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カテゴリ:長女【5歳】

Kinder Open House

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長女の学校は毎年、この時期に保護者参観のようなもの(Open House)があります。今年はCOVID-19渦で、親が校内に入れません。なので、オンラインでOpen Houseとなりました。先生方がそれぞれの担当分野についてのビデオ動画をくださり、質問はメールで受けつけるというスタイルでした。


動画が10個と、PDFパンフレットで構成されていました。
1)幼稚園と小学校の責任者(学校の校長は別にいる)からの全体説明
2)担任の先生たちのプレゼン(算数・英語の活動と、宿題についての説明)
3)過去のプロジェクトビデオ
4)ナース
5)アート
6)音楽(Choirを含む)
7)図書館司書
8)ノルウェー語
9)体育
10)カウンセリング(道徳のような)


一週間過ぎたら動画は消してしまうそうで、ずっと閲覧させてもらいたかった。キンダーになってもやっぱり素敵な学校だなと感じました。家ではどんなに頑張ってもここまでできないなぁ。ありがたいの一言に尽きます。こんな教育わたしが受けたかったなあ~!


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以下は、私が興味深かった点のみ書きました:

2)担任の先生たちのプレゼン(算数・英語の活動と、宿題についての説明)
プリスクールまでのレッジョの活動と小1(G1)との懸け橋のような役割をしていますと先生から説明を受けていたので、実際どんな感じでしょうと思っていました。動画では、算数とそれに関する活動、英語とそれに関する活動、プロジェクト活動、今後出る宿題についての説明がされていました。

算数は今は1から5までの活動をしていました(最終的には20までらしい)。具体物をふんだんに使って、数字と数量を一致させる活動をたくさんしていました。5本でカタチを作る、ブロックを数字の分だけつなぐ、ドライフルーツやビーズほかを使ってパターンを認識する、幾何学の名前を覚える、自分の好きな活動をグラフにして、クラスの人気がある活動は何か集計する(数字がどのように使われるかの一例なのかな)などが紹介されていました。一度とて、先生が黒板に書いて、何か教えているというシーンはなかった。

英語は、まずは自分の名前が書いた紙にデコレーションしたり、洗濯ばさみでアルファベットをペアリングしたりするところから始まり、アルファベットのハンコ、プレート、カード、転がすと書き順通りにボールが移動する書き順おもちゃ、粘土に文字をハンコしたり、チカチカブーンの本のページを具体物で再現したりしていました。並行して、フォニックスも教わっているようです。こちらも具体物や動きをたくさん取り入れた活動をしていて、モンテの言語カリキュラムでやっていた方法もたくさん取り入れられていたと思います。ありがたや。


プロジェクト活動では、自分たちが工作したものをiPadで撮影したりして、IT活動も取り入れているようです。週に5回くらいプロジェクト活動の時間があって、ここではレッジョと同じように、子どもたち発信でプロジェクト活動を行っているようです。過去のビデオをみせてもらい、子どもたちのアイディアをカタチにしていく動画を見せてもらい、わくわくしました。


writingとreadingの宿題が今後、出るそうです。


5)アート
オープンハウスでは、アート、体育、司書、音楽などの先生は登場しないことが多かったので、先生方からどんな方針でどんな活動をしているのか動画がシェアされたことが嬉しかったです。どの先生もワールドワイドな職歴をお持ちで驚きました。子どもたちからの話だといまひとつピンとこなかったけど、これで娘たちともう少し会話できるようになりそう。版画やセラミックを焼く活動も年間計画に入っているそうで、キンダーもやるのかしらね。


6)音楽(Choirを含む)
鈴木メソッドの先生らしく、モンテ園でも勤務歴があるそうです。プロセスを大事にしているところが好感度が高かったです。General Musicとして、Sing,Say, Dance, Playを挙げていました。Sayはリズムよく話すことをさしているようで、これを音楽でやるところが私には新しいと思いました。そして、Danceは世界各地のフォークダンスを踊るそうです。娘によると、さまざまな楽器も演奏させてもらっているようで、楽しそうだなぁ。


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写真は家での活動。冠を作ろうと思ったけど黄色い棒が足りず、そこから工夫して、最後は飾り付けていました。こんな風に、娘が「こうきたかー!じゃあ、こうする」って楽しく工夫する姿が、わたしはみていて面白いです。

睡眠を優先したら・・・

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最近は、領事館からの感染状況メールが日配ではなくなり、コロナ状況に鈍感になってきています(反省)アップデートがありました(感謝)。だけど、子どもたちを含めて、うがい・手洗いの習慣がしっかりついてきているのと、睡眠時間と食事も年初よりも確実によくなっているので、そこまで揺らがないでいられます。


今日のブログは、これまで優先順位が一番下だった睡眠を、思い切って最優先したら、食との相乗効果で生活が整ってきたというお話です。一か月くらい前から、7時間睡眠をとる、朝4時に起きることに決めました。夜に自分のしたいことしておかないと、朝、子どもが起きてきたら結局できなくなるじゃない?なんて思っていたけど、実際のところ、ほぼ起きてきませんでした。杞憂してしり込みしているよりも、まずやってみることが私には向いているのだなと思いました。きっかけはこちらに参加させてもらったことです。今年の抱負の「ハッピーワイフ、ハッピーライフ!」が達成されつつあって、かおるさんとメンバーの皆さんに感謝しています。メルマガ登録してみてください。



<娘たちの学校生活>
長女は、キンダーが好きだというようになりました。旧友と遊べなくても、クラスの子とお友達になれたことが大きいように見えます。第二外国語がノルウェー語で、その吸収が早い!?。最近は物を数えるときに、ノルウェー語でカウントしているのをみます。老婆心ながら、ノルウェー語は英語をローマ字読みしたような綴りが多いので、(猫catはkatとか)混乱しないのかしら?


プリスクールと違うのは、学校ブログで写真をあまり見せてくれないので(アシスタントも2クラスで一人しかいないし、先生も授業しているのだから、撮っていられないですよね)、娘が話してくれないと様子がわからないこと。送迎のときも、先生と立ち話できる雰囲気じゃないところです。先生が何か質問があればメールしてねというのは、そういうことなのねと分かってきました。今年はコロナの影響で、授業参観がオンラインになるそうなので、動画を観るのが楽しみです。


コロナの影響でスナック二回分と、お弁当を持参しています。ノルウェーでは平日に甘いものは食べずに、週に一度好きなおやつを好きなだけ食べる習慣がある、と聞いたことがあります。まさにそんな感じで、砂糖が入っているものを持参すると、先生チェックが入り、食べずに持ち帰ることになります。マ〇ービスケットのような素朴なものでも、砂糖入りには違いないのでNG。娘は「これはおいしくないおやつ(クラッカー)だからOKでしょう?」と言って先生に見せるのだそうです(笑。でも、フルーツはOK。ヨーグルトもOK。ヨーグルトに入ってる砂糖は12gとか14gもあるんだけど、そこはいいんだってところが常日頃の謎です)。


甘くないもの限定でスナックを週に10回分も準備するのが(飽きたー!と言われるので)大変なのですが、とはいえ、これはけっこういい習慣かもしれないです。偶然、うちも食生活を少し変えて、自然と平日は甘いおやつはあんまり食べなくなり、週末には夫がおいしいおやつを作ってくれます。今週は、夫がクッキーシューを焼いてくれました♡(写真↓)。普段食べていないと、週末にたくさん食べていいよと言われても、意外と量をたべれないし、市販の砂糖たっぷりおかしを食べると喉が痛くなり、そこまで幸せでなくなってきた(食べたくなったときが、面倒ともいえる)。あと、お菓子を買わなくなったので、その分のお金を質のよい調味料などに使えるようになりました。塩・油がおいしいとシンプル料理でもおいしい♡・・と、昔は、「お菓子がない生活なんて!」と思っていたのに、「あまいものに振り回されない暮らしがちょっと心地よいなんて~!」と、わたしが一番驚いています。。。と先週までのブログと被っている部分も多々ありますね。調味料としては、次はしょうゆとお味噌が気になっています。



