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州都Juneauの旅~Mendenhall氷河

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こんにちは。

週末には、
アラスカ州都ジュノーへ
行ってきました。



他の都市と
道路がつながっていないため、
我が家は、空路で。

ちょうど
Xaat Kwaani(Salmon People)という
この地のアラスカネイティブ
Tlingitのデザインがついた機体に
乗ることができました。

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空港に到着すると、
グースなどのデザインモビールが
可愛かった。

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その足で、
Mendenhall氷河を見に
ハイキングにでかけます。


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看板、
倒れてます💦





最初は、
あまりに整備された
トレイルに驚いていました。

水芭蕉の花の中のギザギザと
似たような実をつけた
大きな葉の植物から、

ここが
温かい場所なのと、

苔むした林床が
雨の多さを物語っていました。

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いくつか沢を渡り、
分かれ道をWest glacier trailへ
進んでいくと、、、


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ちらりと氷河が見えました。
いや、
飛行機からも、
このトレイルへ向かう道路からも
氷河自体はみえるんです^^;


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暑くて
もう歩きたくないと
行っていたけれど、

この峠?を境に、
氷河側はひんやりと冷たい風が
吹いてきます。

直射日光が当たる場所は
じりじり暑くて、
氷河が残っているのが
不思議に思えるくらい。

この先は、
頭上の枝注意~
大きな岩をのりこえ~
木をまたいで~
コバエが多いという
なかなかの状況。

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途中で、
あれ、あの分かれ道で
もうひとつの方へ行った方が
良かったのでは?ということになり
引き返します。

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今度は、
Ice Cave Trailへ向かう方を
歩き始めます。

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途中、
水があふれて
トレイルを大きく迂回しながら
岩のふもとまでやってきました。

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ここからは、
ぽつり、ぽつりと立つ
看板を頼りに
岩登りしていきます。

岩を登りきると、
わあ、見えました~!
あと少し。

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道案内の看板ごしには、
滝がみえます。


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冷たい風が氷河側から
吹き付けてきて、
ジャケットがないと寒い。

写真でみるより
ずっと近くて
迫力があります。

以前は、
娘が写っている
岩場のあたりにも
氷河があったようなんですが、
温暖化の影響で
後退してしまったようです。

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この先も
行けたようだったけど、
カモメほか野鳥の巣が
岩場にあるようで、保護のため
ロープが張ってありました。

岩に張り付く
地衣類が剥げている場所が
トレイルかなと歩くも
いつの間にか
トレイルから外れてしまい、
あれ?なんて言いながら、
帰路につきます。


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さきほどよじ登った
岩場を降ります。
クライミング教室での経験が役立ち、
娘たちもスタックせずに
下山できました。


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毎年、
迷子になる人が出て
救助が出ているようで、
看板には居場所を確認するように
強調されていました。

このトレイルに行く方は、
軽登山の装備(靴、水、服装ほか)を
されていくことと

クライミングロープは不要ですが、
ある程度、岩場の登り降りに
慣れている方(特にお子さん)に
お勧めです^^。

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ジュノー旅行記は
続きます。

それでは、また

ハイキング初め~山菜そば

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こんにちは。

母の日には、
ハイキング初めに、
West Butte Trailへ行ってきました。

たぶん、
これで三回目かな。





ついに新緑だね~♪
と言うと、

「緑と黄色が混ざった色だね!」
と二女。

そう、
それが黄緑色なのだよ^^


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ニワトコの芽
のように見える
新芽がおいしそう。

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娘たちは、
頂上につくまで
きれいな景色を見ないでいこうと、
下を向いて階段を上っていました(笑)。

ついに
頂上につくと、
大人でもよろけるくらいの強風。


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奥の光っている場所は、
Knik氷河です。

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この氷河は、
昨年、トラックに乗って
近くまで行ったところです。





娘たちは、
強風に
飛ばされそうになりながらも、
美しい景色を堪能していました。

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下り坂は、
とにかく走る走る。。。


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すれ違う人たちに何度も、
Happy mother's dayと
声をかけられました。

こんなに
母の日って
大切にされているんだ~
というのが印象的でした。

往復3マイル(5km弱)では
体力が有り余ってしまう
姉妹。

なので、
もう一か所、
Thunderbird Fallsに寄りました。





こちらも、
葉っぱがまだ可愛らしい。


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滝まで到着すると、
わずかに雪が残っていました。


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雪のトンネルの下を
滝が落ちてきます。


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娘たちは、
滝からの水に触れて、
石探し。


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お気に入りが
見つかったようです。


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帰りには、
シダの芽(Fiddle heads)
をみつけて
ウキウキと摘む娘たち。

Fiddle headsは
パスタに入れたり、
ここの人たちも
楽しみにしている山菜のようです。


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もう一か所、
アラスカローカルの
洋服やさんに寄りました。
(Alaska chicks company)

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姉妹が一目ぼれして
購入したのがこちら。
着てみると、
けっこう可愛いんです。


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アラスカ名物のお花、
Fireweedのデザインの服を
選んだのは長女。








