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父を見送るとき、最後にアムステルダムを一緒に観光しました。一日だけだったので、前に行ってよかった風車と、父の希望で美術館へ、時間が少し余ったので運河ボートに乗りました。雨予報が、晴れるというラッキーな一日でした。


風車(ミル)の見学ができる時間前に到着すると、ほぼ貸し切り状態。のどかな場所で観察。風車の羽は骨組みだけ見えていて、帆布はまだたたまれています。今回は、木を鋸で切る製材している風車、アーモンドを挽いて油を搾る風車、染料を挽く風車の三つを見学。


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外見は似たような風車ですが、中の様子は目的によってだいぶ異なっています。それぞれの風車では、仕事の手順をビデオで上映していて、それを娘たちがみてから見学していました。下の写真は、製材をしている風車。風のいい日で一日4本ほどの丸太を切ることができるそう。この日はせいぜい2本かなとのことでした。ここでは、娘たちは滑車にぶら下がっている重い木材をもちあげ、そのあと、滑車のロープを引くと簡単に持ち上がる、という体験をおじさんにさせてもらっていました。


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風車の目の前には、木場がありました。


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風車のなかでは、急なはしごを上り、こんな大きな歯車がギシギシと回っています。子どもたちにも印象的だったらしく、家に帰ってから、よく歯車の玩具で遊びようになりました。


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風車によっては、羽のすぐ脇にまで上がることができます。迫力が。。。!


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他には、オランダ名物の木靴作りを見学。


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水で塗れた木をごりごりと削っていました。他にも、チーズ工房なども見学。


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次は、アムステルダム国立美術館です。来週に迫るパレードを控えて、各地で虹色の旗が。1週前からパレードが始まり、トラムが動けなくなっていました。あえなく、タクシーで遠回りして到着。この博物館にも、虹の旗が掲げられていました。


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娘たちは、この絵すき~と、駆け寄って眺めていて面白かったです(写真)。以前、ラジオ番組で、絵画は見るものでなく読むものだと言っている西洋美術史家がいて、その本に載っていた作品をみることができて、、、ヨハネス・フェルメール「牛乳を注ぐ女」などをみられたけど、やっぱり卑猥な意味があると解釈されているとは思えなかったなあ(無知 笑)。他には、Playmobil製のレンブラントのNight Watchの絵に出てくる騎士があったりして、子どもたちが喜んでいました。建物でステンドグラスをよく見るからか、長女はPlusplusでステンドグラスを再現していたのでした。


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レンブラントの自画像がぼんやりのってるケーキをカフェで頂きました。


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運河ツアーでは、建物や運河などの歴史を聞けたのがよかったな。高いところにある窓を小さくして、大きな家に見せかけるなど見栄っ張りな一面も知りました。ドイツの城などを含め、ヨーロッパの街並みをよくみるようになったからかな、、、、長女は、レゴでお城を作るときには、回りを城壁で囲み、城門のアーチを作り、乗馬競技会のポールやら、エルサの階段やらが融合したなかなか興味深いものを作って遊んでいます。



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アムステルダム空港では、飛行機のコックピットや、ジェットエンジンなどが遊具として置いてあり、、、長女はやっぱり登り、二女は右へ左へと滑っていたのでした。しばらく一緒に過ごした父との別れはやっぱりさみしくて、この夏休みの昼間、いろいろと手助けしてもらってありがたかったです。



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