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二女は、先生に「めっちゃ自立している」、「よく食べる」、「片付けまでできるからすごい」と言われることが多いです。女の子とも男の子も分け隔てなく遊んでいるようで、名前とその子の親の顔を覚えて教えてくれます。レッジョの方針もあってだと思うけど、プリスクールはとにかくたくさんの活動写真をシェアしてくださいます。それをみると、今年も自分のやりたいことを選んで、それぞれが楽しいと思う活動をさせてもらっているようです。英語は「Nooooooo!」と意思表示することは重要事項なようで、覚えてきて、よく家でも使うようになりました。二女は、小さいころから子音を聞き取っているので、英語を覚えるのも早そうな予感!?第二子は安心感をもって見ていられるのは、下の子あるなるなのかなぁ。



<家での日常生活>
朝、学校前は、机に座っておべんきょの時間という習慣がつきました。学校にいく身支度まで済ませると、長女はピアノ、二女は自分がやりたいことを選んできます(もしくは一人遊び)。それから、サイトワーズ本を1冊と単語練習(お気に入りらしい)。漢字の練習(これは日本語補習校に通いたいという本人の意思を尊重して)。時間が余れば、さんすうのおしごとをひとつします。早起きしてると、余裕が生まれて嬉しいです。


コロナの影響で、学校から帰宅後にすぐお風呂の習慣がついたのが有難いです。そのあと、朝にできなかったおべんきょがあればそれを済ませます。それから一緒に夕食準備をしたり、洗濯物を畳んだり、、、やりたくなければ自由に遊びます。夕食後は一時間半から二時間くらい、親と、姉妹で、もしくは一人で遊ぶ時間がまとまってとれるので、わたしはこの余白時間を大切にしています。長女は体力があるからなのか、学校ではあまり疲れないらしく、20時ころまで寝付かない日が半分くらいある。二女は精一杯遊んでくるのか、19時ころにコテンと寝つく日がほとんどです。


その余白時間にやっていたことのうち、わたしが印象に残っていることを。ひとつは、バッグ作り。先週のピン刺しから段ボールで取っ手をつけて、手提げかばんを作っていました。いつもモデル立ちして披露してくれる長女。

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もう一つは、サウンドオブミュージック関連の活動。娘が「キンダーの友達に話したら誰一人知らなくて、担任の先生だけが子どものころ観たわと言ってくれた」と悲しんで帰ってきました。ナチスが出てくるから、オーストリア近辺の方は子どもに見せないご家庭もあったよと友人から教わりました。ともあれ、これに関する遊びは、例えば、DoReMiの音を紙にメモすると、音名(A~G)で書いていました。五線譜を渡してみようかな。他には、Goatheadの曲の歌唱法を真似ていました。あとは、段ボールでMariaの住んでいる家を再現していました。ここから派生して、ドールハウスを作るとノートに構想を練っているこの頃です。夫と段ボールで試作したらしく、、、、それで満足しちゃったかも(笑!?



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秋の長雨が続いて、ハイキングに行けていけないのは残念だけど、やりたいことは案外山積みでそれはそれで楽しく過ごさせてもらっています。



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積読本を手に取る時間ができて嬉しいです。STE(A)M教育に力を入れることはこのゾーンを目指しているということなのだな、リベラルアーツに力を入れることはそこを目指すことなのだな。我が子には、どのポジションが向いていそうなのかなと観察しながら、日々取り組むことに優先順位をつけていきたいです:




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長女と口論になるようなお年頃になってきました。けっこうするどいことを言われてたじろいだりして、、、(笑)。こちらの本の良しあしはわたしには判断できないのですが、自分の感情を大事にしながら、相手を尊敬して対話する方法が紹介されています。それがこれまで講座などで教わってきたことに近い内容だったので、しっくりきました。わたしは手っ取り早く怒る選択をしてしまうので、この方法がいい訓練になりそうで、、、ときどき読み返して、最近の自分の言動はどうかなと確認したいと思いました。:


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今週の活動/食から変わる!?

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最近の感染状況は、まずまず落ち着いているという印象です。ただ、地域の感染者数をみていると、普段は0が多いのに、急に+6とか出たりするので、油断は禁物です。学内での活動は規制が緩和されたようで、P.E.でクライミングが解禁されるなどの連絡がありました。


さて、新学年がはじまり約半月が経ちました。この10日間ほど夫が出張で留守だったのに、ルーチンを崩さずに過ごせたことに、娘たちの成長を感じました。娘たちは、スナック二回分とお弁当と水筒を、学校で食べる順に取り出せるよう、リュックに詰めていけるようになりました。そろそろ自分でスナック準備をできる環境を(わたしが)整えないとな(汗)。


二女は、プリスクールを大満喫しているようです。クラスブログをみると、みんなの真ん中で堂々と楽しんでる。縦割りクラスで一番年下なんだと思うんだけど、、、今週はついにお友達の名前を憶えてきました。


長女は朝、ピアノ練習をして、暗記系のこと(漢字、サイトワーズ)を終えてからキンダーに行くようになりました。髪を結うのも自分でやりたくて、親はある意味ラクです。ある日、アイロンビーズの大きな蝶をつけていく娘(写真右↓)....これがお友達に好評だったようで.....娘はおしゃれなお友達に可愛いって言ってもらうことを目指して、あれこれ自分なりのおしゃれをしていく節があります。



craft



長女のLaQ制作は、これまで色は気にせずにとりあえず、組み立てて、考えたことをカタチにしたいという雰囲気でした。今週から急に、色にこだわって作るようになり、六角形のチョコレートケーキを作ってくれました↑。下に敷いているのは皿。あとは、ペグ刺しのボード(自体)をバッグに見立てて、みて、可愛いかばんができたのとポーズ↑。まぁ、アイディア満載な人だなぁと、自分の頭のかたさに気づかされます。


habit



二女は、何でも切りたい衝動に駆られる時期なようです↑。ズボンや人の髪、アイスの棒、、、何でも切り刻みたいようす。夫が、長女にもそういう時期あったねと。すでに切ってしまったズボンを一つあきらめて、切り刻んでもらいました。

週に一度くらい、ピザを食べたいと二女からリクエストが来ます。なので、ソースと生地を準備しておくと、残りは帰宅した二人が手分けして完成させてくれるようになりました↑。長女は生地を伸ばす作業と、ソースを塗る作業が楽しい。二女はどっさりトッピングするのが楽しい。以前、「ピザは野菜よ」と言ってる方がいて、昔は「え!?」と思っていたこともありますが、今は、ピザは野菜たっぷりだと断言できます(笑)

毎日、一問は続けている算数問題。四則計算のいづれを、何をつかって計算するかは長女に選ばせています。ある日は、引き算とのリクエストだったので、問題を書くと、「えー、上と下の数字を逆にしてくれない?(両替するのが)面倒なんだもん」と長女。そのセリフをきいて、だいぶ抽象化できてきたんだなと感じました。



musical



先日、修道院に行ってから、サウンドオブミュージックがブームな姉妹↑。DoReMiの曲を弾けるようになりたいと長女。わたしが弾いてみせると、すぐに覚えて、しょっちゅう練習しています。ある日、段ボールで舞台を作って、人形を紐で吊るして、サウンドオブミュージックのワンシーンを姉妹で劇にしてくれました(長女のピアノ演奏に合わせて、妹が人形を動かしていました)。他にも、映画のワンシーンを絵に描いたり、映画に出てくる子どもたちの髪型や服装を真似たりしてます(写真なし)。姉妹は「ただ楽しい」からしているのでしょうけれど、こうやって自分たちでテーマを決めて、多面的に楽しむ姿がとても興味深いです。


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電車遊びもよくしています。ハイキングでは手をとって、電車ごっこをするほか、牛乳パックなどを使って、電車をつくり、わいわいと人形を乗せて遊んだり(写真左↑)、PlusPlusで100両(娘、数え)もの車両を繋げた電車を作ったりしていました(写真右↑)。


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夫の出張が終わり、ひさびさのハイキングへ。急な林道を蛇行しながらあがっていくと、針葉樹林にアリ塚がわんさかありました。一番大きな塚には、アリ塚の説明を書いた看板が立っていました。1m以上の固い山で、表面にはアリがびっしり歩いています。いったい何年かけて塚を作ったんだろう。送電線の下にはブルーベリーとコケモモが熟していました。一部の葉はもう紅葉していていました。長女が目利きで、粒の大きさに惑わされずに、色と味の関係を考えて、「この色がおいしいんだよ」と教えてくれました。たしかに、私が選んだものより、よく熟していました。余談ですが、ちょうど送電線の工事中だったようで、近くで観察できました。電柱近くについてる丸いのは陶器だったのかと驚きました。


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週末に夫が修行しているシュークリーム。作るたびに皮もカスタードクリームもよりおいしくなっています。もう店にだしていいと思う!

