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ボランティア27&28週目の感想

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こんにちは。
4月も半ばだというのに、
雪が降る日が続いて、
ムースもお腹が空いていそう。
葉っぱが芽吹くまで
頑張って生き延びてね。

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しばらく
ブログを書く余裕もないまま
モンテ6-9歳の学びをしていました。

おかげさまで、
第一回の課題をぶじ提出できました。
(締め切り二日前💦)




その間も
ボランティアは続けていました。
15+15時間(計368時間)でした。



学校では、
PTAによる
学校をよくするための募金活動が
始まりました。

その一環で、
カルチャーデーで
ゆかたを着ていった娘たち

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先週から今週にかけては、
火山・地球の内部構造の
ジャーナルなどを作ってから、
恐竜に関する活動へと
移っていきました。


The Field Mouse and the Dinosaur Named Sue
Field Museum of Natural History
Cartwheel Books
2000-04-01






それから、
科学博物館へ
フィールドトリップへ行き
学芸員の方からレクチャーを受けました。

恐竜の爪と歯の化石の見分け方だとか
(爪は脇に筋が入っているし、
歯は石に置き換わっているので黒っぽい)
当時の陸上や水中の様子を
説明してくださった。

アラスカで
一般的にみられた
恐竜のレプリカがこちら。

\骨の方は、Lizzie the Hadrosourで、アヒルのような嘴を持つ/
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まつげとトサカが
赤くてチャーミング。

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それから、
三種類の岩石の
復習もしました。

\♪Igneous is made from fire/
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\Sedimentary stacks in layers/
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\Metamorphic is aquished and heated♪と歌で覚えます/
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教室では、
DVDで恐竜の復習をしたり、
恐竜のイラストを描いたりしました。





そこから
鳥類に移行しました。
卵がかえる工作をしたり、
ジャーナルに生物学的名称をまとめたり、
野鳥のカードを読んで
その特徴・生態をまとめたり、
鳥類の他に卵を産む生物について
学びました。





家で
カモノハシって知ってる?
という話になり、観た動画:



ニワトリの卵が孵化するまで
約21日間ということで、
自分の卵を紙工作して、
座面に貼って、
21日間、温めるという体験も
はじまりました。


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地理の棚には、
南アメリカ大陸が解禁されました。
それに因んで、
動画を観ながらバーチャル旅行をしました。
それをパスポートがついた冊子に
まとめます。





年が明けたころから
本を読む時間が20分間ほど
設けられています。

自分で音読の練習をして
できたと思ったら、
大人に聞いてもらい、
読めたら(サイトワーズを含めて)、
次のレベルの本に交換してもらえます。

みんな
次の本がもらえるのが嬉しいみたいで、
私がボランティアにかけつけると、
聞いて~と子どもたちが
何人もやってきます。

秋には、
アルファベットが認識できなくて
でも、担任の先生に助けてって言えなくて、
このまま置いてけぼりに
なっちゃいそうだった男の子が
誰よりもコツコツと勤勉に
おしごとに取り組んできました。

ワークプランを
すべてチェックしたあとも、
興味の赴くまま、
せっせとおしごとを続けます。

サークルタイムのときに
その子の頑張りについて
先生がみんなに向けて話したところ、
これまでで一番自信に満ちた顔をして
いて、うるうるしちゃいました。

(比べる必要はないんだけど)
正常化の階段を一番登ったのは
彼だと思う。

--
家では長女が
学校の実習で作ったレモネードを
振舞ってくれました。

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美術の時間には
折り紙をしたそうで、
ちょうちょが可愛かったです。

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それでは、また

ボランティア22週目の感想~犬ぞり調べ学習

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こんにちは。
ドッグパークの脇に
雪が踏み固められた道がありました。
林の中を散歩できて
愛犬もるんるん歩いている
ように見えました。


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さて、
今週のボランティアは、
20時間(計271時間)でした。





うち、一日は
フィールドトリップで
博物館に行きました。

・アラスカの歴史と文化
・ディスカバリーセンター(生物・科学系)
・爬虫類の生活とエンリッチメント

三つのコーナーを回ってきました。

一般として入館した場合には、
受けられないサービスとして、
博物館の職員の方による
レクチャーがありました。

爬虫類の生活のレクチャーでは、
爬虫類の内臓標本、
皮膚の標本、
骨格標本ほかを触らせてもらいました。

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生きているリクガメに触れて、


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標本をみて、
甲羅の裏には、
背骨みたいなものがある
と発見していました。

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カードをみて、
動物のニーズにカテゴライズする
活動をしました。


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モンテッソーリ教育の
グレートレッスンの第三で語られる
人間のニーズと似たようなレクチャーでした。


また別の部屋に移動して、
アニマルエンリッチメントについて
レクチャーを受けました。

”アニマルエンリッチメントとは、
動物の身体的、社会的、認知的、
感情的な幸福を高めるための活動や物、
環境の変化を指します。

エンリッチメントの目的は、
動物に精神的・身体的な刺激を与え、
退屈やストレスを軽減し、
自然な行動を促進することである。

(ChatGPTに質問して
要約してもらったももの抜粋です。)”


