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Pre-school Open House

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キンダーに続き、プリスクールもオンラインでOpen Houseがありました。たくさんの写真と、動画で教育方針のことを紹介してくださいました(写真は平和の日の娘の活動だそうです↓)。


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レッジョの哲学
・6つの教室の様子(先生によって全然違う)
・「でも100はある」の詩の紹介(参考へ)
・この100の言葉に習って、プリスクールでの活動を写真やビデオで紹介してくださいました(これがドキュメンテーションと呼ばれるものだと思う)。写真とそれに添えられたコメントで、先生たちの子どもたちを観る目線が伝わってきました。キンダーと同じく、クラス全員で同じ活動をしているのは、おやつとランチの時間だけで、あとはそれぞれが興味のあることをしています。

聴くことば
描くことば
やさしさのことば



2.30個ものことばとして紹介されていました。(長女と同じく)次女もなぜかクリエイティブな記述のところで活動写真が大きく載っていて、興味深く思いました。家での環境設定をそろそろ改造しようと思っていたので、ひとつの参考になりました。二女は、集合写真を撮るときには前列、輪になっているときはどの先生でもその右側を陣取って、写真にうつっています。クラスで最年少のはずなんだけど、つおい(笑)

このほか、音楽、図書館、P.E.の先生方からの動画もありました。最近は、P.E.で?姉妹tともに、マインドフルネス(ヨガの瞑想)を習っているようで、「ナマステ~」と言って手を合わせていたりします。


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大人は、自分の当たり前に、子どもを巻き込んではいけないなと、この詩を読むといつも思います。なので、今回も引用させてもらいました。日ごろ、ダメってやめさせようとしていることについて、どうしていけないのか真剣に考えてダメって言ってるかなって、自分の言動を点検したいです。写真は家での次女のモンテ活動↓


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参考:


子どもには 
百とおりある。
子どもには
百のことば
百の手
百の考え
百の考え方
遊び方や話し方
百いつでも百の
聞き方
驚き方、愛し方
歌ったり、理解するのに
百の喜び
発見するのに
百の世界
発明するのに
百の世界
夢見るのに
百の世界がある。
子どもには
百のことばがある
(それからもっともっともっと)
けれど九十九は奪われる。
学校や文化が
頭とからだをバラバラにする。
そして子どもにいう
手を使わずに考えなさい
頭を使わずにやりなさい
話さずに聞きなさい
ふざけずに理解しなさい
愛したり驚いたりは
復活祭とクリスマスだけ。
そして子どもにいう
目の前にある世界を発見しなさい 
そして百のうち
九十九を奪ってしまう。
そして子どもにいう
遊びと仕事
現実と空想
科学と想像
空と大地
道理と夢は
一緒にはならないものだと。

つまり
百なんかないという。
子どもはいう
でも、百はある。

ローリス・マラグッツィ (田辺敬子 訳)

Kinder Open House

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長女の学校は毎年、この時期に保護者参観のようなもの(Open House)があります。今年はCOVID-19渦で、親が校内に入れません。なので、オンラインでOpen Houseとなりました。先生方がそれぞれの担当分野についてのビデオ動画をくださり、質問はメールで受けつけるというスタイルでした。


動画が10個と、PDFパンフレットで構成されていました。
1)幼稚園と小学校の責任者(学校の校長は別にいる)からの全体説明
2)担任の先生たちのプレゼン(算数・英語の活動と、宿題についての説明)
3)過去のプロジェクトビデオ
4)ナース
5)アート
6)音楽(Choirを含む)
7)図書館司書
8)ノルウェー語
9)体育
10)カウンセリング(道徳のような)


一週間過ぎたら動画は消してしまうそうで、ずっと閲覧させてもらいたかった。キンダーになってもやっぱり素敵な学校だなと感じました。家ではどんなに頑張ってもここまでできないなぁ。ありがたいの一言に尽きます。こんな教育わたしが受けたかったなあ~!


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以下は、私が興味深かった点のみ書きました:

2)担任の先生たちのプレゼン(算数・英語の活動と、宿題についての説明)
プリスクールまでのレッジョの活動と小1(G1)との懸け橋のような役割をしていますと先生から説明を受けていたので、実際どんな感じでしょうと思っていました。動画では、算数とそれに関する活動、英語とそれに関する活動、プロジェクト活動、今後出る宿題についての説明がされていました。

算数は今は1から5までの活動をしていました(最終的には20までらしい)。具体物をふんだんに使って、数字と数量を一致させる活動をたくさんしていました。5本でカタチを作る、ブロックを数字の分だけつなぐ、ドライフルーツやビーズほかを使ってパターンを認識する、幾何学の名前を覚える、自分の好きな活動をグラフにして、クラスの人気がある活動は何か集計する(数字がどのように使われるかの一例なのかな)などが紹介されていました。一度とて、先生が黒板に書いて、何か教えているというシーンはなかった。

英語は、まずは自分の名前が書いた紙にデコレーションしたり、洗濯ばさみでアルファベットをペアリングしたりするところから始まり、アルファベットのハンコ、プレート、カード、転がすと書き順通りにボールが移動する書き順おもちゃ、粘土に文字をハンコしたり、チカチカブーンの本のページを具体物で再現したりしていました。並行して、フォニックスも教わっているようです。こちらも具体物や動きをたくさん取り入れた活動をしていて、モンテの言語カリキュラムでやっていた方法もたくさん取り入れられていたと思います。ありがたや。


プロジェクト活動では、自分たちが工作したものをiPadで撮影したりして、IT活動も取り入れているようです。週に5回くらいプロジェクト活動の時間があって、ここではレッジョと同じように、子どもたち発信でプロジェクト活動を行っているようです。過去のビデオをみせてもらい、子どもたちのアイディアをカタチにしていく動画を見せてもらい、わくわくしました。


writingとreadingの宿題が今後、出るそうです。


5)アート
オープンハウスでは、アート、体育、司書、音楽などの先生は登場しないことが多かったので、先生方からどんな方針でどんな活動をしているのか動画がシェアされたことが嬉しかったです。どの先生もワールドワイドな職歴をお持ちで驚きました。子どもたちからの話だといまひとつピンとこなかったけど、これで娘たちともう少し会話できるようになりそう。版画やセラミックを焼く活動も年間計画に入っているそうで、キンダーもやるのかしらね。


6)音楽(Choirを含む)
鈴木メソッドの先生らしく、モンテ園でも勤務歴があるそうです。プロセスを大事にしているところが好感度が高かったです。General Musicとして、Sing,Say, Dance, Playを挙げていました。Sayはリズムよく話すことをさしているようで、これを音楽でやるところが私には新しいと思いました。そして、Danceは世界各地のフォークダンスを踊るそうです。娘によると、さまざまな楽器も演奏させてもらっているようで、楽しそうだなぁ。


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写真は家での活動。冠を作ろうと思ったけど黄色い棒が足りず、そこから工夫して、最後は飾り付けていました。こんな風に、娘が「こうきたかー!じゃあ、こうする」って楽しく工夫する姿が、わたしはみていて面白いです。

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