もともと外食はあまりしてなかったけど、買い食いはときどきしていました。三月くらいから買い出し回数が減り、それに伴い買い食い回数が減り、娘たちとおやつを作る生活をこの半年くらい続けてきました。すると、だんだん砂糖の多い食べ物を体が受け付けなくなってきました。こないだソフトクリームを久々に食べたら、半分もしないうちにげんなりして嬉しくなくなったのから始まり、、、これまでペロリと食べていたものに胸やけが、、、。さらに、重ね煮を食べたり、玄米を炒って雑穀米に混ぜたりしてきたら、そもそもそこまで甘いものを食べたいと思わなくなってきました。あら、不思議。ひとまず今の食生活の方が、体調がよいので、この生活を続けていきたいです。次に気になるのは、添加物に関する知識です(無添加だから無警戒でよいかも含めて知りたい。今の食生活に添加してあることが必要な物が何かわかったうえで、食品を選べるようになりたい)。


食が整うと、次は運動をはじめたくなってきました。試しにスクワット(膝を前にださないやつ)をしてみたら、一度も出来なかった衝撃さよw!今週もお互いに、健康で、幸せな時間を過ごしたいですね。

新しい日常生活

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国が規制を強めたからなのか、ここ最近は、この地方の新規感染者数は数日に一度くらいの頻度で数名出るくらいに落ち着いています。次の山は、秋休みの人の移動かな。できることは、健康作りとうがい・手洗いなので、そこは忘れずに過ごしたいです。


さて、学校がはじまり1週間半が過ぎました。二女の半日保育が終わり、姉妹そろって一日プリスクールで過ごすようになりました。学校のブログで写真を見たり、担任から話を聞く限り、二女はだいぶクラスに馴染んで、自分のやりたいことをして遊んでいる雰囲気が伝わってきます。二女が自分でやろうとしていたのに先生が勝手に手伝ったとギャン泣きして帰ってきたところをみると、だいぶリラックスできて、自分を出せるようになってきたと想像します。先生には、「手伝う前には手伝いが必要か(面倒でも)彼女に尋ねてもらえるよう」にお願いしておきました。あとは、なんにでも最後にteをつけたら英語になると思っているのが面白いです。蝶はbutterflyって知っていて、それにさらにbutterflyteみたいに発音します。みかんteとか、みずteとか言ってる。


長女はというと、プリスクールの二年間、いつも一緒だった友人二人と別のクラスになってしまい、新しい友人を作るのに苦戦しているようです。他の子もそれぞれ、プリスクールからの仲良しさんがいる状況でその輪に入るのが難しいようす。そんなことを娘の方からわたしに相談してくれて、、、一人で悩まずに話してもらえてよかったなと思います。とはいえ、友人関係はわたしが指示したり、介入することではないので、家での彼女の居場所作りをこれまでよりも気をつけてみようと思っています。



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学校ではインプット過多になるのか、帰宅するとひたすら工作などアウトプットをしまくる姉妹です。長女は、服作りがどうなるかなと見ていたら、型紙作りを発展させて?いました。長い紙を使って、二女にドレスを作成(たぶんエルサ)したり、壊れたリカちゃん人形の服を紐で補修したり(あえての片側だけだそう)していました。縫う手順を覚えていたようで、道具を出し、片付けるところまで一人でできていたのでやるな!と思いました。写真右下は、彼女のおしゃれへのこだわりが。。。ベルクロをあえてクロスして履く。最近は、ワンピースを三段重ねて学校に行こうとします(笑)。普通に一枚、ワンピースの首部分を腰で履く、ワンピースの首部分を股ラインで履くの三段。。。さすがに、遊具によじ登れないと思うので、家でだけそうするように言いました。そういえば、服を表裏に着る理由を語ってくれました。自分で服を縫ってみて、買った服の縫い目がいかに美しいかわかったそうです。それにリスペクトして見せて着たいのだそう(驚きと感心)。



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PlusPlusでオリジナルプリキュアのキャラを、LaQでケーキ、カップとその蓋、スプーン、ストロー、アイスクリーム、皿のセットを、発砲スチロールの梱包材でハートの顔をしたバレリーナを作ったり、フォークにモールを巻き付けてボールを持った子を作ったりと、心の赴くまま没頭していました(わたしは何もかかわっておらず)。



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長女は漢字が結構、好きらしいです(だけど、右から/下から線を書いたり、私的には驚きの連続w)。覚えた漢字が50を超えたので、確認の意味も込めて、カルタ取りをしました。長女はカルタ取りがめちゃ早くて、40枚近くとりました。残りは妹に先を越されたり、うる覚えで取れず。逆に、二女の検討っぷりに驚く。

惑星の紹介の次は、地球を紹介。地球儀には慣れ親しんでいるので、ざっくりと「海」と「陸」を確認して終わりました。長女はなぜか、「ざらざらはりく、つるつるはうみ」とメモ書きしていました。二女は、「ざらざらしてるのはな~んだ?」とわたしにクイズを出してきます。そして、ある日、ぽんぽんで何かしてるとおもったら、太陽系の惑星をつくったそうで「どってんかいめい」と言って持ってきました。

体験したものを使ってアウトプットするのが大好きみたい。ある日は、イソギンチャクの飛び出す絵本のページを舞台にごっこ遊びを姉妹でしていました。写真はのせてないけど、サウンドオブミュージックの操り人形の舞台をヒントに、長女が人形劇の舞台の景色を紙に描き、木や家、焚火などを紙で作って立たせて、舞台を作り上げていました。。。とこんな感じで、最近はわたしから提案したり、誘ったりすることがほとんどなくなりました(これを作りたいと言われたら一緒に考えたりはするけど)。彼女たちがどんどん遊びを発展させていくのを楽しむ日々です。



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二女は、放置ぎみなんだけど、自分の内なる声をきいて、いろんなことに挑戦しています。やっぱり秩序感が高まっていて、磁石を並べたり、色別に分類して、熱中していました。あとは、紙で靴を作ったり(写真右上)、ハートのなぞり書きがこんなにきれいになって、文字を小さくなぞれるようになってきました。


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二女も(長い)手順を覚えることができるようになってきました。紫芋のペーストを作ったので、ねじりパンを焼いたときのこと。発酵した生地を伸ばして、ペーストを塗り、半分に折り、生地を伸ばして、切りこみをいれ、ねじって、成型する。という手順を覚えて、8個めには写真のようにきれいに仕上げることができていました。本人、すごく嬉しそうで、焼き上がりの写真は鼻の穴を全開にして写っていて、自信がみなぎっているのを感じました(笑)。おいしかったです♡




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姉妹と同時に、わたしの日常生活も新しくなりました。今年の抱負を振り返りながら、今、リズムを整えているところです。今年になって、ペイフォワードという言葉をよく耳にするようになりましたし、その恩恵にもあずかりまくりで、、、これをどういった形でお礼をしようかと考えるようになりました。なので、とっかかりにそもそもペイフォワードって何かを知るために、「世界は贈与でできている」を読みました(画像はお借りしています↓。映画「 Pay It Forward」の主人公トレバーがなぜ死んだか説明できる方はたぶん読む必要ないと思います)。絵本「Life」や「世界がもし100人の村だったなら」、「センス・オブ・ワンダー」などの本が頭をよぎりました。自分の子育てに対する考え方をより方向づける内容だったので、まずは家族のために行動し始めようと思いました。今後、日々の小さな言葉がけで、さてこの場面ではどう言うべきかなと迷ったとき、ひとつの判断基準になりそうな予感です。ここに、著者が参加している動画がありました。



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そういえば、洗濯洗剤のいらないマグちゃん、おすすめです。何がきっかけだったのか、若いころから、洗濯洗剤だとか、シャンプー・リンスだとか使うたびに、わたしの頭のなかでは、海に洗剤を垂らす絵が浮かびあがり、、、罪悪感が。かといって、重曹だとなんだか、、、この商品のおかげで心が軽くなりました。洗剤の芳香剤の香りとかいらないわたしにとっては、乾いたあとの無臭が気持ちがよいです。子や孫の住む地球のために、できることからはじめませんか~