動物園など飼育施設で、
檻の前を行ったり来たり、
ずっと歩きまわっている動物を
みたことありますか?
そういう行動を受けて
アニマルエンリッチメントが
広がっていったような記憶があります。


これを受けて、
家やお友達の家で飼っている生き物を
エンリッチメントさせてあげられる
道具を作ろう!という
アクティビティがありました。

バードフィーダーを作る子、
ねこじゃらしのようなものを作る子、
自分のためのブレスレットを作る子w、
さまざまでした。

ディスカバリーセンターでは、
マグニチュード1から3で
どのくらいの差があるのか
物を持ち上げることで
実感させてくれる展示と、

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風でボールが浮かぶ展示
(蒸発に関するもの)が
子どもたちに人気でした。

活動が終わると、
必ずジャーナルに
何がしかの感想を書きます。


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学校に戻り、
クラスの地理のコーナーでは
アフリカのパズルマップが
解禁されました。

学校全体での集まりでは、
アフリカにある学校の姉妹校との
交流についてプレゼンがありました。

そこでは、
US$700で一軒の家を建てられる
とのことで、学校でファンドレイズして
青空学校だった姉妹校の校舎を
建設したのだそうです。

二女の部屋では
募金箱が置かれていたので、
その集まりで話を聞いた二女は
自分のおこづかいのあげる(Give)から
数ドルを持っていき、
入れたのだそうです。
(二女もおこづかいを
あげ始めておいてよかった)


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アラスカの文化教育が
今週の一番のメインでした。

というのも、
Fur Rondyという
世界的な犬ぞり大会に関連したイベントが
開かれているためです。


それに因んで、
犬ぞりの絵本を読んだり、

Wind-wild Dog
Kiesler, Kate
Henry Holt Books for Young Readers
2006-10-03



上級生のバディと、
犬ぞりとマッシャーの
工作を作り、
カウントをしたり、

Baltoという
実話のアニメを鑑賞して、
ジャーナルを書いたりしました。











そして、
学校の目の前が
犬ぞり大会(Rondy World Championship Sled Dog Races
のコースになっていて、
外に出て応援しました。

前日から、
道路が封鎖されて、
写真のように、雪を運んできて、
犬ぞりコースが作られていました。

3分おきに
各チームがスタートして
犬たちが走ってきます。


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先生は、
犬が何匹いるか
スキップカウントする(2,4,6,8,10...)ように促し、
子どもたちは真剣に数えていました。

一方、
長女のクラスでは、
Iditarod犬ぞりレースについての
調べ学習をしたそうです。




モンテ小学校の
デジタル事情はどうなのだろうと
思っていたのだけれど、

小学校クラスになると、
一年生から一人一台、
クロームブック(PC)が与えられています。
(クラスに置いています)

そこで、
ペアを組んで、
犬ぞりレースについて検索して
今回は、どのマッシャーがお勧めなのか
クラスの前でプレゼンをしたそう。

その後、
マッシャーの人気投票をしたそうで、
長女ペアが推したマッシャーが
一番人気になったとかで
すごく喜んでいました。

ちなみに
長女の推しのマッシャーは
こちらの方です↓




長女のクラスでの
調べ学習と言えば、
ここしばらくグレートレッスンの
第二のレッスンを続けているそう。

ジュラ紀など恐竜が居た時代の
アクティビティの一つとして、
恐竜について調べるというものが
あったよう。

長女は、
ティラノサウルスについて
調べてきたのだけど、
冊子のイラストのページには、
毛が生えたバージョンの方を
描いてきました。

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もう
本でアナログで調べているだけでは、
限界がありますね。

我が家では、
子どもPCをまだ導入していなかったので、
要検討事項に入れました。





長女の
模写の腕が上がって
いることに気が付いた。


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話を二女のクラスに戻して、

そうそう、
以上のような
イベント的なアクティビティもやりつつ、
モンテのおしごとも
コツコツ続けられています。

今年、
もう一人のママさんと
毎日、ボランティアを続けてきた
成果が出たのです。





言語の活動のなかに
ピンクワーク、
ブルーワークと
徐々にレベルアップしていくものがあります。

今年は、
ブルーワークが終えられそうな子が
続出して、

先生が勤めてからはじめて
グリーンワークを準備することになり(祝)、
上記の映画タイムに
先生とボランティアで準備をはじめました。

(注:モンテ校なら
普通準備してあって
当たり前なのかもしれないです。

何せ公立で、
プリスクールでモンテ未経験な子も
いる学校なので)

現在、
18人の子どもに対して、
先生1人、アシスタント1人と
ボランティア2人いるので、
子ども4人に対して
大人が1人いる体制に。

別に
早いからよいというものでもないけれど、
観察していて感じたのは、

子どもの意欲や成長に対して、
これまで大人の数が
足りていなかったんじゃないかと。

(18人に対して、
一人の先生でも
割と恵まれている方だとは思うけど、

モンテは一斉教育でなく、
その子のペースに合った活動をするので、
より人手が必要)

楽しませてもらって、
いろいろ学ばせてもらって、
子どもたちもぐんぐん成長していって、
先生も提示に集中できて、
三方よしなのが素直に嬉しいです。

それでは、また

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