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次女を妊娠中に「いのちのひみつ」を読んで、長女のときに(親の行動として)失敗しちゃったな~ということがあったので、反省して、気を付けてみました。まぁ、最初の一年は、二人育児と駐在先での生活に慣れることにいっぱいいっぱいだったので、万事OKなんて到底言えないのですが、やってみたことを振り返って記録しておくことにしました。

次女には、産まれてすぐくらいから、見ようみまねのモンテッソーリ風味で育児をしてきているので、(性格の違い、長女というお手本がいる下の子ならではの発達の速さと区別できないなと思いつつも)、やはり手の発達と自立心には、本当に驚かされる毎日です(比べる相手は長女しかないのですがね)。つまり、長女を過保護にしすぎていたなということに尽きるのですが、今となっては仕方がないですね~(まだ、間に合うと信じることが大事♡!?)

それにしても、下の子は本当にたくましい。放置してれば育つっていうけど、長女を押しのけて、がしがし親の膝に陣取り、抱っこをもぎ取るので、長女のストレスが心配。


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以下、ひとまず思いつくまま書きますが、(一年半ちかい分となるとかいつまんでも)長いので、スルーしてください。思い出したことがでてきたら、ひっそりと手直ししに来るかもです。あしからず^^;



<衣食住、生活編>
ベッド:
 次女は、0歳のころは、ベビーベッド拒否、バウンサー拒否、カーシートギャン泣き、抱っこひも拒否、、、あらゆる便利育児アイテムを拒否して、ひたすら抱っこでした。なので、自然と、最初から大人のベッドで川の字で寝ていました。唯一、リビングに置いていたトラベルクリブでは(昼間)寝てくれてた。

 ベッドの高さは、床から80cm近くあるのだが、(ハイハイ前の)つかまり立ちができるようになった頃には、(自分の背丈ほどあるのに)自分で足から降りていました。1歳3カ月の今は、踏み台かわりの椅子を使って、好きなときに登り降りできるようになっています。眠いと、「ねんねん」と言いにきて、ベッドに登っていきます。ベビーベッドという柵に閉じ込められないと、こうも自在に動き回るのだなと実感したのでした。



授乳:
 幸い母乳が出ているので、結果として完母ということになりました。だいたい娘のペースで、授乳してきたけど、すぐにだいたいのリズムができて、母娘ともにストレスなく、授乳できています。やめどきに関する反省があったんだけど、なぜか牛乳を嫌がって飲まないので、今だ授乳中。。。



離乳食:
 よだれを垂らして、お口をもぐもぐするようになり、最初は炊いたお米数粒を指でつぶして、味見をさせていました。おかゆをつくったり、ノルウェーでよく食べられているGrøtと呼ばれる米粉をお湯で溶いたようなものをあげていました。まだ、歯が生えていないうちから、おかゆを拒否して、普通に炊いた米を指さすようになりました。なので、多少緩めに圧力鍋で炊いたお米をあげたけど、それより普通に食べた米をおくれと意思表示されました。エプロン拒否なので、基本は服がでろでろ。牛肉ペーストという離乳食が売っているので、鉄分不足にならないようにとあげてた。

 長女はなんでも食べたけど、次女は好き嫌いがけっこうありそうで、(なんとなく生理的に)嫌いなものを口にすると「おえっ」とえずいたり、吐いてしまいます。ほどなく掴み食べをはじめ、スプーンがほしいと所望。渡すと、スプーンで食べ始めました(口に入る前に滑り落ちちゃうことが多い)。今は、家族をみて、自分もお箸をくれという日々です。

 飲むのも、特に苦労せず、シッピーカップを渡せばすぐ飲んだし、水ボトル(ストロータイプ)もすんなり飲めました。水で遊びたい時期なので、手を突っ込んでこぼしたりしてるけど、夢中になるような飲み物(絞った果汁とか)だと、ガラスの小さなコップで出しても、両手で持って、飲み干せるようになりました。


歯磨き:
 はみがきを噛み噛み玩具代わりに渡していたので、今では「歯磨きする?」というと、「はーい」と駆け寄ってきてくれます。長女の使っているキシリトールジェル歯磨きをつけてあげないと、つけてと差し出される。


トイレ:
 最初は、布おむつを併用していました。気が向いたときに、おまるに掲げてみたりしたものの、出ることはなかったな~。腰が据わって、IKEAのおまるに座らせて、「しーしー、ぷーぷー」声をかけたら、笑って座ってるだけだった。それでも、おむつを替えるときだとか、食後、着替えるついでに思い出したら、おまるに座ってもらっていました。うんちは食べたらすぐ出るタイプ^^。

