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ボランティア22週目の感想~犬ぞり調べ学習

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こんにちは。
ドッグパークの脇に
雪が踏み固められた道がありました。
林の中を散歩できて
愛犬もるんるん歩いている
ように見えました。


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さて、
今週のボランティアは、
20時間(計271時間)でした。





うち、一日は
フィールドトリップで
博物館に行きました。

・アラスカの歴史と文化
・ディスカバリーセンター(生物・科学系)
・爬虫類の生活とエンリッチメント

三つのコーナーを回ってきました。

一般として入館した場合には、
受けられないサービスとして、
博物館の職員の方による
レクチャーがありました。

爬虫類の生活のレクチャーでは、
爬虫類の内臓標本、
皮膚の標本、
骨格標本ほかを触らせてもらいました。

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生きているリクガメに触れて、


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標本をみて、
甲羅の裏には、
背骨みたいなものがある
と発見していました。

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カードをみて、
動物のニーズにカテゴライズする
活動をしました。


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モンテッソーリ教育の
グレートレッスンの第三で語られる
人間のニーズと似たようなレクチャーでした。


また別の部屋に移動して、
アニマルエンリッチメントについて
レクチャーを受けました。

”アニマルエンリッチメントとは、
動物の身体的、社会的、認知的、
感情的な幸福を高めるための活動や物、
環境の変化を指します。

エンリッチメントの目的は、
動物に精神的・身体的な刺激を与え、
退屈やストレスを軽減し、
自然な行動を促進することである。

(ChatGPTに質問して
要約してもらったももの抜粋です。)”


動物園など飼育施設で、
檻の前を行ったり来たり、
ずっと歩きまわっている動物を
みたことありますか?
そういう行動を受けて
アニマルエンリッチメントが
広がっていったような記憶があります。


これを受けて、
家やお友達の家で飼っている生き物を
エンリッチメントさせてあげられる
道具を作ろう!という
アクティビティがありました。

バードフィーダーを作る子、
ねこじゃらしのようなものを作る子、
自分のためのブレスレットを作る子w、
さまざまでした。

ディスカバリーセンターでは、
マグニチュード1から3で
どのくらいの差があるのか
物を持ち上げることで
実感させてくれる展示と、

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風でボールが浮かぶ展示
(蒸発に関するもの)が
子どもたちに人気でした。

活動が終わると、
必ずジャーナルに
何がしかの感想を書きます。


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学校に戻り、
クラスの地理のコーナーでは
アフリカのパズルマップが
解禁されました。

学校全体での集まりでは、
アフリカにある学校の姉妹校との
交流についてプレゼンがありました。

そこでは、
US$700で一軒の家を建てられる
とのことで、学校でファンドレイズして
青空学校だった姉妹校の校舎を
建設したのだそうです。

二女の部屋では
募金箱が置かれていたので、
その集まりで話を聞いた二女は
自分のおこづかいのあげる(Give)から
数ドルを持っていき、
入れたのだそうです。
(二女もおこづかいを
あげ始めておいてよかった)


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アラスカの文化教育が
今週の一番のメインでした。

というのも、
Fur Rondyという
世界的な犬ぞり大会に関連したイベントが
開かれているためです。


それに因んで、
犬ぞりの絵本を読んだり、

Wind-wild Dog
Kiesler, Kate
Henry Holt Books for Young Readers
2006-10-03



上級生のバディと、
犬ぞりとマッシャーの
工作を作り、
カウントをしたり、

Baltoという
実話のアニメを鑑賞して、
ジャーナルを書いたりしました。











そして、
学校の目の前が
犬ぞり大会(Rondy World Championship Sled Dog Races
のコースになっていて、
外に出て応援しました。

前日から、
道路が封鎖されて、
写真のように、雪を運んできて、
犬ぞりコースが作られていました。

3分おきに
各チームがスタートして
犬たちが走ってきます。


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先生は、
犬が何匹いるか
スキップカウントする(2,4,6,8,10...)ように促し、
子どもたちは真剣に数えていました。