そして、
アラスカの貴重な魚、
サーモン柄を選んだのは二女。

二人はそれぞれに
印象に残っている思い出が
あるのだろうなあ。









これだけ動いても
まだ元気な二人は帰宅後、
夫と一緒にアイススケートに
でかけていきました。

昨日摘んだつくしと、
シダの芽を使って、
てんぷらそばを作りました。





春のエネルギーが
満ち満ちている
新芽をありがたく頂きました。


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娘たちの
箸がやまない、止まらない。
元気いっぱいです。

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それでは、また

Knik氷河~トラックで川渡り

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こんにちは。

氷河にハマっている夫が
今度は、Palmerにある
Knik氷河のツアーを
探してきてくれました。






集合場所に着くと、
軍隊が兵士を運んでいるときに
使っているようなトラックが
停まっていました。

120cmほどの長女と
荷台の高さが同じくらい。


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脚立で荷台に乗り込み、
出発!


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しばらく走ると、
なぜこのトラックなのか
が分かりました。


路面が水浸し~!



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みんなで


え?
ええ~!??


と目を丸くしていると、

なんと、
そのまま川に突入するじゃ
ありませんか~💦


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タイヤが埋まるくらいの
水深の川を渡っています。

マフラーが上にあるのは
こういうことだったのね。


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娘たちも、
びっくり仰天して、
大笑い。


どういうこと~!?♪


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綿毛をもつ植物が、
びっしり生えた景色のなか
ゆっくり進んでいくと、
遠くに氷河が見えてきました。


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また大きな川が見えたなと
思ってドキドキしていると、
トラックが停車しました。

川に行くと、
今度は、ボートがありました。


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ボートは、
水に浮かぶように
猛スピードで進みます。

娘たち、
早い~はやい~!

そのうち、
寒い~、さむい~!

・この日は、風が強かった。
・氷河に近づくと7-8℃気温が下がるそう。

この川も
シルトで濁っているため
魚がいないのだそうです。


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5分くらい?
風をなびいて進むと、
川に氷が流れてくるようになり、
氷山が見えてきました。





あの潜在意識と顕在意識を
表現するときに
出てくる氷山!


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川の流れもあるのに、
どっしりと動きません。

ガイドさんによると、
この辺りは水深100m近く
あるのだそうです。

見えてるのは、
文字通り
氷山の一角なのですね!


岸にボートが着いて、
小一時間の自由時間。
お散歩を楽しみました。

綿毛のような植物の
正体はこちらでした。

ガイドさん曰、一年中、
こんな風に咲いているのだとか。
雪の下でも!?


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岸に押し寄せた
小さな氷山をつんつん。

こんな小さくても、
水の中の氷はどっしりしていて、
ちゃんと!?
氷山の一角していました。


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右手に氷河を見ながら、
バギーの道を駆けていく娘たち。


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この氷河には、
このトラック&ボートで来る以外に、
ヘリコプターで空から観光する方法と、
バギーに乗ってやってくる方法とが
あるようでした。


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ここでは、
氷河はすごく遠くにみえるけど、
山の影の谷間まで
ぎっしり氷河で詰まっているのが
分かりました。

氷河によって、
観光の仕方もさまざま、
見た目もさまざま、

我が家的には、
いくつ見ても飽きない。

今度、ハイキングして
山から氷河を見下ろしてみたいね
と話していました。

それでは、また!

夏休み6週目の記録

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最近、国内の新規感染者が10人をきる日が増えてきました。一方で、EUの一部の国々で感染者が増えて、それらの国に出かけた人は家で待機する指示に戻りました。この国は対応も早くて、しかも内容がまとも。あと3週間くらいでどの学校も夏休みが終わるようなので、蓋をあけるとどうなるかなぁと様子を見ている日々です。



さて、以下は夏休み6週目の記録です。ルーチン(写真↓)のなかでは、足し算のネタが変わりました。ゲームの得点集計でなく、お買い物ごっこをしながらしたいそうです。人形の服に値札をつけて、値段を集計して、最近はおつりも計算したがります。なりきって張り切っていました(笑)。/あと、漢字の他、サイトワーズをやり始めました。ミニブックが読めるのが嬉しい長女は、わたしたちによみきかせをして、夫が帰宅すると披露していました。/二女は、かるたとパズルがブームで、延々と繰り返しています。/海でスープを作っていたときに松をよく使っていて、松をみると「これは松ぼっくりができる木なんだよ」と言ってくるので、松の実とバジルの葉でジェノベーゼソースを作ってもらいました。他には、ナスのお焼きをつくったりしました。



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今週は予定が入ることが多くて、たっぷりとは自由な時間が取れなかったな。今週の活動のなかで、惑星の紹介の一環を。太陽が50cmのときの惑星の大きさを実感してみました(写真↓)。水星から火星まではくしゃみをしたら吹き飛びそうなミリサイズで、「ちいさっっ!!」と驚いていました。そのあと、娘は地球の絵を描いていました。二女は、太陽を段ボールで作っているのをみて、段ボールに皿をひっくりかえして(メタルインセッツのように)円を描いて、はさみで切り取っていました。握力すごいなと思いました。そのあとは、ハートの下絵を描いてと言われて、二女が切り紙をする遊びをしばらくしていました。そのうち、自分で下絵を描いて、自分で切り紙するスタイルに発展していました。