 長女はおむつをあけたとたんにおしっことか一度もなかったけど、次女はけっこうあって、そういうのも手伝ってか、1歳を超えたあたりからおまるに座るとおしっこやうんちをするようになってきました。おむつのなかでおしっこをするときも、しゃがみ込むので、「おしっこしーしー?」と聞くと、「しーしー」とこたえたりします。現在のところ、おしっこしたいからおまるに座ると教えてくれることはないなぁ。かなり気まぐれにおまるに座らせているだけなのに、あっさりできちゃうんだーと驚きました。
 

洋服:
 動きやすい(しめつけの少ない)服装にするように心がけていました。まぁ、最近の服は、動きやすさとデザインは反比例していないものも多いから助かっています。

 子どもが見やすい場所にいくつか鏡を置いているので、髪の毛をくしでといたり、自分で髪を留めるピンを選んできたり、長女のバッグを持って、おしゃれしたりとかわいらしいです。洋服を着替えると、鏡の前に走っていって、にっこり見たりしています。
 
 外に出るときに使う上着、手袋、靴下、帽子ともちろん靴は、玄関にロッカーを置いて入れてるので、でかけるよーと声をかけると、とことこと走っていって、靴下をだしたり、自分の上着を引っ張り出してもってきてくれたり、手袋のひもを首にかけたりしてあれこれ身支度してくれます。まだ、着るのはできず、靴下を脱ぐくらいかな。帽子は多くを拒否、ほっかむりタイプのものが一番かぶっていてくれます。片付ける場所を決めているからか、特に靴は脱ぐと、下駄箱に片づけてくれることが多いです。


言葉:
 意思がはっきりしているので、単語(本人独自の言葉を含む)とゼスチャーでほぼすべての要求は伝わってきます。おっぱいは、「ぱいぱい」と言いながら、自分の胸に手を当てます。最近は、「たいたい(食べたい)」というと、要求が伝わると思っている節があり、新しい語彙があんまり増えていないような気もする。ときどき、上着を「うわぎ~」とはっきり言ったりしてびっくりすることも。自分の意思が通らないと、床に寝転がって手足をバタバタさえるタイプ。


本:
 割と活発なタイプなのか、0歳のときは、絵本を読み始めるや寝返りして、全然読み聞かせはできなかった。絵本が嫌いなのかもね~と、そんなに無理やりは読み聞かせせずにきました。一人で図鑑を眺めていることはよくあった。

 1歳をすぎて、突然、絵本を読んでともってくるようになりました。動きを伴うような絵本が好きで、「だるまさんが」シリーズ、「おつむてんてん」「がたんごとん」「おつきさま こんばんは」などを好む。一緒に動いたり、音をコピーするのが上手です。英語の絵本は「Brown bear, brown bear, whet do you see?」と「Goodnight moon」が好きそう。自分で眺めている本は、「MAPS」「ライフタイム」「鳥図鑑」など多数。



粗大運動:
 ジャングルジムをリビングに置いてるのと、階段に柵をつけていないので、それをずいぶんと昇り降りしており、腕力も脚力もけっこうあるように思う。ブランコにもよろけず座って(まだ力が足りないながら)漕いだりするし、滑り台も娘の幼稚園にあるような大きめなものでも臆せず滑る。

 キッチンにも柵はしていないので、ベッドよりも高さのあるバーチェアのようなものにも、よじ登り、テーブルの上のものを物色してます。椅子、踏み台などを押して運んで、自分の興味のままにあちこちを探索しているので、引き出しなど我が家にもう聖域はなくなりつつあります。

 立っていて、体のバランスを崩すとすごく機嫌が悪くなり怒って泣きます。だからか、階段を降りるときも、しっかりつかまって慎重におりてくる。

 犬の散歩や公園、買い物などでは、自分で犬のつなを持ちたがり、子ども用のカートを押したがります。最近は、袋にきのこを詰めるのが習慣に。





<モンテッソーリ風の取り組みと、手作り玩具>
モットーはなるべく家にある素材で、無理ない範囲で作る、です。娘が遊んだ順にかいてます。写真をのせれば親切なんだけど、ごめんなさい。参考にした本は、「ひとりでできた」、「お母さんの「敏感期」」、「0歳から3歳の力」の他、ネットで日本語・英語問わず検索してアイディアを頂きました。

 生後三か月とか目が見える距離が伸びてきたころ、白黒のムナリモビールを作って吊るしました。ゴム素材のテグスのようなもので、割りばし(寿司屋のちょっとおしゃれ風なものがあった)に吊るしました。電動のモビールよりも、風が面白い動きを作り出してくれて、大人が見ていても楽しいものでした。