週末には、協同創作者プログラムのイベントや原稿を拝読したり、狂言ワークショップではと狂言の違いなどを教えていただきました。家に居ながら、世界を広げられる環境にも感謝します。

学校がはじまりました

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政府が緑だった国を黄色に変更して、不要不急の人の移動を制限しはじめました。あとは、基本は人と1mの距離をとることを推奨していますが、それが難しい都市部でマスクの着用を勧めるようになりました。ただし、7歳以下のマスク着用は勧めないそうです。ほぼほぼ規制や対策をデンマークに習っているので、きっとデンマークで先行して決定したのだと思われる。住まう地方ではこの都市部には該当していませんが、毎日のように感染者が出るようになりました。。。そんなわけで、娘たちを店舗などの人の集まる場所に連れていくのを再び控え始めました。。。学校、だいじょうぶかな



さて、今週から娘二人の学校が始まりました。長女はキンダーで義務教育が始まりました。長女の担任の先生は、イギリス人で明るく社交的な方でした。長女は突如、わたしはカッコいい人になる!と宣言し、ぶりぶりのスカートをやめて、Tシャツとパンツ姿で通うようになりました。かっこよさの基準が不思議で、なんとズボンを表裏逆に履くという。。。えぇ、一応、確認しましたとも。「あのさ、これは敢えて?」、娘「うん、かっこいいでしょ?」。。。はい、そのまま行かせましたとも。やっぱり先生にも聞かれたそうで、娘は「母ちゃんに命じられた」と答えたそうです(笑)。キンダーは初日からフルデーで、時間割表をみると、外国語はノルウェー語を習うそうです。さっそく授業があったようで、お友達にノルウェー語で自己紹介をしていました(夫曰く、正しく言えてるそうですわ)。他にも娘が好きな科目:アート、音楽とchoir、体育もあるようでよかったです。教室の雰囲気は、レッジョと小学校からの架け橋になるような造りにしているそうです。義務教育ですが、私立校なので授業料が発生しています。これを夫の会社が全額負担してくださっています。感謝して、わたしは先生との関係を(去年より少しでも)密にしていきたいです。



二女はPreK-3へ。二女の担任は、イギリス人と、フランス人の先生でした。はじめての学校、、、ですが、下の子アドバンテージは大きいですね。コロナ前までは、毎日、教室まで一緒に入っていたし、コロナのオンライン授業に二女も当然のように参加していたので、先生には最初から顔と名前とだいたいどんな子が伝わっているという。なので、初日の朝こそ、「かあちゃんがいないと寂しい~」と泣きましたが、お迎えにいくと「明日もいく!」。翌朝からは、先生と手をつなぐと、そっと後ろを振り返って手を振ってきて、それからは私に振り返りもしない、という大物っぷりですわ。娘曰く、「かあちゃんとは話すけど、ようちえんではだまってる」そうです。まだ半日保育なので、家にかえると、私にサイトワーズのミニ本を「読んで」と持ってきます。英語をはやく覚えて話したいのかな。



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Meet the teacherの日に、教室のようすをみたら、プリスクールはクラスをまたいだレッジョのスタジオ活動ができないことから、各教室ですべてのスタジオ活動ができるようにアレンジされていました。床や布が少し減ったものの、あのアットホームで素敵な空間が維持されていてほんとによかったなとわたしは思いました。写真は、二女が打ち合わせ中に作っていた恐竜の家。けっこう恐竜に興味があるっぽいです。


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さて、以下は家での活動です。
平日の朝は、ピアノが続けられるかなと様子をみていたけど、朝六時に起きているので割と余裕を持って練習できました。コロナの影響で、今年からお弁当のほかに、二回分のスナックを持参、雨具などを学校ロッカーに保管することができなくなりました。なので、娘たちにはひとまずは以下を習慣化してもらおうと思います。これができたら、お弁当作りと朝学習(日本語)を入れるか検討します。:

・スナック準備
・水ボトル準備
・気温計と天気予報を確認して、必要な防寒具の準備



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放課後、帰宅した夕方、二人そろうと創作活動に集中していました。二女は、PlusPlusでラプンツェルの長い髪を再現していました。髪は黄色で、髪飾りがピンクなのだそうです。ぴっちりきっちりできあがっていました(写真左↑)。あとは先週、定規の穴をなぞっていましたが、その発展なのかな。尾根谷地形のイラストを繰り返してトレースしていました(写真右↑)。線がしっかりしてきました。



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長女は先週からのスケッチが続いていて、庭のカブの花をスケッチしたんだと見せにきたり(↑)、鳥や花のスケッチ(本がある)をトレースしたりしていました。興味深いのは、色は塗らないことです。何か獲得したい動きがあるのかもしれないですね。



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先週、長女がティータイムごっこをしていたときに、テーブルの上のカップやらはブロック(#型)を置くだけというところをつまらなそうにしていました。なので、別のブロックを出したら、立体のカップ(に、お城デコ)と、各種果物(お盆の上)とクッキー(タオルの上)を作って、わたしをティータイムに招待してくれました(写真左↑)。それから、カップが足りないと、急いでカップを作り足すのだけど、時間がないので、ハリボテを立てるという発想が面白かったです(写真右上)。立体のものを作って、展開図が気になったのかな、、、別の日には、紙で側面、底面の展開図を切って、貼って、紙カップを作っていました。皿に入っているのはカレーだそうで、米に昆布を混ぜてあったりするのが妙にリアルでした(写真右下)。


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またある日は、長女が梱包材を切って、丸めて、ドーナツやさんを開店。値札に「どーなつ 23えん」と書いてあったので、掛け算を紹介しました。掛け算は、足し算の仲間なので、割とあっさり受け入れてくれたように思います。



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休校中から、夏休みにかけて、料理を頑張ってくれた二人。これからは、週末の朝食を担当してもらうことを提案すると、「いいよいいよ、やるやる」との返事。先週は、スムージーをお願いしました。環境を整えながら、少しずつ私の介入を減らして、最終的には姉妹だけで作れるようにしたいなと思います。今週は、パンケーキを作ってくれました。姉妹が大好きな(近くの島で栽培された)茎ブロッコリーを添えていただきました。Yum♡


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今週のハイキングは、文化体験でした。映画「サウンドオブミュージック」を鑑賞して、最近、家でサントラをかけてと頼まれていたのでちょうどよかったです。パリからきたフランス人がはじめた石造りの修道院だそう。中庭が素敵です。長女は、主人公のマリアみたいな服を着てきたのと、紺のドレスをヒラリ。二女は「さうんどおぶみゅーじっくなの!?」と興奮して叫んでいました(←修道院という言葉を教えてなかった)。我が家の行く場所は、どこに行っても人に会わないか、まばらです。


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灯台でピクニック。ドイツ軍と戦って五年間ほど占領された当時の跡が残っている場所です。暑かったので、ここで磯遊びを。今回は、あれ、ダニ?というサイズのカニの子。そして、イソギンチャクが、生活史が伺える各成長段階の状態で観察できました。プラヌラ幼生、着底、稚イソギンチャクらしきものが海藻と岩についていました。この近くの岩には、成体がいくつもくっついていました。そして、海藻が数種類。これ、絶対、いい出汁が出るとかみそ汁に入れられるという打算的なわたしに対して、子どもたちはそれぞれの興味に合ったやり方で触れ合っていました。二女は、写真右のふのりの緑バージョンのような海藻を絞っていました。光合成をして、たくさん酸素の泡を含んでいて、絞るとたしかに面白い感触なんですよね。子どもから学ぶことはたくさんありそうです。



今月から、こちらの協同創作者プログラムに参加させてもらっています。本が好きな娘たちに本がどうやって作られるか一緒に経験してもらうこと、宇宙に興味を持ったので、それに関する活動のひとつとして!著作権のことなどあると思うので、ここには詳細は今後書きませんが、娘の意見を著者に直接読んでいただける貴重な機会を楽しみたいです。そして、先だっての狂言WSでは、時季的に少し戦争の話にも触れてくださいました。宇宙のかけらである自分は、地球上で脈々と受け継がれてきた命を預かっているのだと感謝して、日々過ごしたいです。

