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サーモン捕り~味わう編

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こんにちは。

最近は、
庭先でイチゴが、
裏庭でキイチゴが実って、
山ではブルーベリーなどが実ってきました。

娘たちは熟した実を
見分けるのが上手になり、
いつも私にお裾分けしてくれます^^。


さて、
Kenai川の河口で
レッドサーモンを
6匹、捕獲できた我が家。





夫の労力と、
サーモンの命を頂く重みを
どっしり感じ、

友人が私っぽいと
プレゼントしてくれた本のなかで、


大きな森の小さな家 ―インガルス一家の物語〈1〉 (福音館文庫 物語)
ローラ インガルス ワイルダー
福音館書店
2002-06-20



インガルス一家が
秋に太らせたブタをしめて
無駄なく、加工していく様子が
思い出されました。



大事に使いこなすぞ~


まずは、
フィレに卸すことから
はじめました。

まぐろの解体ショーだと
刀みたいな長い刃物を使うのが
納得できた。

そして、
鰭と鰭の周りの小骨があるから、
サケの腹身として、
切り落とすんだ
ということにも納得。


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甘酒と塩こうじで漬けて
スモークサーモンにしました。


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今、食べない分は、
ラップでぐるぐる巻いて
ジップロックに入れるよりも、
真空パックしたほうが
ゴミ的にもマシなのでは?
と採用したのがこちら。


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三枚に卸した
背骨には、たっぷりの身が!
(ほら、腕がね笑)


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これは茹でて、
サケフレークにしました。


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娘たちが、
庭にある紫蘇と混ぜて、
おにぎりにしてくれました。
ハイキングにも、よさそう。


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荒く身を取り、
愛犬にも分け前をあげました。
(海で子どもの相手をしてくれたお礼)


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愛犬は、几帳面で
背骨は食べるけど、
その脇の細い骨は
きれいに出してたべなかった(笑)


残るは、
大量のいくらの処理。
去年、一度練習していたので、
なんとなく記憶を辿り。。。





こちらのレシピに従い、
お湯を沸かし、
40℃のお湯2Lに対して、
塩大匙1を溶かして、
いくら2腹をいれて菜箸で混ぜると、
ほろほろ卵が剥がしやすくなります。





だいたいほぐれたら、
お湯を捨て、同じことを
ゴミが目立たなくなるまで
繰り返していると・・・

長女もしばらく
手伝ってくれたのですが

アニサキスの実物がみれて、
はたらく細胞を思い出すと・・・
だんだんとフェードアウト
していきました(笑)

黙々と、淡々と
作業すること数時間。
大きなザルが満杯のいくらが♪


これぞ
海の宝石箱や~♡


(4L分くらいあるんですけど💦
どなたか食べに来ませんか?)

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思わず、
プリン体の含有量
調べてしまった。
イクラは、100gあたり3.7mg
ちなみに、玄米だと同37.4mg!
痛風にはならずに済むのか!?

瓶詰したいくらは、
寄生虫対策のため冷凍しました。


やれやれ~
ほっと一息ついていると、

夫の会社の上司から連絡があり、
サーモンを6匹あげるからおいで~と。
(冷凍庫はすでにパンパンですけど💦)

サーモン捕りに
向かうとき話していた


ひと月に
1匹もサーモン食べたら
贅沢だよね~


が、まさかの実現。
あ、ありがたいことです。

アラスカの人たちが
やっている加工方法にも
アンテナ立てて、

一年間かけて
大事に頂きます。

それでは、また

命への興味

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長女に「なんで?」と質問されて、説明すると、「なんで~?」と返され、また少し別の言い方で説明すると、また「なんで~?」と返され、これが4~5ターン続きます。親は、説明できる引き出しがなくなり、知ってるつもりになっていただけだったことも山のようにあり、四苦八苦な日々です。


後でこそっとググって娘にフィードバックすることもあるけど、こういうときはやっぱり書籍で調べるのが一番だと思うのは、わたしだけ?例えば、「ことば絵じてん」などで、どんな風に説明しているかなと、娘と一緒にみたりしています。


大人だからって全部知らなくってもいいし、知らなければ調べればいいと、開き直って、調べ方をアピールしながら辞典や図鑑をめくって見せています(わざと、声にだして、あかさたな~、あ、ここが「な」だ。とか、索引ページを指でたどって、えーと、びょうき、びょうき、びは、、、、あ、ここだ。●ページと指さしたりしてる)。次に、日本に帰国したら、フリガナ付の国語辞典を見比べて買おうと思っています^^;




