カテゴリ:
こんにちは。

先日、
イヌイットのひとつの部族、
Alutiiqの文化を垣間見て、
とても興味深かったので、





(動物園の表記も)





 Alaska Native Heritage Centerに
行ってみました。





イヌイットの各部族には、
それぞれ言葉が異なり、
踊りも異なるようで、

各部族に演奏する許可をとって
披露してくださっているそうです。


IMG_3536


割とカジュアルな恰好で
踊っているように見えますが、
踊っている方たちは
別の部族出身のようで、

ブーツのデザインや材料が
異なっているんですよと
教わりました。

そして、
服のデザインも。

下の服の
レースがついている部分に
レースの代わりに
家族ごとに異なるデザインを
使っているとのことでした。


IMG_3550


ノルウェー北部トロムソで
サーミ人の文化を
体験させてもらったときも、

衣装の模様がファミリーによって
異なっていると教わったことを
思い出しました。





今回見せてもらった
どの部族の踊りにも、
太鼓↓↓が使われていました。





説明を聞くと、
海にある流木を塩抜きして
加工しやすくして、
丸くする。

それから、
伝統的には、
動物の皮を使って
面を張るのだそう。

動物の皮だと
コストが$500くらいかかるので、
最近は飛行機で使う布を
$20/ヤードで買って
使っているそうです。

太鼓の持ち手は、
手に入ったものを使うそうで、
角だとか、木だとか
さまざまとのこと。

バチは、
竹の棒でした。





曲目は、
自然について表したものから、
飛行機だとか、
賑やかな双子
なんてタイトルまで
ありました。

太鼓のリズムに合わせて、
踊る人が足踏みすると、
すごく迫力があって、
魅入ってしまいます。



そして、
初めて知ったのが、
The World Eskimo-Indian Olympics
という

イヌイットのオリンピックが
開催されていることでした。






めっちゃ身体能力が高い
少年たちが
その一部の種目をいくつか
実演してくださったんですけど、



これが地味に
すごすぎた。



わたしは
一つもできる気がしなかった💦

IMG_3547


座った状態から、
手の力で伸びあがって、
片足で上にある

アザラシの皮でできた
ボールを蹴るという種目。

写真の少年の
身体能力が高すぎて
同じ人間とは思えなかったな^^;

わたしは
こんな感想を持ったけど、
娘たちはそれぞれ
別のことに注目していました。


IMG_3557


そして、
一環してファッションに
興味がある長女は、

ビーズ細工を
実演販売していた方の
作品にインスパイアされたよう。

家に帰ると、
みつけたリボンを
糸でカチューシャにして、
ビーズのお花をあしらって
いました。


IMG_3556


一方、
踊っていた人の
手袋のバラ模様が
気に入っていた二女は、

ネイティブデザインの塗り絵から
花があるページを選んで、
塗り絵していました。


IMG_3585


次回、
このセンターに行くときは、
野外展示もみてこようと
思います。

それでは、また