一方、
長女のクラスでは、
Iditarod犬ぞりレースについての
調べ学習をしたそうです。




モンテ小学校の
デジタル事情はどうなのだろうと
思っていたのだけれど、

小学校クラスになると、
一年生から一人一台、
クロームブック(PC)が与えられています。
(クラスに置いています)

そこで、
ペアを組んで、
犬ぞりレースについて検索して
今回は、どのマッシャーがお勧めなのか
クラスの前でプレゼンをしたそう。

その後、
マッシャーの人気投票をしたそうで、
長女ペアが推したマッシャーが
一番人気になったとかで
すごく喜んでいました。

ちなみに
長女の推しのマッシャーは
こちらの方です↓




長女のクラスでの
調べ学習と言えば、
ここしばらくグレートレッスンの
第二のレッスンを続けているそう。

ジュラ紀など恐竜が居た時代の
アクティビティの一つとして、
恐竜について調べるというものが
あったよう。

長女は、
ティラノサウルスについて
調べてきたのだけど、
冊子のイラストのページには、
毛が生えたバージョンの方を
描いてきました。

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もう
本でアナログで調べているだけでは、
限界がありますね。

我が家では、
子どもPCをまだ導入していなかったので、
要検討事項に入れました。





長女の
模写の腕が上がって
いることに気が付いた。


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話を二女のクラスに戻して、

そうそう、
以上のような
イベント的なアクティビティもやりつつ、
モンテのおしごとも
コツコツ続けられています。

今年、
もう一人のママさんと
毎日、ボランティアを続けてきた
成果が出たのです。





言語の活動のなかに
ピンクワーク、
ブルーワークと
徐々にレベルアップしていくものがあります。

今年は、
ブルーワークが終えられそうな子が
続出して、

先生が勤めてからはじめて
グリーンワークを準備することになり(祝)、
上記の映画タイムに
先生とボランティアで準備をはじめました。

(注:モンテ校なら
普通準備してあって
当たり前なのかもしれないです。

何せ公立で、
プリスクールでモンテ未経験な子も
いる学校なので)

現在、
18人の子どもに対して、
先生1人、アシスタント1人と
ボランティア2人いるので、
子ども4人に対して
大人が1人いる体制に。

別に
早いからよいというものでもないけれど、
観察していて感じたのは、

子どもの意欲や成長に対して、
これまで大人の数が
足りていなかったんじゃないかと。

(18人に対して、
一人の先生でも
割と恵まれている方だとは思うけど、

モンテは一斉教育でなく、
その子のペースに合った活動をするので、
より人手が必要)

楽しませてもらって、
いろいろ学ばせてもらって、
子どもたちもぐんぐん成長していって、
先生も提示に集中できて、
三方よしなのが素直に嬉しいです。

それでは、また

フィールドトリップ~Ice fishing

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こんにちは。

長女の通う
クロスカントリースキー教室で
ライトのない
暗いトレイルを滑ってきて
すごく楽しかった!

と景色を紹介したかったのですが、
昼間かのように、
青空に写してくれる携帯カメラ様。

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マイナス7℃、
新雪がふかふかで、
クラシックスキー日和。

ボランティアで付き添う大人同士も
会話が弾みました。


さて、本題に。

長女のクラスは、
サイエンスで魚のことを
学び始めるそうです。

それに先立ち、
フィールドトリップがあり、
アイスフィッシングしてきました。
(わたしもボランティアと称して
楽しみに行きました)

具体物や体験から入るあたり、
さすがモンテですね。

風もなく、
寒くもなく、
粉雪が静かに降るなか、
スクールバスに
初めて乗りこみ嬉しい長女。
(わたしも乗れた♪)
Jewel Lakeに向かいます。

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主催しているのは、
州の野生動物研究機関。
(憧れの就職先💛)





今は、
22インチの氷の厚みがあり、
学校ごとに区画を割り当てられて、
魚釣りをします。

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魚の釣り方や
釣り竿の使い方を教わり、

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いざ、
釣り餌を針につけて開始。
ソーセージと小エビがあったけど、
小エビのが魚に人気だった。

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長女は運がついてた日らしく、
開始早々、一匹吊り上げました。
その後も


on the fish!!