 その後は、ゴッビモビールを作りました。絹糸を発泡スチロール素材の球体に巻いて、クリーニングでもらったハンガーに吊るしたもの。絹糸って美しいですね。太陽の光を浴びて、きらきらと揺れていました。娘もよく見てた。


足を高くあげてキックする動きを見せるようになったころ、キッキングボールを吊るしました。母が作ってくれたものがあったので、ひとつは握って遊ぶ用、もうひとつには、毛糸で紐をつけて、ボールの下側に小さな鈴をつけて、トラベルクリブのモビールを吊るしていた棒に吊るしました。足で蹴って、かなり長い期間、遊んでいた記憶があります。


ダンシングモビールを作りました。きらきらの折り紙をダンサーの形に切って、テープ素材のものでコーティングしました。ゴムのようなテグスで、おしゃれ風割りばしに結びつけました。風が吹くと、名前の通り、くるくるっと楽しげに回るので、こちらも娘に人気がありました。


握るようになってきたとき、握りビーズを作りました。革ひもに、木のビーズを通したものなんだけど、こちらはたいして見向きもされなかったな。キッキングボールを掴んで満足だったのかな。


10か月のころ、ブラインドのひもを引っ張っていたので、引っ張る玩具を作りました。ゴム紐の先に、鈴の入った木の玩具を結んだ、作ったとは言いにくい玩具。そこそこ引っ張ったけど、ブラインドの紐の魅力には負けた。


同じく10か月のころ、くるみ落としを作りました。これは、ミルク缶の大の空き缶を、要らなくなった自分のニットの腕を切って、カバーしたもの。くるみを取り出すと「うぃ」とガッツポーズしていたのを思い出します。


おしりふきを全部だしてしまうので、ティッシュの代用玩具を作りました。ティッシュの空き箱に、色とりどりのフェルトを入れただけ。その当時、日本の色という絵本をよく娘がみていたので、それに近い色を入れていました。


ままごとセットにあるホイッパーをよく使っていたので、かき混ぜる材料を作りました。おはじき3個をチェンリングでつないだだけ。小さなボウルに入れて、ホイップしていました。


落とすことが好きになってきたので、マカロニ落としを作りました。口の先がすぼんだ瓶(スーパーでりんごジュースが入っていたもの)に落とすだけ。


1歳になったころ、くるみ落としを進化させて、コルク落としを作りました。こちらのヨーグルトの空き容器は、蓋がスクリュー式で、すぐ捨てるにしては丈夫に作りすぎじゃない?という頑丈さ。なので、蓋にコルクの直径ぴったりになるように、丸い穴をあけただけ。「だぁ!」と卓球の愛ちゃんを彷彿とさせる一声とガッツポーズで喜びを表現するところが娘らしくて、和んだなぁ。


落とすに近いけど、挿すことも好きになりました。これは、木にドリルで穴をあけたものに、クレヨンを立てるというもの。長女のクレヨン立てとして作ったものを流用。うっとりしたような笑顔で、楽しんでいました。


そろそろ輪を通せるんじゃないかと、リング通しを作りました。これは、輪投げのミニ版のような感じ。ナプキンリングを上むきの棒に通すというもの。こちらも「たぁ!」と雄たけび。当時、彼女のなかではやっていたのね。


鍵穴に鍵を入れる。1歳ころから南京錠の鍵穴に鍵をいれようとすごく頑張っていた。思い出したように、南京錠のところに行き、鍵でつんつんしてるのだ。何カ月か練習してて、先月くらいにやっと鍵が入った。それ以来、そんなにやらなくなった気がする。満足したのかな。


マカロニ落としの後継で、ストロー落としを作りました。ストロー付のメイソンジャーに、犬のうんP袋の芯を落とすというもの。ちょうど穴にぴったりのサイズなので、ちょっと指で押して落とす感じが楽しかったみたい。


1歳1カ月頃には、おはじき通しを作りました。いらないコルク板に、割りばしを縦にさして、おはじきを通すというもの。だいぶ、親指と人差し指を器用に使いこなせるようになってきていて、あっさり通していました。


小さいものをつまんで引っ張る玩具を作りました。味付け海苔の空き容器みたいなプラスティックの入れ物の蓋に穴をあけて、ゴム紐を通し、紐の先に木の直径1cmくらいの木のビーズをくくりつけたもの。そんなに長くは遊ばなかったなあ。