夏休み8週目の記録

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夏休み中に海外に渡航したり、フェリーでクルーズした人など最近は新規感染者が全国的に増えてきました。それで、政府は緩和するはずだった規制を据え置いたり、マスクの着用を検討しはじめたのだそうです。マスク着用の件は、朗報です。学校は黄色信号措置のまま再開予定で、クラスの発表があり、姉妹そろって友人と同じクラスになれず。



以下は、夏休み最後の週の記録です。コロナで休校もちょうど同じくらいの期間だったので、なんだか夏休みが二回あった気分。自分なりの精一杯を尽くせたんじゃないかなと思います。それもこれも、週末に、夫が全面サポートしてくれて、心身リフレッシュできたおかげだと思います。


麦畑が黄金色に輝き始めました。もう立秋ですものね。ラズベリーもつぎつぎと熟して、散歩のおやつにしています。缶ぽっくりをしたり、友人とプレイデートしたりと忙しい週でした。友人の物理学者ママさんから、ラップとビー玉を使って重力について教わりました。


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長女はPlus Plusでテーブルと椅子、人間(男女各二人)、観葉植物を作って、ティータイムごっこをしていました。シルバニアよりも、自作のが楽しいのかな。二女は、なぞることに夢中になりはじめました。定規に穴が開いている形をなぞっては窓に貼りだしていました↑。


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今週は、リカちゃん人形の洋服の型紙を使って、小さくなった服をリメイクしました↑。娘が選んだ型は、ベルト付きオールインワンとかいうつなぎのパンツでした。フェルトよりも、布の方が縫いやすいのか、縫い目がすごく美しくなっていました。最後に、おそろいの布で、ヘアゴムとベルトをつけるのが彼女のこだわりでした。


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夫がアイスボックスクッキーを作ってくれました↑。あまりにきれいにできていて売れそうでした。夫の作ってくれるおやつがおいしいので、わたしは作らず、もっぱら食の改善に取り組んでいます。ひとつは、雑穀米のブレンド。前までは、もちきびを入れただけだったけど、押し麦と砕いた昆布や小豆を入れたりしています。


                   
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今週のハイキングの記録です。夫がみつけてきてくれた24個めのトレイルは、プレケストーンの対岸の山でした↑。写真対岸、割と中心にあるなだらかな山にプレケストーンがあります。先週のトレイルは下流からリーセフィヨルドをみたけど、今週は上流からの眺めになります。フェリーからまじかでみた滝、ごうごうと水しぶきがすごかったけど、ここから見ると細くて小さな滝に見えたり、プレケストーンも然り。こうやって近遠さまざまな角度からこのフィヨルドやら、見知った滝を眺めていて、いろんな角度や距離からものごとを見ることの大切さを改めて学びました。



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ブルーベリーもまだたくさんあって、野生動物の密度が少ないのかなと感じました。コケモモも熟れてきて、シャクシャクとおいしかったです。そして、マリオきのこを今年も発見↑。



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登ったのは、写真左の山(実際の頂上はもっと奥)です↑。ダムは日本に比べて、傾斜が緩やかな分?堤の高さが低かったです。景観に馴染むように施工されていました。クライミングジムにいきたいと騒ぐ娘たちのために、岩登りが多めのルートを選んでくれた夫に感謝。長女は、登りよりも下りの方が楽しかった!と言っていました。今回も、リュックを背負って最後まで歩きました(拍手)。


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娘たちがずっと行きたいと言ってた廃線レールの上を走る自転車乗りに、夫が連れていってくれました(言ってないけど、夏休みがんばったご褒美に)↑。写真の笑顔がめっちゃはじけていたので楽しかったんだと思う。良かったです。


25個めのハイキングは、犬の散歩を兼ねて、平たんな海岸ルートへ。牧場のなかをつっきって、羊や牛のうんPを避けつつ進みます。羊は母子でいるので、母親に毎回、威嚇されました。長女は、リュックにノートと筆記用具を入れてきて、海からの景色を描いていました。雲の描写がよく特徴をとらえていて、興味深く思いました。


新学年度の幕開けはどうなるかな。。。いろんな意味でどきどきです。各地、まだまだ落ち着かない生活ですが、身体も心も健康にお過ごしくださいませ♡

夏休み7週目の記録

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今週は急にこの地方の新規感染者が10人近く増えました。。。EU各地にでかけてウイルスをもらって帰ってきたのかしら。国内の学校は、国の示す基準で黄色信号のモード(6月の学年末と同じ状態のまま)で予定通りスタートするそうです。新学年がはじまるまであと一週間強。学校はQuarantineを強制できないし、これまで通りなら検温も親任せなので、新学年初日から通わせて大丈夫かどうか悩ましいところです。


以下は、夏休み7週目の記録です。ルーチンでは、算数でお買い物ごっこをするようになった都合上、4桁の引き算を始めました。娘の持ち物にきざんだ値段をつけて、わたしが(これまた刻んだ金額の^^;)代金を支払い、おつりを計算してもらうという設定です。最初、両替して崩すところにとまどっていましたけれど、足し算で10進法はだいぶ理解しているので、言葉かけしてみると何をすればよいか理解しつつあるようです。あとは慣れかな。それで、数に興味が出てきている二女が両替やさん役をしてくれています。買い物ひとつするだけなのに、テーブルの上は具体物とカードでやたら壮大なことになっています(笑)。しばらくすると、長女がめんどくさがってくるはずなので、そうしたらちょっと抽象化して計算する方法を伝えようと思っています。


漢字とサイトワーズなどの暗記ものは、それぞれ一日1文字か2単語ずつ取り組んでいます。漢字は最近した活動や話の内容に近いものを、サイトワーズはミニブックを一冊ずつ完成させています。今のところ、どちらも興味があるようで、やったものは覚えているみたいです。



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天気がすぐれない週だったのですが、雨がやんだすきに散歩に出ました。最近は、草本類は種をつけたり、紅葉しはじめたものも出てきて、節季ではもうすぐ立秋なのも納得です。今年は寒かったのかトマトの苗は双葉のまま成長していません。一番最後に何気なくまいたサヤエンドウが、花が咲いたと思ったら、あっという間に実りました。マメ科さすが!と思いました(写真、右上)。そして、真ん中の写真は、先週、サツマイモがヒルガオ属だった関連で、花を2つ失敬してきました。それで、ネットでみかけたプリンセスにしてみました。すると、二人の創作意欲に火が付いたらしく、折り紙でヒルガオを再現してみたり、絵本をつくると描き始めたりと2時間ほど没頭していました。



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ルーチンが終わった長女がすぐさま始めたことのひとつが、リカちゃんの服作りでした。まずはデザイン画を描いてもらい、ロングスカートがいいそうです。なので、一緒にリカちゃん人形を計測して、丈をはかり、型紙を作りました。切った型紙を、フェルトに待ち針でとめて、色鉛筆で印をつけて切り抜きます。飾りをつけたいというので、自分でパーツを作ってもらいました。飾りは、ビーズで真ん中を一か所縫い付けました。それから、5週目の縫い目がなかなかダイナミックだったので、縫い目に点を打つことに。定規で5mmごと点を打ってから、縫ったもののけっこう飛ばしていました(笑)。点をうつときはあれだけ丁寧に熱中していたのに、このギャップは何なのだろうと面白かったです。もしかしたら、なみ縫いするときに混乱したかもしれないですね。何はともあれ、前回よりだいぶ細かく縫えたことには変わりないです(祝)。完成して、無事に着せることができて、ほんとうにうれしそうでした。また作ると言っているので、次回はどんな成長がみられるか楽しみであります。


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他には、長女はプラバンでアクセサリー作りも何度か繰り返していました。夢中になっているとき、長女はけっこうおしゃべりをするのですが、そのひとつが「自由な時間をたくさん作ってくれてありがとうね」でした(笑)。長女のこの達観したかのような客観視セリフシリーズが、母としては興味深いです。とにかくネックレスにする分を早くとおして完成して首にかけたいので、異なるビーズの種類が混ざろうがお構いなしな長女(猫のネックレス)に対して、色をきっちりわけて、同じビーズでしかもこのビーズじゃないと!という二女(蝶のネックレス)とのギャップも性格と発達段階の違いとがよく出ている気がします。優劣など比べる発言は言わないのですが、心のなかでこんなに違うのかと楽しんでみています。写真左上は、粘土のカップ。長女は、人を模写したり、実物を再現することが多くなってきたようにも思います。