と、三匹釣りました。
四匹目は、
穴から顔を出したところで
ばらしてしまいました。

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以前、挑戦したときは
箸にも棒にも掛からぬだったのですが、
今回は、かかった手ごたえが
分かったのだそうです。





学校から帰宅後、
魚を調理してもらうことに。
キングサーモン(写真下)と
レインボートラウト2匹が釣果です。


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ぬるぬる~と言いながら
鱗をはがし、

頭を落として、
三枚に卸しました。
魚包丁を上手に使いこなしていたし、
内臓いや~とか言わずに
自分たちで処理していました。
(二女も一匹担当しました)

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以前、ソテーをいただき、
湖の魚は生臭いとわかっていたので、
揚げることにしました。

塩こうじと生姜で和えてから
揚げます。

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娘たち、
モリモリ食べて、
美味しい、美味しい、
言っていました。


絵本「きりみ」を読むと、


きりみ
長嶋祐成
河出書房新社
2018-07-20




長女が
もっと釣りたかったな~と。
そうだよね~と思いつつも、

以前、
ネイチャーセンターへ行ったときに
鮭について学んだこと(リンクへ)、



今日、
三匹を卸して
家族四人がお腹いっぱい
夕ご飯が食べられたことを確認したら、

必要な分だけ
命を頂こうと思ったようです。

でも、
また釣りに行きたいとのこと。
今年の春に、また別の魚を
釣りに行こうと約束しました。

親子ともども
楽しいフィールドトリップでした。

それでは、また

ボランティア18週目の感想

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こんにちは。

舞妓さんちのまかないさんの
テーマ曲を聴いて、
音を探して、
長女とピアノを弾くのが
楽しいこの頃です。



ひとつの曲にハマって、
その曲が飽きてくるころに、
次にハマる曲に偶然出会う
素敵なサイクルが出来ています。


さて、
今週のボランティアは、
17時間(計197時間)でした。





今週も、
動物をテーマに
さまざまな活動をしていました。

ジャーナルは、
詩に出てくる動物について、
生物学的なセンテンスを
書くというものを。

先生がついに
鉛筆をただしく持つための
小道具を導入してくれたのが
ちと嬉しい。

そして、
高学年クラス(4-6年生)との
アクティビティでは、
ついにリサーチ学習が
はじまりました。

こどもが
好きな動物のカードを選び、
バディと一緒に
カードの裏の説明を読んだり、
必要に応じて、
バディが持参したクロームブック(PC)で
その動物の生物学的な特徴を
ググって書き込むというものです。

高学年ともなると、
パソコンを使いこなして、
的確に調べてわかりやすく書いていたし、
動物のイラストも
よく特徴を掴んで描かれていました。

長女(2年生)にその旨を話したら、
長女もパソコンで
調べ学習をしているのだそうです。

合間には、
春節のパレードに向けて
絵本「Red is a dragon」
を読んだり、


Red Is a Dragon: A Book of Colors (English Edition)
Thong, Roseanne
Chronicle Books LLC
2013-10-01



ランタンを工作したりも
しました。
(今年は例年より
早めに春節があったので、
学校行事としての
パレードの時期が遅れてる)





先生が病欠した日は、
やたら怒りっぽい代理先生がいらして
子どもたちがその方を避けて、
私にcheck me outと
やってくるので、
ブルーワークという英語で苦戦。

だって、
腕組みした
スーツ姿の謎の男性の写真が
「大統領(President)」だなんて、
トリッキーすぎません!?(笑)


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さて、
今回のフィールドトリップは
国の機関の科学センターで
野生動物の観察プログラムに
参加してきました。





親がボランティアで
同行するのだけど、
今回はいつもよりも、
パパさん参加率が高かったです。

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日本にもある
ネイチャーセンターみたく
バードフィーダーがあって、
野鳥やリスが餌台に来ていました。


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レンジャーさんに
自己紹介を済ませたあとは、
スノーシュー(かんじき)を履いて、
自然観察に行きました。


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Lichen(地衣類)が
可愛いって
虫眼鏡で観察していました。


