が付かされます。生活にリズムがあると、子どもたちが自分で、次はこうして~と段取りを考えて、動くようになるのがすごいなと思います。見送りの車で、「帰ったら〇して、△してから、今日は◇したいからテレビはみないことにして~」などと長女はぶつぶつ言っています。はてさて、夏休みはどう過ごそうかと考えつつ、日常生活を自分なりに観察しているところです。写真は、夫作のおやつ、二女が夫に差し入れしたおやつ、散歩してみつけた花などです。


pic1



週末は連休だったので、登山(往復5km強)、ピクニック(湖と丘)、ハイキング(マイナスイオンたっぷりの滝)へと出かけました。二女は、体力も知力も絶賛成長中なので、持ち前の負けん気で常に先頭を歩こうとするし(目印を探して道案内できる)、投げかけてくる言葉も興味深いです。長女は、相変わらずの底抜けの体力で、いくら歩いても疲れないです。湖では、砂のお城と水路を作るのに熱中して、植物の茎と根を結んで、城の住人を作っていました。



pic2



短い夏を満喫しつつも、オンラインの恩恵も、我が家なりに楽しませてもらっています。今月も狂言のワークショップに参加させてもらうほか、娘が気にしている辻井伸行さんのオンライン・サロンコンサートも全部聴いてみようと思っています。オンラインでいろんな出会いがあり、いろんな学びをさせてもらい、「育自(児でなくて)」の仕方もすこしずつ変化してきている気がします。

学校復帰後の日常生活

カテゴリ:
最近、COVID-19の市内感染者は新規では出ていないようです。学校に復活した娘の送迎で、仲良しの親御さんたちと再会できたことは、やっぱり嬉しかったです。ただ、別に元に戻ったわけではなくて、新しい日常を作ると考えるようにしたいとも思いました。ぼちぼちテレワークでなく出社するように変わったお宅も出てきているので、網の目のように人が交流するようになると、田舎とはいえ大丈夫かなとも思えるわけで、、、学校復帰しても、不特定多数の人が集まる場所(スーパーを含め)は、これまでと同じく、週1(+αで食料がつきると行っています)にして変えないようにしています。



学校が始まってからも、巣ごもり生活時代の習慣は維持できています。朝になると、長女はピアノの練習をはじめ、余裕があれば算数教育のルーチンをやってから、学校にいくようになりました。娘らは当たり前のようにやっているけど、習慣の力に一番驚いているのはわたしです。



帰宅してからも、言語教育に関することをしたり、自分のやりたいことを探求して遊んだりしていました。敏感期ってすごい。今週は、長女が点字を自分で作って、触って、確かめていました。おままごとでも、車椅子の人を押していたり、音楽家の動画をみると、目は見えているのかなど、必ず確認されます。よほどショッキングなことだったのだなと思います。



二女は姉がいない昼間は少し寂しそうですが、変わらず毎日ランチやおやつを作って、夫にお届けしたりしています。二女も数や文字に興味が出てきて、姉の活動の名サポーターぷりに驚きます。夫も週末に何を作ろうと、楽しそうにメニューを考えて、作ってくれています。ただ、サマータイムで夜明るいのも手伝って、寝る時間が押し気味なので、朝、起きる時間を決めて、もっと朝時間を満喫するほうにシフトしていきたいです。




1




週末は、家族でのハイキングのほか、娘のクラスメイトの家族と砂浜で釣りごっこをしたり、同じく散歩にでかけたりはしています(普段交流のない友人・知人とは未だに物理的に会うのは控えているのですが、クラスメイトとはすでに濃厚接触しているはずなので、解禁しています。まあ、もともと交友関係せまいので、会う人も限られているのですが、、、油断しすぎかしら)。




IMG_0262



週末には他に、オンラインの狂言ワークショップに参加したり、バレエ「くるみ割り人形」やオペラ「シンデレラ」を観たり、家族でゲームをしたりと楽しんでいます。くるみ割り人形は、バレエ団やそのときの公演によって、構成や踊り方などが少しずつ違うので、どこが好きとかちょっとマニアックな目線で家族で楽しむようになった気がします。バレエのことほとんど知らなかった去年秋に比べたら、変わったなと思います。狂言も、ワークショップで学びを授かっているおかげで、動画の狂言舞台をみると言っていることも、面白いポイントも、親子ともども分かるようになってきました。世の中、興味深いことがまだまだ沢山あるのだろうなと、ワクワクして生きております。



IMG_0307



個人的には、生活の変化にわたしの身体がついていけていないようで、最近はとても眠くて、自分時間を楽しむことよりも、睡眠時間を優先させています。ゆるゆる更新のブログにいつもご訪問くださりありがとうございます。

このページのトップヘ

見出し画像
×