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長女の4歳健診がありました。不思議なことに、4歳2カ月で実施するらしい。3歳のときは、ほぼ何もしなかったけど、今回は盛りだくさんでした。ただし、医師には会わず。予防接種はなし。身長・体重は55パーセンタイルと一年前と変わらず。その他検査も問題なく、順調に成長しているようです。このセンターでの健康診断は今回で終わりだそう。今後は、通常ならば、通っている学校に、医師なり看護師なりがきて、健康診断をするはずとのこと。娘の学校は私立なので、聞かないとわからないとのこと。健診の詳細は以下にかきます。



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項目は5つありました:
1.身長・体重計測
2.絵を描く
3.視力検査
4.聴力検査
5.会話




1. 割愛。

2. 絵を描く
紙と色鉛筆(10色くらいあったかな)が入った鉛筆立てを差し出されて、「好きな絵を描いてみて」と指示。娘は、エルサとアナの絵を描いていました。いつもは、エルサのマントには雪の結晶を描くんだけど、マントを描く前に時間切れ。えんぴつの持ち方とか、顔と分かる絵を描くかなとを見ていたもよう。幼稚園に貼ってある同世代の子どもたちの絵を見る限り、(デッサンという意味では)娘はうまくもないけど、下手でもないという感じ。え、下手に見えます!?(笑)(←この絵ではなく、人を描く場合、娘の絵へのこだわりは、顔の色かなと感じることが多い。わたしが安易にいわゆる「肌色(うすだいだい、って今は言うのかな)」で顔を塗ると、「エルサは日本人なの?」と娘からつっこみ。固定観念にとりつかれてる自分に気が付きます。娘が顔を塗る色をみると、いわゆる肌色よりももう少しピンクがかった色に見えているらしいです。なので、子どもの絵をみて、うまい・下手などと評してしまうこと自体、ナンセンスなのかもと最近は思ったりする。愛でみます!)


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3. 視力検査
ちょっと記憶があいまいだけど、視力は、1.0(20/20)までしか計測していなかったように思う。3m離れたところに座り、片目ずつ、指した形を言う。リンゴ、円、正方形、家の4パターンだったかな。1.0だったか、それよりもう少しよい数字だったかで読めるのと読めないのが半々だった。問題なしだった。


4. 聴力検査
ヘッドホンをつけて、音がしたら教えるというやり方。最初、聞こえたら手を挙げると説明されたんだけど、娘はにやにやしてるだけ。ヘッドホンを外して、聞こえた?と聞かれると、「うん」とニマニマ。なので、聞こえたらボタンを押す方法に変えてくれた。すると、今度は押せてた。音が聞こえてボタンを必ず押してるか微妙だったし、次女が部屋をいたずらしたり、声を出してしまったので、正確には測れていないと思うけど、20 dbだったそう。こちらの説明(オージオグラム)を読む限り、まぁ、正常なようす。問題なしだそう。


5. 会話
会話と題してよいのか知識がなくわからないんだけど、色盲や言葉の発達などをスクリーニングしながら娘と対話していました(ように思う)。対話の材料として使っていたのが、絵を両面印刷した紙を観音開きに折ったもの。折った表には、青と赤の扉が上に出るようになっています。以下、看護師(か)と娘(む)の英語での対話です。娘がかなり英語で意思疎通できていることにびっくりでしたわ。通訳はほんの少しでよかったです。

か「お名前は?」
む「〇!(元気に目をみて答えてた)」
か「Ok,〇ちゃんね。〇ちゃん、どちらの扉を先に開けてみる?」
む「こっち(と言いながら、青い扉を指さす)」
か「じゃあ、みてみようね」

注:青い扉の内側には、バスルームの鏡の前で歯ブラシをしているニコニコ顔の男の子が、左手に歯磨き粉をだくさん出してもっており、右手で歯磨きをしているのと、お湯が出ているバスタブに浸かっている悲しい顔をした女の子のイラストが描かれています。


か「ここに何人の人がいるかな」←鏡に男の子の顔がうつっている引っかけ
む「いち、に」
か「そうだね、2人いるね。この男の子は何してるかな?」
む「はみがきしてる(ゼスチャー付きで)」
か「そうだね、〇はお家でだれに歯磨き手伝ってもらってる?」
む「・・・無言」
母「親が手伝ってます(仕上げ磨きをしてる)」
か「〇もときどき自分で磨いているかな?」
む「うん」←自分で磨いているという自負があるので、無言だったと想像。
か「ちゃんと自分で磨いているんだね。この歯磨き粉はどう?沢山出ているかな、ちょっぴりかな。」
む「ちょっぴり」
か「そうだね、家でもちょっぴりつけて磨いてる?」
む「うん」
・・・(続く)

お風呂の女の子の方は割愛。女の子の表情はどんな風に見えるか、蛇口から水が出っぱなしだとどうなるかなど聞かれていました。

赤い扉の方には、部屋に靴下の男の子がいて、机の下に犬がいる。その犬が靴を履こうとしている。机は大中小の3つ置いてある。ここでは、「犬」や「靴」などの単語がこたえられるか、犬が靴を履こうとしてるけど、誰のだと思うか、一番小さい机はどれかなど比較ができるか質問されていました。

裏返すと、犬小屋と犬の位置関係 6パターン(犬小屋の上、下、隣、前、後ろ、中)のイラストと、カラフルな色で塗られた柵のイラストが載っていました。前者は、behind(後ろ)という単語が最初すぐには思い出せなかったみたいで二度聞いて正解したのと、横(beside)という単語は知らなかったみたいで答えられなかった。柵の方では、赤、青、黄色、緑の4色の杭を指さしたり、数えさせたりしていました。色盲かどうかのチェックと、5以下のカウントができるか、色の名前を知っているかなどをみていた雰囲気でした。娘はどれも聞かれた通りに回答していました。