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うさぎの糞の
痕跡があって、
好きな動物はうさぎですと
自己紹介していた二女が
喜んでいました。

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センターの名前になっている
キャンプベル川を見に行き、
耳を澄まして、
せせらぎを聴きました。


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午後には、
センター内で
骨格標本や毛皮に
触れされてもらいました。

個人的には、
リンクスの足が
最高の触り心地でした。(写真)

ムースは
たわしみたいにごわごわ。

Mask Oxの毛の長さにも
驚きました。


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動物の生息環境に関する
カードゲームのほか、
ビーバーの装備の充実さを
体感させてもらった二女。

まず、脂肪と称して、
身体に青いマットを巻きます。

段ボールでできた
尾や足をつけて、

目にはゴーグル機能が
装備されていて、

水中では
鼻や耳を閉じる機能があること、

手の指には
長い爪があり、

最後に
毛皮がわりのジャケットを着て
ビーバーにトランスフォーム。

うさぎより、
ビーバーが好きになっちゃった
と二女(笑)

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余談ですが、
気づきのメモ:

こういう環境教育、
というか、
まんまな活動を学生時代に
子ども相手にやらせてもらう
機会があったり、

一般の方(大人)に
野生動物のことを
講演する機会など頂いていたので、
すごく懐かしい気持ちに
なりました。

ちょうど、
この施設の隣の機関は、
前職時代にここで働く研究者の論文を
よく読んでいて。。。
なんて話をしていたら、
夫にそこで働くのもいいんじゃない?と。

そういわれると、
うう💦となるので、
まだまだ心にブロックを
抱えているんだなと気が付きました。


話を戻して、
夜には、家にある
ノルウェーの動物地図パズルを
出してきて、
アラスカにいる動物と
同じのがいる!と楽しんでおりました。

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今年度は、
大雪による休校が
六日間もあったので、
学区でその対応をすることに
決めたようです。

対応は2パターンあって、
まずは来週から、
学校が30分間延長となります。

もうひとつ、
三学期の面談がなくなり、
その分を登校日に当てるのだそう。

習い事までの時間が
短くなるので、
どたばたしそうではあるけど、

子どもたちの
モンテのおしごとの時間が
もう少し長く取れるのかな
とちょっと楽しみでもあります。





それでは、また

フィールドトリップ~陸・水・空気

カテゴリ:
こんにちは。

二女のクラスで
フィールドトリップがありました。

ボランティアの親たちは、
子どもたちを現場まで
車にのせていくのが役目です。

先生は、
フィールドトリップに
頻繁に行けるよう、
毎日、子どもたちに
いい意味で洗脳しています。

先生のNo.1プライオリティは何?
と聞くと、

子どもたちは
私たちの安全を守ること!
(Keep us safe!)
と答えるように
しつけられてる(笑)

それから、
トリップ中、
犬が通ったらどうする?
自転車が通ったらどうする?

と細やかに対処法を伝えて、
実際に訓練してから出発。

今回の目的地は
ラグーン(潟湖)でした。






これは、
モンテの文化教育のカリキュラムで
陸と海(水)の提示に関する
社会科見学だそうです。





事前に、
陸、水、空気に関する
アクティビティを教室でやってきていて、
陸、水、空気を確認していました。

特に、水には、
湖もあれば、川も、海もあること。


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\陸と水/
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水と空気、陸と空気などが
接続していることを
強調していました。

他には、
地元の地理だとか


\海には干満の差があること/
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植物学に関することも、
話していました。



\草本類と木本類の区別/
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もともと
エネルギッシュな先生だけど、
フィールドトリップ中は、
さらにハイテンション。

走って移動して、
トンネルでは野太い声で吠え、
わたしとは正反対のキャラだなあ
とそれはそれで楽しいです。

去年、二女が通っていた
私立のモンテ園より
だいぶアクティブなのは、
キンダーだからか、
先生の情熱が違うのか。

とにかく、
モンテの実践のようすを
体験させてもらえることで

この年齢では
どこまで突っ込んで説明するのか
などの匙加減と、
子どもたちの反応を見られることが
とても参考になります。

それでは、また

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