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北欧の暮らしに関する絵本

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先日の記事のノルウェー民族博物館で家具が家や家具が小さいことを、わたしは当時の人の背丈のせいかなぁなんて書きました。その後、スウェーデンが舞台ではあるのだけど、こんな本がありました。出てきたのはノルウェーでもみられる屋根に草が生えた小さな家で、冬に少しでも暖を取るためだとか、クマやオオカミなどの野生動物から身を守るために、あえて小さくて、家のスペースを効率よく使えるよう使い道がいくつかある(変身する)家具を工夫して生活していたことが分かりました。スウェーデンの社会科の教科書にも載っていた、森とその生態系を守る法律についても触れられていました。たくさんのふしぎを定期購読したいくらい、興味深いものが多いです。



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そして、先の民族博物館でみてきたサーミの人々の展示。


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そのサーミの人々が描かれた絵本がありました。1000頭のトナカイが苔(正確には地衣類だと思われる)を食べつくすと、移動していく、裕福な家庭のテント生活なのだそうです。夏の間は、海岸の草をトナカイに食べさせるために、しぶしぶ移動するようなことが書いてあって、太陽が雪をなめつくす絵の表現をしているところが面白かったです。ここの人たちが大好きな夏も、トナカイにとってはそれだけ酷な季節なのですね。



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極夜が終わり、太陽が出てくる感動を味わうために、犬と探検に出た壮絶な手記がかがくのともで出ていました(上の本でも、太陽が一瞬顔を出したときの喜びが表現されていました)。極限のとき、自分はどんな思考になり、どんな行動をするのだろうと、、、ちょっぴり怖くもなる本でした。フローネの両親のようには。。。(苦笑)。そして、極限の状況を考えると、ペットを飼うのはおこがましいことだったのかなともどうしても考えてしまいます。今いる愛犬を大事にしたいです。



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夫が読んでいる北欧の歴史に関する本をいつか読むのが楽しみになりました!


岩石の本

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去年のこと自然史博物館に行ったときに、数えきれないほどの岩石が並んだ広い部屋で、長女がいわゆる宝石の原石(学術的には、輝石だとか閃石だとか、結晶の構造の違いであれこれある←この表現がやっぱりわかってないですねw ことを知りました)にときめいていました。そのときのわたしは、石のことを知らなさ過ぎて、「きれいだね」「緑だね」と色に関するコメントしかできず(笑)。いい機会だと思ったので、こちらの本を読んでみました。



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書評を読む限り、誤った事実が書かれている部分もあるそうですが、それは自分で赤ペン先生をしておくとして(てか、校閲入らなかったのかな 汗)、、、文章がとても読みやすくて、岩石(表紙の写真に載っている、橄欖岩、玄武岩、花崗岩がメインでしたが)とはどんなもので、どんな由来で、どこでどうやってできてたのか、などが、ざっくりと分かって面白かったです。この業界ではどんな評価がされているんだろう。残念ながら、実際に海の護岸の石を見ても、どの岩石か検討もつかないので(黒っぽいから、ケイ素が少ないか、マグネシウムやら鉄やらが多い!?玄武岩!?)、いつか専門家に石を見ながら解説してもらいたいです(夢がひとつ増えた♪)。とはいえ、この本のおかげで、最初の数ページで挫折していた他の積読本が、少しは理解できそうな気がしてきました。


追記:
上記の本のおかげで、こちらの絵本を楽しく読めました。つまり、何がしかのバックグラウンドを知らないと、難しい盛りたくさんな内容なのだなぁとわかった。編集されている方々がどの情報を取捨選択するか、悩まれているだろうなぁと頭が下がります。そんなわけで、敬愛するブロガーさんが、いつも子ども向けの絵本とともに、ご自身の理解を深めるために大人向けの関連書籍を読まれている姿勢を見習いたいです。そして、それは自分にとってはなかなか楽しいひとときになりそうです。


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