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フリータイムによくやっていたのが、スピログラフです。最初は、単に幾何学模様が描けることに満足していたようです(写真右上)が、だんだんと「貝ができたよ(写真右下)」など何かを表現するのに、使い始めました。

さて、せっかく興味をもったので、わたしが与える形で進めている惑星の紹介。先週は大きさの違いでしたが、今週は、太陽系の惑星の太陽からの距離を実感してもらいました。タコ糸上に、太陽が2ミリのとき8つの惑星との距離を示しました。火星までは団子状に並んでいますが(写真左)、木星からは徐々に距離があいて、海王星までは6m40cmほどになりました(写真にはいりきらない)。その紐を壁につけて、各惑星の絵カードをその位置に貼ってみました。うちの娘たちは動きを伴って覚えるのが得意なので、だるまさんが転んだ的な遊びをしました。太陽からスタートして、「水星の横に立つよ」と半歩ずつ進んでいきます。火星から木星までは長女なら飛んで1歩、その先は2歩、4~5歩あるきます。海王星までつくと、「太陽までもどれ~!」と6m40cm分走りました。娘たちも気に入ってくれたようで、通りかかると走ろうと誘われます。一連の活動を通して、宇宙の壮大さをわたしも想像できるようになって、とても興味が湧いてきました。もっといろんなこと知っていたら!ホーキンスの本の続きを読む時間が欲しいです。





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続いて、ハイキングの記録です。夫が探してくれた、今年23個めのトレイルは、プレケストーンがあるフィヨルドを一望できるコースでした。フェリーからも観光したところです。自立の援助として、自分の荷物は自分で持ち運ぶというアドバイスをもらったので、そうだった!と思い、娘たちにリュックを準備してもらいました。初日なので、最初から最後までリュックを背負い続けることを目標に、中身は水を半分だけ入れた水筒とそれぞれのおやつにしました。すると、長女はリュックがパンパンになるまで詰めていました(笑)。自分で最後まで背負える重さにしておくように釘をさしてみましたが、荷物を減らさず、、、本人が言うならと任せてみました。



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長雨できのこがたくさん生えていました。そして、ブルーベリーだけでなく、コケモモも赤く実っていました。まさに、「ブルーベリーもりでのプッテのぼうけん(ベスコフ)」の世界でした。長女はその絵本の話を口ずさみながら歩いていました。二女はブルーベリーの味見に夢中。この時期は果物を持参しなくてよいので助かります。そう、リュックを自分で背負っていると、マイペースで歩けるようです。二女も長女も、給水やおやつ休憩をマイペースにとっているのが印象的でした。よかれと思って手ぶらで山に登らせていましたが、逆に自由を奪っていたのかもしれませんね。もっといろんな思い込みがあるのだろうな、それに気がついてどんどん手放していけたらいいなと思いました。



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山頂には、ちょっとしたお花畑が広がっていて、そこから眺めるフィヨルドが美しかったです。ここで、おもむろに長女がリュックからバスタオルを取り出し、「みんな、ここに座っておにぎりたべるよ。父ちゃんはここ、母ちゃんはここに座って~」と。それでリュックがパンパンだったのねと感心していると、「みんなで一緒に座りたかったから、リュックにいれてきたかったのよ」と長女。少しでも荷物を軽くしたいわたしは、ピクニックマットをもってくる発想なんてなかったです(苦笑)。今週も、夫のおかげで自然の力で心を洗うことができたことに感謝です。



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夫が週末に作ってくれたのは、シュークリーム。二女が霧吹きを手伝っていました(写真中)。カスタードもおいしくて、すぐになくなりました。右は、干ししいたけと、鮭の一夜干し。最近、身体作りのために、食生活を見直し始めています。わたしが家庭科で習った時代の栄養学と現在はどれだけギャップがあるのかなとふと疑問が沸いたので、こちらの本を読んでいるところです。朝ご飯を簡素化するのに、どう手を抜いたらいいかのポイントを掴みたいと思います。

夏休み6週目の記録

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最近、国内の新規感染者が10人をきる日が増えてきました。一方で、EUの一部の国々で感染者が増えて、それらの国に出かけた人は家で待機する指示に戻りました。この国は対応も早くて、しかも内容がまとも。あと3週間くらいでどの学校も夏休みが終わるようなので、蓋をあけるとどうなるかなぁと様子を見ている日々です。



さて、以下は夏休み6週目の記録です。ルーチン(写真↓)のなかでは、足し算のネタが変わりました。ゲームの得点集計でなく、お買い物ごっこをしながらしたいそうです。人形の服に値札をつけて、値段を集計して、最近はおつりも計算したがります。なりきって張り切っていました(笑)。/あと、漢字の他、サイトワーズをやり始めました。ミニブックが読めるのが嬉しい長女は、わたしたちによみきかせをして、夫が帰宅すると披露していました。/二女は、かるたとパズルがブームで、延々と繰り返しています。/海でスープを作っていたときに松をよく使っていて、松をみると「これは松ぼっくりができる木なんだよ」と言ってくるので、松の実とバジルの葉でジェノベーゼソースを作ってもらいました。他には、ナスのお焼きをつくったりしました。



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今週は予定が入ることが多くて、たっぷりとは自由な時間が取れなかったな。今週の活動のなかで、惑星の紹介の一環を。太陽が50cmのときの惑星の大きさを実感してみました(写真↓)。水星から火星まではくしゃみをしたら吹き飛びそうなミリサイズで、「ちいさっっ!!」と驚いていました。そのあと、娘は地球の絵を描いていました。二女は、太陽を段ボールで作っているのをみて、段ボールに皿をひっくりかえして(メタルインセッツのように)円を描いて、はさみで切り取っていました。握力すごいなと思いました。そのあとは、ハートの下絵を描いてと言われて、二女が切り紙をする遊びをしばらくしていました。そのうち、自分で下絵を描いて、自分で切り紙するスタイルに発展していました。



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残りは、体力作りを兼ねた我が家の趣味、ハイキングの記録です。ついに今年20回目のハイキングになるということで、夫の企画でちょっと遠出してハイキングをしてきました。定期的にハイキングを続けていると、家畜の成長や花などを通して、季節のうつろいをより感じられるようになりました。この国ではFriluftsliv(フリルフツリフ)という考えのもと、自然を楽しんでいることを知りました。ずっとこの国に住み続けたくなります(無理ですが)。さて、冬にはトロムソで雪と氷とその文化を体験してきました。今回は、夏の雪と氷を体験するハイキングになりました。



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まずは、滝へハイキングに行きました。滝にはつり橋がかかっていて、間近で流れをみることができました。滝の水に触って、流れを確かめたあと、長女はその脇に生えている乾いた苔にせっせと水やりをしていたのでした。二女は、長い松ぼっくりをみつけて遊んだり、大きなアリ塚に興味を持っていました。


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2つめのトレイルでは、氷河の近くまで歩いてきました。往復12kmも歩ききった長女には驚き。これなら、片道12kmくらいのコースでも泊りでなら行けちゃう!?と淡い期待を持ったりしてしまうのでした(距離が延びると、もっと楽しいコースがたくさんあるので)。歩くときには、自分で楽しいゲームを考えて(石の上だけ歩くチャレンジとか)、ごっこ遊びでなりきって遊びながら歩いていて、傍からみていて面白いです。あとは手をつなぎながら歩いているときに、考えていることや思っていること、やりたいことなどを語ってくれるのも楽しい時間です。今度、フィヨルドができた由来について紹介するときに氷河をイメージしやすくなったかな。



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トレイルの途中で、牛がとおせんぼをしていたり、ヤギの群れがいたり、羊の母娘とすれ違ったりと家畜とすれ違うことが多いです。どうやって家畜と放牧主が落ち合っているんだろう。やっぱり塩舐め場なのかな??首につけている鈴の音がそれぞれ違って耳心地がよいです。カランコロンもいいけど、ちりりんも捨てがたい。


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湖と、空と、氷河の青みがそれぞれ違っていて、青色を満喫しました。


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種を飛ばしていたもの、蛇イチゴ、スギゴケの胞子嚢などが見られました。



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二女が「プリンセスのお城みたいだから写真撮って」(写真左上↓)。人懐こいヤギがあいさつして通り過ぎていきました。氷河からでている滝の水は、水勢がつよいせいか、より冷たく感じました。3秒くらいしか手足をつけていられない!


