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トナカイと走る~Muskoxの編み物

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こんにちは。

娘たちの
アイススケートレッスンの後、
ダウンタウンで行われた
Running of the Raindeerという
イベントを観てきました。





Fur Rondyのイベントの
ひとつでもあるからか、
動物の毛皮(もちろん本物)を
着て見学に来ている人もいました。

こちらの方は、
ブラウンベアの頭骨付きの毛皮を
頭から被っておられました。


IMG_9280


到着したときには、
激混み。

アナウンスの方からの声掛けで、
アラスカ州内から来た人、
州外から来た人とで
声量が半々。

少数ですが、
オーストラリアなど海外から来た方も
おられました。

通りを木の柵で囲ってあり、
その直線、数百メートルを
選手とトナカイがかけっこする
というイベントです。

まず、
トナカイファームから
トナカイたちが入場。
ランナーが待機している
スタートゲートに向かいます。

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その後、
人間がスタートし、走り始めます。

数10秒後に、
メスのトナカイが放たれます。

すると、
オスのトナカイがそれを追って走り、

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ランナーと混じりあい(追い抜いて)
ゴールを目指します。


IMG_9301


トナカイに走ってもらうために、
餌を置いたり、
さまざまなことを試したけれど、

結局、
一番良かったのが、
メスのフェロモンによる誘導
だったのだそうです。
種としてなんとも正しい(笑)

帰りに、
気になっていたこちらの
Oomingmakというお店に
入ってみました。

IMG_9326


ここには、
いくつかのアラスカ先住民族から
25人ほどの方が、
それぞれの場所で、
Muskox(ジャコウウシ)の
内側にある毛を使って、
オーダーメイドで
それぞれの民族の伝統的なパターンの
編み物を作っているそうです。

(つまりこのお店には、
受付の方しかおらず、
それぞれの自宅で編んでおられるよう)





写真のように、
地域によって、
伝統の柄が異なるのが
見えるでしょうか。

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ジャコウウシの
毛のサンプルを触ると、
びっくりするくらい軽くて、温かい。

見本のネックウォーマーも
薄くて、軽い!

どの柄で、
何を注文しようか決めるために、
アラスカ先住民族の文化について
アンテナを張ってみます。

カラスは、
みんなに太陽の光をお裾分けした
存在として語られていることを
知りました。


Raven: A Trickster Tale from the Pacific Northwest
McDermott, Gerald
HMH Books for Young Readers
2001-09-01



楽しみがまたひとつ増えました。
それでは、また

ボランティア10&11週目の感想

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こんにちは。

今週は
サンクスギビングの祝日があり、
水曜で終了。

この二週間の
二女のクラスでのボランティアは
21時間(通算123時間)でした。





担任の先生が
病欠している間は、
隣のクラスにいって
アクティビティをする機会がありました。

その結果、
一緒にボランティアしているママさんと、
「我が子らが
この担任の先生でラッキーだったね!」
ということで一致しました(苦笑)

隣のクラスの先生や
日替わりでいらっしゃる代理の先生と
子どもたちの反応をみていて、

環境も大事だけど、
そのなかでも人が一番大事なんだなと
改めて感じました。

二女はこれまでずっと
先生運がよいなあ
と気が付いた。

担任の先生が不在の間は、
代理の先生、校長先生、アシスタントに
わたしたちボランティア(二人)と
けっこうな数の大人が集結(笑)。

カリキュラムは
進まなかったかもだけど、
モンテのおしごと時間については
思いのほかうまく回り、
(個人的には)
大人同士の絆がすこし強くなった気がする!?

担任の先生が復帰してからは、
校長先生が熱心に活動されている
道徳に関する活動に
いつもより多く時間を使っていました。





謝るときには、
・ごめんなさい(謝罪)
・△したことがよくなかったです。
・次からは、〇するね。
・許してくれる?
という手順で謝るんだよ
と教えていました。


学校では(?)
色ごとに誓い(pledge)があり、
例えば、赤はTruthなのだそう。

水に食紅を落としてから
「正直でいます(意訳)」と
誓いの言葉を言って回し、

最後に
もしも世界中の人が正直になったら
どうなると思う?
と食紅を全部いれると、
水が真っ赤になるので、
イメージしやすい。

Pledgeの際などに、
教室でかかる曲:




そして、
小さな嘘がおおごとになるよ
というこちらの本
「あたし、うそついちゃった」を
読み聞かせていました。


Ruthie and the Not So Teeny Tiny Lie
Rankin, Laura
Bloomsbury Childrens Books
2007-06-26










最近、
受講しているNLP講座の
参考図書のひとつである
「4つの約束」という本を
読んでいます。


四つの約束
ドン・ミゲル ルイス
コスモスライブラリー
1999-04-01



この一章には
子どもの時、私たちは
自分たちの信じることを
選ぶ機会はなかった。(p4)
・・・」
と、「人間の飼い慣らし」のプロセス
について説明していました。

社会的に生きるためには、
上のような合意が必要だと
頭では分かる。

分かるんだけど、
大人の言うことに素直に従ったり、
「バツを受けるのと
どちらがよいか考えてごらんよ」
とクラスメイトに忠告?している子を
みていると、ついつい
大丈夫?本当にそれでいいの?
と心のなかで思ってしまったり・・・

反対に、
クラスで
いつも先生の目を盗んで
席を離れてあれこれ遊んでいる子をみると、
まだ飼いならされていないんだね。
(このままがんばれ!)
みたいな心持ちに。
(暴言、失礼しました)


さて、
サンクスギビングに因んで、




カウントブック(算数)
ターキーのパーツブック(生物)
I am thankfulの工作
感謝する対象が書いてあるミニ本(英語)
ハンドスタンプで作ったターキー
サンクスギビングに食べるもの(文化)
食卓のセッティング(日常生活の練習)
プレースマット(紙を編む)
数やアルファベットの塗り絵
アメリカ大陸の地図のなぞり書き(地理)
などなど

サンクスギビングから
こんなに広い分野に発展させるんだ
とすごく勉強になりました。

なかでも
子どもたちに大好評だったのが
先生によるパペットショーでした。

こちらは
アメリカの伝統的な絵本
I know an old lady who swallowed a pie
らしいです。





担任の先生はこのショーを
Youtubeに上げたらいいのに~
とこっそり思ったくらい、
パペットショーが上手でした。
(メロディはこちらの動画と同じでした↓)










長女も
サンクスギビングに因んで、

アラスカ先住民族
Athabaskan語を話す民族)が
感謝を込めて作るそうな
カバノキ皮の籠(Birch bark basket)を
紙工作してきました。


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長女の先生が
ニュースレター(活動報告)に
添付してくださる写真をみると、

子どもによっては
わたしがモンテ勉強で習った内容の活動を
している子がいました。

これなら
何かお手伝いできるかも!?
と思ったので、

小学校のクラスでも、
ボランティアさせてもらえるか
聞いてみます。

これからは
日本ではこの時期何をするの?
と聞かれたら、

新嘗祭に因んで
新米を食べ始めます
と答えてみようかなと
思っています。

Happy thanksgiving to you all!

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