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残りは、体力作りを兼ねた我が家の趣味、ハイキングの記録です。ついに今年20回目のハイキングになるということで、夫の企画でちょっと遠出してハイキングをしてきました。定期的にハイキングを続けていると、家畜の成長や花などを通して、季節のうつろいをより感じられるようになりました。この国ではFriluftsliv(フリルフツリフ)という考えのもと、自然を楽しんでいることを知りました。ずっとこの国に住み続けたくなります(無理ですが)。さて、冬にはトロムソで雪と氷とその文化を体験してきました。今回は、夏の雪と氷を体験するハイキングになりました。



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まずは、滝へハイキングに行きました。滝にはつり橋がかかっていて、間近で流れをみることができました。滝の水に触って、流れを確かめたあと、長女はその脇に生えている乾いた苔にせっせと水やりをしていたのでした。二女は、長い松ぼっくりをみつけて遊んだり、大きなアリ塚に興味を持っていました。


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2つめのトレイルでは、氷河の近くまで歩いてきました。往復12kmも歩ききった長女には驚き。これなら、片道12kmくらいのコースでも泊りでなら行けちゃう!?と淡い期待を持ったりしてしまうのでした(距離が延びると、もっと楽しいコースがたくさんあるので)。歩くときには、自分で楽しいゲームを考えて(石の上だけ歩くチャレンジとか)、ごっこ遊びでなりきって遊びながら歩いていて、傍からみていて面白いです。あとは手をつなぎながら歩いているときに、考えていることや思っていること、やりたいことなどを語ってくれるのも楽しい時間です。今度、フィヨルドができた由来について紹介するときに氷河をイメージしやすくなったかな。



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トレイルの途中で、牛がとおせんぼをしていたり、ヤギの群れがいたり、羊の母娘とすれ違ったりと家畜とすれ違うことが多いです。どうやって家畜と放牧主が落ち合っているんだろう。やっぱり塩舐め場なのかな??首につけている鈴の音がそれぞれ違って耳心地がよいです。カランコロンもいいけど、ちりりんも捨てがたい。


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湖と、空と、氷河の青みがそれぞれ違っていて、青色を満喫しました。


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種を飛ばしていたもの、蛇イチゴ、スギゴケの胞子嚢などが見られました。



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二女が「プリンセスのお城みたいだから写真撮って」(写真左上↓)。人懐こいヤギがあいさつして通り過ぎていきました。氷河からでている滝の水は、水勢がつよいせいか、より冷たく感じました。3秒くらいしか手足をつけていられない!


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三つ目のトレイルは、標高の高い(1200mほど)トレイル(6km強)へ。ダム脇の道には、まだ残雪がありました。アナ雪2のようなダム問題の議論の材料になりそうな景色でした。


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残雪で進めなくなったダム堤あたりからトレイルへ向けて歩き始めました。


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北斜面には、まだ残雪のパッチがたくさん残っていて、厚みもまだ50cmから数メートルくらいあるようでした。こんなにもたくさんの滝が24時間どうどうと流れても枯れない理由が分かった気がしました。


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雪のパッチの縁からは1滴ずつぽたぽたと水が滴っていました。きれいな雪を触ったり、飴に乗せてかき氷♪と食べてみたり、裸足になって雪を歩いたり、雪を崩して「カエルの卵みたいになった」とイマジネーションを働かせたりして楽しんでいました。雪の上は滑るので、かかとをさして止まったり、あえて滑ってみたりして、雪の上の歩き方を楽しみました。他にも雪の上はまぶしいことにも気が付いたようでした。これが地球の水循環の(標高的に)スタートなんだねと話していました。絵本「地球を旅する水のはなし」や、「おかしなゆき ふしぎなこおり」、「うまれたよ!オタマジャクシ」などを読みました。


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先2つのトレイルと違って、標高が高いとまだ花が咲いていたり、高山植物が生えていたりと植生が変わります。こんな場所でも、羊が放牧されていて、こういう景観は羊が作ったものなのかな?それとも羊が影響するほどの数を放牧してないのかな?


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ヤナギの花芽などがふわふわと気持ちがよかったです。素敵なトレイルをみつけてきてくれた夫に感謝です!!


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そうそう、今回、長女に一眼レフカメラを使わせてあげたら、すごく楽しそうに撮っていました。重かったのだけど、撮りたいものをフレーム内に収めることができていました。家でICT教育をするにあたって、何を材料にしようかなと思っていたけど、、、ひとつの案として、娘がカメラで撮ったデータ(静止画や動画)を自分で編集するという方向性なら、親子で楽しめそうかなと思いました。友人がすすめてくださったコマ撮り撮影からスタートしてみようかな!?


それにしても夏休みがあと二週間しかないなんて。自分の時間ができるのは嬉しいけれど、娘たちの手が離れていくのは嬉し寂しいものです。ただ、コロナ渦では、まだまだどうなるかわからないですね。次の1週間も、心の健康に努めたいと思います。

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