と、こんな感じで、娘から「救急車」「病気」「死」などに対して、しつこく「なんで?」攻撃されるようになってきました:

救急車のサイレンを聴くと、
「何の音~?」
救急車のサイレンだね。
「なんで~?」
病気や怪我をした人を急いで病院に運んで、先生に治るかみてもらうんだよ。
「なんで~?」
すぐに見てもらえば、死なないで助かることがあるんだよ。
「なんで、病気になったの~?」
(不摂生などの生活習慣もあるかもだけど、何で病気になるか知らないので)うーん、よく食べて、よく運動して、よく寝ないと、体に入ったばい菌と戦う力がなくなって、ばい菌に負けると病気になったりするんだよ(あってるのか!?)。
「なんで、死んじゃうの~?」
(寿命、怪我して、血が流れて酸欠になるとか、、、治らない病気とか、、、どういえばわかってもらえるんだ(泣))・・・延々と続く。




「ことば絵じてん」で調べてみると、
「いきる」は、「いのちが ある こと。」

「しぬ」は、「「いのちが なくなる こと。」

「きゅうきゅうしゃ」は、「きゅうに びょうきに なったり、けがを したり した ひとを、 いそいで びょういんまで はこぶ じどうしゃ。」

「けが」は、「からだに きずを つくる こと。または、その きず。」

「びょうき」は、「からだの ぐあいが わるく なる こと。」




きっと娘は命に興味があるのだと踏んで、いくつか絵本を紹介してみました。娘の精神的なレベルに英語力がまだ追い付いていないので、ひとまずは日本語(訳)の本をチョイス。どれも、有名な絵本ばかりなのですが、備忘録としてそのうちのいくつかを記録しておこうと思います。おすすめの伝え方や、本などあったら、情報くださればうれしいです☆






現実的な絵本として、「いのちの時間」。いのちとその長さについて簡潔に定義をしている絵本。うまれてから、死ぬまでの間をいのちの時間と呼んで、生き物によって、いのちの時間の長さが異なることを伝えてくれます。

inochi





精神的な絵本?と言っていいのかな、「わすれられないおくりもの」亡くなったものが、残されたものたちの心のなかに、いついつまでも生き続けていることを伝えてくれる絵本。娘は、怖かったそうです。

wasure





「いのちのひろがり」。進化に関する絵本。研究者が自分の専門分野の絵本を書くことは、とても大事だと思います。そういう立場におられるみなさま、未来からの留学生である子どもたちに、あなたが知りえたことを紹介してあげてください!


inochi





「だいじょうぶだよ、ゾウさん」年老いたゾウと、その相棒のネズミの双方が、(ゾウの)死ぬ覚悟をするまでの絵本。読み聞かせながら、涙目でした。

usa






「ずーっと ずっと 大好きだよ」いのちの時間をまっとうするまで、毎日をいかに過ごすかは自分次第だよ、思っていることは言葉にして伝えようよ、という絵本。これが一番、娘に響いたようで、翌日、いつも触りもしない愛犬を、「大好きだよ」と言いながらやさしくなでていたのでした。


dais






子どものころ、私は(当時は無邪気な気持ちで、命に興味があった時期だったんでしょうね)「おじいちゃんが死んじゃったら、お葬式にいくの?」なんて親に聞いた記憶があります。親がどんびきして、そんなこと言わないのよ~と言ってたのが印象的で、今でもときどき思い出す、苦い思い出です。

usa






感受性が豊かな方だと思われる(トトロで、メイのお母さんが入院していて、家にいないと号泣してる)娘は、「死」が怖いそうで(わたしも当然、死ぬ覚悟なぞできておりませぬ)、お姉さんになりたい(小学生になりたがってる)けど、死に近づくのは嫌だと言っていました。だからこそ、「ずーっと、ずっと だいすきだよ」が響いたのかな?なので、死ぬときに、あー、(生まれ変わるのかどうかは死んでみないとわかりませんが)今回の地球人 人生が楽しかったと思えるように、毎日たくさん笑って生きたいねぇと(私の考えとして)伝えました。娘のなんで~?に少しでも答えられたのだろうか。

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