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寿命について知った娘たちから、「とうちゃん/かあちゃんが先に死んでしまったら、さみしい」ということを、時々、言われます。動物によって寿命が異なることも知って、自分と同時期に生まれたあの動物はもういないと悲しそう、、、例えば、ペットと過ごせる時間の長さを知りその日までどう過ごそうか考えること、だとか、自分が頂いている命(家畜など)は本来もっと長い寿命を持っていることを知ることは、とても大事だと思います。さらに将来、大きな数字を理解できるようになったら、「心臓が15億回打ったら、一生が終わる」ことは、どの生き物もほぼ同じことも、この絵本を読んで伝えたいです。ネズミのように(人間の時間軸でみた)生涯の時間が短いことは、果たして可哀そうなのかどうか等、どんな意見が出てくるかしら。


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一生の心臓の脈動数を具体的に数値化されると、先の記事で引用した「いちばん高コストなのが『時間』です」という言葉が刺さります。家計の長期計画を立てるにあたって、その続編にあたる本を読んでみました(↓)。目次はこちらで見られます。もうファイナンシャルプランナーに相談しましたしというご家庭はいざ知らず、かつてライフプランを立てようと思って挫折したとか、考慮すべきライフイベントを漏らしていないか不安だったという方にとっては(←ともに私のことです^^;)、家族で人生の価値観を考える道しるべになるのではと思います。



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さて、長期計画に必要な「生涯の収支」を試算するためには、4つのステージを意識するとよいことが書かれており(p70)、第4ステージ(年金生活がはじまる時期、すなわち老後)をまっさきに考えるのだそう。これはつまり、「人生の北極星(最終的な人生の目標)を定め(p38)、そこに至る生活(現在のステージから第3ステージまで)を具現化していくものです。なので、埋めた数字の帳尻合わせをすることよりも、家族が何にお金を使いたいか優先順位をつける(「お金がかかる」から、「お金をかける」に発想転換する)ことが一番の肝になります。




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北極星さがしについては、、、、モンテッソーリの考えを介護にも生かせると知ったことで、そのときどきのライフステージごとに、生活スタイルを柔軟に変えて慣れておくことなら自分にもできそうだとか(↑)、どこで人生をしまいたいのかなど考えながら(↓)、、、、じっくり取り組みたいと思います。まずは、短期的視点で家計の予算化(あと少し!のはず)。そして、我が家流の「人生の北極星を見据える」ために、ブレーンストーミングをがんばってみよう。



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