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娘の学校では、毎日スタジオに行く時間があって、自分の興味のあるスタジオを選び、そこでクラスの垣根を越えて活動しています。毎週の各スタジオの活動報告をみていると、まったく違うことをやっているのが興味深いです。あるスタジオでは、ある週はiPadをもって学校内を探検していたり、、、また別のスタジオでは、光を使って遊んでいたり、廃材で木工をしていたり、臭いが味・感触の違いを体感していたり、、高校生の部屋に行って、そこにある機械を借りて真空パックをしていたり。


共通しているのは、準備から終わるまで一通り子どもたちにやらせていることでしょうか。例えば、ネイチャースタジオではいつもどろんこになって遊んでいます。それで、泥に関連してでしょうか、Mud cakeを作ることになったようです。そこで、みんなでスーパーに買い出しにでかけ、自分たちでケーキを焼き、食べるといった具合です。


お姫さまが大好きな娘は、Imagination studioに通って、ドレスアップしたりしていることは活動報告からわかっていました。ある日、手作りの招待状をもらいました。残念ながら、当日、娘は用事で欠席しなくてはならないので、先生の心配りで放課後に一人だけ先に発表会をしてくれました。


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すると、娘はFairyに変身して、自分で作ったFairyとそのお家と家具や、絵を見せてくれました。羽、マジックワンド、チュチュみたいなスカート、ビーズの首飾りを作ったとのことです。壁に貼ってあるのは、このプロジェクトの活動記録だそう。

まず、Fairyの絵本を読んで、映像などみたのだそう。それから、羽を作り、みんなで段ボールの大きな家を作り、衣装を作り、外でコケや棒などの材料を集めてきて、各自でFairyとその家や家具(粘土だったり、紙だったり、板だったり)を作ったり、絵を描いたりしてきたのだそう。当日は、踊りもしてくれる予定だそうです。毎週の報告をみてきたので、ひとつのテーマで、子どもの興味に沿って、幅広い活動をさせてくれていて、最後に発表会という形でアウトプットするところが素敵だと思いました。


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娘が作ったFairyとその家(ピンボケ)。お母さん(左)と赤ちゃんが2人なんだそうです。ノルウェーの伝統の家みたいに屋根にコケがのっていました。コケと石の庭もついてる。ピンクの四角はベッドだそうで、絶対にピンクとこだわって作っていたのだそう。


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このスタジオの先生たちは、娘の担任とは別の先生です。曰く、娘は活動中、よく話して、お友だちと積極的にコミューニケーションをとっているのだそう。そして、興味のないことは絶対やらないそう。その代り、やりたいと始めたことは、必ず自分で最後までやり遂げますと褒めてもらいました。すばらしい!(←親が褒めずに誰が褒めてくれようか、笑)これで、Fairy Projectはおしまいだそうで、次は、娘がどのスタジオでどんな活動を選ぶのか楽しみです。