長女がやっていたペグ刺しで、次女が細い(つまようじくらいの太さ)ペグも挿せていたので、つまようじ落としを作りました。麺棒の空き容器に、つまようじがぴったり通るくらいの小さな穴をあけるだけ。つまようじの尖った先はカットしておいた。危険だと思うなら、赤ちゃん用の麺棒の両脇をカットすれば、もう少し安全かなと思う。今でもときどきやる息の長い玩具のひとつ。


ビー玉落とし。口に物を入れても「ぺっぺよ」と言えば、出してくれるようになってきたので、マカロニ落としのマカロニの代わりにビー玉を出しました。ビー玉が瓶に当たる音がきれいでね。次女だけでなく、長女もときどきやってる人気の玩具。


壁に貼ってるセロテープをはがそうとしていたので、シール剥がしを作りました。いらない入れ物に、いろんなシールを貼っておいたもの。舌を出して集中して剥がしていました。


1歳2カ月ころ、ひっぱる力が強くなってきたので、ひっぱる玩具その2を作りました。ウエットティッシュの空き箱に、毛糸を入れておき、取り出す穴から出しておいたもの。逆さにして、壁に吊るしておきます。もう少し先にやるのかな、毛糸を全部引き出すほどはやっていなかったな。


豆本。作ったものでなく、お菓子か何かの付録だったのかな、知人から譲ってもらったもの。このひとつに「いぬの図鑑」があって、その中に愛犬と同じ柄のコーギーがいて「ぷい(ぷり:犬の名)」と言って見せにきます。今でも。


おはじき落としを作りました。貯金箱におはじきを落とすというもの。貯金箱の穴の幅が、おはじきがちょっとひっかかるくらいだと楽しいみたい。最後、指でちょんと押すと、落ちた音が聞こえてにまり。


ポッポコーン落とし。小さなものをつまむのが好きになってきたので、ポップコーンを作る前の種をガラス瓶の穴に落とします。つまむのが楽しくて、それから口にいれてたな。


落とすシリーズの発展で、巣箱の板落としを作りました。牛乳パックに、板の大きさの穴と、取り出し口をしたに作ったもの。板は家にあった4センチ×4センチ、厚み1センチほどのものを使った。娘は牛乳パックを床に寝かせて入れようとしていました。コルク落としの円形よりも、長方形の方が、手首を動かして穴の形に向きを変えなくてはいけないので、そこが難しそうだった。少し嫌になって投げ出しては、また戻ってきて、取り組んでいました。


上記の巣箱の板落としは、まだ早かったんだと悟り、ヨーグルトパックで、板落としを作りました。これはあっさりクリアしてた。


カード落とし。これは、長女のときに作ったもので、2つ縦に重ねた牛乳パックをポストにみたてて、カードを入れるというもの。


めくる玩具を作りました。これは長女向けに作った階層段ボールパズルのようなもので、太陽系→地球→ヨーロッパ→ノルウェー→市レベル→我が家の写真→娘の写真と、自分の居場所を意識してもらうのにいいかなと思って作ったもの。次女は、何度も何度もめくって遊んでいました。


鳥の図鑑を作りました。娘は野鳥が大好き。鳥をみると、タンクラップをします(娘語)。庭に来る鳥、散歩に行くと見かける鳥などを印刷して、あいうえお順に並べ、表紙と目次をつけて綴じたもの。い1ページに1種の鳥の写真とひらがなで種名(和名)が載ってる。庭にクロウタドリがよく来るので、見かけると、図鑑をいっしょに開いてみています。つい最近は、庭で鳥をみると、作った図鑑をひらいて、見た鳥をみています。


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ごく最近は、シール貼りをするようになりました。直径2㎝くらいの丸いシールを一枚ごとに切り分けて、台紙の角を折り曲げて、はがしやすくしてある。今は自由に紙に貼ってるけど、もう少ししたら枠の中に貼るように紙を準備するつもり。

他には、注ぐことにも興味が出てきた。お風呂で、小さなじょうろの玩具ですくっては注ぐをもくもくと繰り返しています。手首を返す動きができるようになっていたので、小豆うつしなどをそろそろやるかもしれない。だけど、口に入れたり、だーと床にばらまいたり最初は(親は)覚悟が必要(汗)




音楽:
 ジャンルに問わず、音楽は好きそう。長女がヘビロテしていたlet it goなどは聴くと、歌ってるっぽい声を出します。特に振付のある曲が好きなせいか、ごく最近は、Baby sharkの振付を覚えて、その振付をしながらその曲を流して~とアピールしてきます。

絵:
 1歳を過ぎたころか、もっと小さいころだったか、太めの色鉛筆を握って、最初はとんとんと点をたくさん書いてたけど、最近は、線になってきてる。