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三つ目のトレイルは、標高の高い(1200mほど)トレイル(6km強)へ。ダム脇の道には、まだ残雪がありました。アナ雪2のようなダム問題の議論の材料になりそうな景色でした。


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残雪で進めなくなったダム堤あたりからトレイルへ向けて歩き始めました。


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北斜面には、まだ残雪のパッチがたくさん残っていて、厚みもまだ50cmから数メートルくらいあるようでした。こんなにもたくさんの滝が24時間どうどうと流れても枯れない理由が分かった気がしました。


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雪のパッチの縁からは1滴ずつぽたぽたと水が滴っていました。きれいな雪を触ったり、飴に乗せてかき氷♪と食べてみたり、裸足になって雪を歩いたり、雪を崩して「カエルの卵みたいになった」とイマジネーションを働かせたりして楽しんでいました。雪の上は滑るので、かかとをさして止まったり、あえて滑ってみたりして、雪の上の歩き方を楽しみました。他にも雪の上はまぶしいことにも気が付いたようでした。これが地球の水循環の(標高的に)スタートなんだねと話していました。絵本「地球を旅する水のはなし」や、「おかしなゆき ふしぎなこおり」、「うまれたよ!オタマジャクシ」などを読みました。


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先2つのトレイルと違って、標高が高いとまだ花が咲いていたり、高山植物が生えていたりと植生が変わります。こんな場所でも、羊が放牧されていて、こういう景観は羊が作ったものなのかな?それとも羊が影響するほどの数を放牧してないのかな?


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ヤナギの花芽などがふわふわと気持ちがよかったです。素敵なトレイルをみつけてきてくれた夫に感謝です!!


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そうそう、今回、長女に一眼レフカメラを使わせてあげたら、すごく楽しそうに撮っていました。重かったのだけど、撮りたいものをフレーム内に収めることができていました。家でICT教育をするにあたって、何を材料にしようかなと思っていたけど、、、ひとつの案として、娘がカメラで撮ったデータ(静止画や動画)を自分で編集するという方向性なら、親子で楽しめそうかなと思いました。友人がすすめてくださったコマ撮り撮影からスタートしてみようかな!?


それにしても夏休みがあと二週間しかないなんて。自分の時間ができるのは嬉しいけれど、娘たちの手が離れていくのは嬉し寂しいものです。ただ、コロナ渦では、まだまだどうなるかわからないですね。次の1週間も、心の健康に努めたいと思います。

夏休み5週目の記録

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EU諸国(いくつか禁止地域あり)に出入国できるようになり、夫の会社の人は一気に国外にでかけたそうです。ちょうどそのころ、市内の感染者が5人くらい出てひやりとしましたが、ごく最近は落ち着いています。家族内とか小さなクラスターが発生したのかな。


さて、以下は、夏休み5週目の記録です。もうそんなに経ったかなぁ。。。はやいです。


ルーチンのなかでは、長女はピアノと漢字を楽しんでいるようです。ピアノは練習時間以外にもよく弾いていて、自分の伴奏で、二女に踊って♪と誘っていたり、アレンジして弾くのが楽しいみたいです。漢字は、文字の字源のイラストが気になっているようで、親子の会話が弾みます。実物があるものは、字源を再現して遊んでいます。


家の階段のてすりがクライミングされて壊れるのが心配です(鉄棒が欲しいです 苦笑)。それもあって、今週はたくさん外遊びをしました。大学の植物園には、見本林もあることが分かりました。友人のクロアチアママから、ブナ林の尾根にあがるとプレイグラウンドがあるから遊びにいこう、とお誘い。行ってみると、テントと炉があり、近くには丸太のブランコ、枝でできたブランコ、ロープで作ったバランスビームのような遊具、屋根に苔を乗せた小さな小屋、トンネルなどがありました。先生と生徒が一緒に手作りしたそうです。そういえば、我が家の近くの林にも同じようにテントや遊具があって、ノルウェーの地元幼稚園はこうやって毎日あるネイチャーウォークを楽しんでいるのかもしれません。



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そのときにみつけたカタバミの葉に長女が喜んでいました。絵本「カタバミ」でシュウ酸でコインを磨いているのをみてやってみたかったそうです(↑)。娘は味見して「すっぱ!」と言いつつ、黙々と磨いていました。野山のベリー類が実り始め、ラズベリーが甘酸っぱくておいしかったです。



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去年は、花をみつけると、手に持てるだけ摘もうとしていました。今年は、野菜の切れ端や種、ハーブなどをプランターに植えて(苗でもないし、寒さから収穫は厳しいものが多いので)花を咲かせて楽しんでいます。それで、植物も分かりにくいけどちゃんと生きているとわかってきたのか、食卓に飾る分だけ摘むようになりました。摘むときも、ひとつの株から1輪と決めてみました(写真↑)。


おやつには、白玉団子やスイートポテトを作りました。白玉団子では、雫型、うさぎ、くまやプレッツェル型などを作っていました。そして、後者は、おしりたんていの好物です(笑)。最近は、使える材料と技術的に、「作る料理」で世界旅行のネタがつきてきたので、「原材料」について一緒に調べたりしています。このときは「さつまいも」が久々に手に入ったので(嬉)、「やさい塾」の秋冬本をみながら、世界地図と植物分類、旬について、目利きなどについて(別に覚えてなくていいんだけど)一緒にへえ~!と眺めていきます。それで、サツマイモはヒルガオ科だそうで、一枚目の写真のように、海でその花が見つかったり・・・どんどんつながっていく(点→線→面となっていく)のが面白いです。



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その海に散歩に行ったとき。毎回、同じ場所にいくのに、行く度に新しい遊びをします。先週は、岩のくぼみに溜まった潮だまりに、松の葉と海藻と波の泡を持ってきていれて、スープができたと遊んでいました。絵本「おばけのえんそく」で出てくる、真っ暗闇鍋を模したのだと思われます。今回は、スープ遊びはそうそうに切り上げ、海に入り、海藻を集め始めました。名前はさっぱりわからないのですが、色別に分類をはじめました(7-8種類ありそう)。それを海に戻すと、パッと花開くように広がるのも楽しかったみたいでした。あと、海活動の続きで、サバが手に入ったので、図鑑で「タイセイヨウサバ」だと調べて、絵本「きりみ」をみながら、各鰭とついでに口の中(舌と歯)を観察してから、さばいてみました。ちょうど雌雄だったようで、エラから内臓、精巣と卵巣を見れました。最後に、背骨が泳ぐときにどう動くかね?とくねくね。切り身は夕食に頂きました。長女は卵巣と精巣に、二女は背骨が印象的だったみたいです。


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長女のワンピース活動が、今も続いています。最初に作ったうさぎのぬいぐるみと服(ピンク)のときは、縫い方を覚える(思い出す)だったので、縫い目もなかなか衝撃的でした(笑)。それから、二枚目を作りたいというので、「デザインして売りたいんだよ~」と言っていたことを尊重して、まずはデザイン画を描いてもらいました。それから型おこしは私が手伝います。できた型紙をフェルトにあてて、布を切り出す。糸通し、玉止めは自分でできるようになったので、あとは一人で縫ってもらいました。結果、二枚目(紫)は一枚目とほぼ変わらないデザインだけど、一連の工程を覚えた感じになりました。別の日に、三枚目を作ると言ってきました。今度は、黒いフェルトで、シックなイブニングドレスのようなデザインでした。型紙だけは手伝って、あとは一人でできそうなので、任せてみました。すると、首元にパール風のビーズを飾るというので、まずはそこから。今回は、縫い目が内側になるように、縫い代をつけてみました。糸を最後までひっぱり抜くのをときどき忘れて、ビーズが不ぞろいになってはいましたが、三枚目(黒)は初回に比べたら、縫い目が細かくなっていました。耳につけるリボンも作って、「これが作りたかったんだよ~!」と目を輝かせていました。今夜、リカちゃん人形の作り方本を眺めて、寝る前の読み聞かせの本に選んでいました。なので、近いうちに布で作りたいと言ってくるのではないかと、裁縫苦手なわたしは、複雑な気持ちで待っていたりします。ちなみに、二女は、パズルブームがきて、もっぱらパズルとカルタ遊びです。



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週末のハイキングは、雨の翌日だったのもあって、水滴が美しかったです。林床に(足首くらいの高さで)びっしり生えているブルーベリーが実って食べごろ。自然の恵みに感謝です。森の生き物たちも食べているようで、大小どの糞もブルーベリー色していました(笑)。娘たちは、自然物を文字や生き物などに見なして教えてくれるので、親も楽しいです。今回、長女は、水たまりの形が「J」に見える、岩の形が「人」に見える、いくつかの石を組み合わせて「ひとの顔みたい」、この岩とついている苔で「人魚」の姿に見えるなどなど、イマジネーションが豊かだなと感じます。


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今回のコースは、急斜面の岩を登ってきたと思ったら、目指す場所まで尾根をあと3つも越えなくてはならず(写真、実際には思ったより時間はかからずでした)、わたしはへとへと~。二女が夫の肩車で少し昼寝したら、体力が全回復して、最後の斜面を登りはじめたのをみて、若いっていいなぁとしみじみ思ったのでした。



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夫の料理、育児スキルがすごいです。ある日は、オンラインでレッスンを受けてキッチンに行くと、肉まんとロールケーキができていました。そして、週末にはチョコレートケーキを娘たちと作ってくれて、ハイキングにもっていくおやつにおにぎりまで準備してくれていました。年々、加工品を買う品目が減っていく我が家なのでした。いつもありがとう!


今は、各地の状況はいかがでしょうか。今週も笑顔あふれる毎日になるようお祈りいたします。

夏休み4週目の記録

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今週から、出入国に関する制限がまた緩和されて、数か所を除く欧州ほとんどの国に旅行ができるようになりました。これから人々がどう動き、感染状況がどうなるのか、ドキドキします。我が家は、旅行はまだしばらくはお預けにして、国内で夏を満喫する予定です。週1の買い出しに徹底できなくなりつつあって、ちょっと気が緩んできていますね。なので、ここらで(感染した場合に必要な)食料備蓄の点検と見直しをしておこうと思いました。


さて、夏休みも一か月が過ぎて、天候がすぐれないのも手伝って、今週は疲れが出ておりました(笑)。あと、一か月!の折り返し地点です。でも、規制緩和で、無事に新学期が迎えられるのかどうなのか・・・。と、自分の力が及ばない心配はほどほどにして、、、以下は、4週目の記録です。



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                        (写真1)




今週は朝食を簡素化することで、出だしがスムーズになってきました。目覚まし時計を使ってみたけど、誰一人起きないのは、なぜ(夫は出勤済み)!?電子音では起きない疑惑です。



先週の取り組み(魚)を受けて、ルーチンのなかでちょっと取り組み強化してみたのは「漢字」です。ドリルをただ渡しただけではやってくれないので(泣)、生活のなかで必要性に駆られる状況づくりがわたしの脳活になっています(笑)。例えば、、、アプリで得点を集計(足し算)して記録するときに、日付と曜日を書いてもらっています。その漢字の多くは一年生で覚えるものが多いと知ったので、これらをまず紹介しはじめました。これから義務教育がはじまり、英語脳になっていくと思うので、ただ暗記した日本語は忘れ去るだろうと思われます。なので、字源に結び付けて覚えることができる、「漢字なりたちブック」を活用させてもらっています。身近な漢字が主なので、「絵→昔の漢字→現在の漢字への変化」をみて、親子で楽しんでいます。大人にもトリビア的なへぇが満載でおすすめです。



もうひとつ、得点の集計(足し算)方法を少し抽象化してみました(写真、右下)。これまで数量を十分に体験してきたので、点を描くことで、頭の中に数量をイメージできるようになっているようです。むしろ、紙一枚でできるほうが片付けが楽なので、喜んでいるようです。集計が千では間に合わなくなったので、「万」の位まで紹介してみました。




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                         (写真2)




以降は、ルーチン後のフリー時間に娘たちがやりはじめたことです。友人にお借りした「おしりたんてい」に大ウケしている姉妹。以前、やったワンピース活動を思い出した長女が、おしりたんてい版でまた景色を切り取りたいとのこと。今度はどこを切り抜くかなと思ってみていたら、帽子でした(写真3)。花を帽子の飾りのようにして、たくさんの写真を撮ってきました。植物園では毎日、庭師がせっせと手入れをしています。なので、行くたびに、違った花が咲き乱れています。今回は、青・紫系になってる~という印象を受けたのでした。




flowers
                         (写真3)



それで、ワンピース活動のきっかけとなった娘の言葉をスルーしていたら、再度言われて、わたしが苦手な縫い物をやってみました。長女には、中に綿を入れたぬいぐるみと、その洋服を(写真2、右中段)。二女には、フェルト一枚をなみ縫いしてもらいました(写真2、右上段)。写真を入れ忘れましたが、、、二人とも完成まで熱中して、とても満足そうな顔をしていたので、もう少し縫い物ができる環境を整えようと思ったのでした。




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                         (写真4)




季節の行事の七夕飾りに夢中になっていました。提灯を作るんだと、増産(写真4、左上)。これに加えて、笹が倒れてくるくらいハートの切り紙がたくさんの飾りができあがりました。

写真4の真ん中は、「和菓子のほん」にインスピレーションされて、お友達と一緒に作った粘土の和菓子です。

そして、写真4の右上は、先週の魚の取り組みの延長で、いまも魚に関する遊びをしています。魚の塗り絵やお絵かき、関連する絵本「Oxford Reading treeより」を読んだり、娘らお気に入りのOur Planetを鑑賞しました。そこでみた生き物を切り紙をしたり、自分で本をみて折り紙の魚を折ったりして、「海の世界だよ」と言っていました。ここで、段ボールを水槽のようにして飾ってみたり、画用紙にレイアウトしてみることを提案しなかったことが悔やまれます。。。


と、こんな感じで、この夏休みは自由な時間をまとまって取ることを試してきて、、、わたしは娘たちがやりたいことに取り組むための雑用係というスタンスでいると、一度限りで取り組みが終えるのではなく、娘たちなりにそのテーマを発展させていくのが面白いなと思います。問題は、親の引き出しが少なかったり、お決まりのパターンになりがちなところです。脳トレがんばります☆彡 なんと、次の娘の最新の疑問は「車はどうして昔はみんな買えなかったのに、今は違うの?どうやって車はできているの?」です。どなたかSTEAM教育に詳しい方がおられたら、情報くださいませんか(笑)!?


写真が前後してすみません。最後に、写真2の左に載せた「太陽系」の紹介を。娘がまだ幼いころ、この文化教育を学んでいたときには、そんな壮大なことを小さな子が気にするのかな?身近なことからじゃないのかな?と思っていました。夏休みに入って、娘が「惑星や星はどうやってできたの?」と興味を持ち始めたときには、わ、ほんとなんだ(ただし、n=1)と驚きました。そのセリフが出たときに塵が集まる実験を、足し算が安定してきたころに一年は365日あることをカレンダーで確かめました。そして今回は、太陽系にある惑星の紹介をしてみました。模造紙を墨で黒くして、クレヨンで軌道を描き、色粘土で太陽と惑星を作りました。木星より外側にある惑星の輪はモールで。惑星を紹介するときに、軌道上を娘に公転させてもらい、どんな惑星かざっくり説明してみました。娘は、天王星が気に入っていたのですが、地球の衛星である月を(ついでに)紹介したら、小さくてかわいい~♡と虜になったらしく、そこからは月ファンになっていました。英語で、太陽系の歌を聞いたり、絵本や図鑑「地球館」などなどで確認して終わりました。娘は、それぞれの惑星の温度に関心を寄せていたのが印象的でした。私自身も続きの活動が今から楽しみです。



皆さまの地域では、まだ感染状況が悪化したり、自然災害とのダブルパンチだったりと再び大変な思いをなさっている方もおられると思います。皆さまの健康と安全をお祈りいたします。

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