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タグ:サーモン捕り

母をサポート~小学生のおうちモンテ

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こんにちは!

愛犬の薬が終わり、
ようやくぐっすり眠れそう。
手術をきっかけに
尿がちょっと漏れてしまう
ようになった愛犬、、、
もうそろそろ11歳だもんな

一方、
わたしの手の傷は
抜糸後もまだ完全に
くっついておらず
テープを巻いて
なるべく固定する日々です。

加えて、
オーブン故障で
このひと月以上
ベーキングをしなくなりました。
(パン焼き器以外は)

そのおかげで
卵の消費量が減って
逆に体によいのでは??
なんて感じています。


そんなこんなで
最近のおうちモンテは
いつも以上に
水回りのことを
娘たちに手伝ってもらう
という日々です。


包丁切りが大好きな二女には
大きめのもののカットも
任せてみました。

大きいので、
包丁もわたしが使っている
大人用を渡してみました。

一度、
やってみせることで
問題なく
すっと切れていました。


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ぷれ思春期の長女は
頼んでもやってくれたり
やってくれなかったり。

おにぎりアクションの趣旨を
説明すると
俄然やる気になって
ちょくちょく握っております。


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自分で握らずとも
おにぎりにまつわる写真を
投稿することで
一枚につき100円相当が
寄付されるそうですー!




そして二女は
魚のぬいぐるみを縫い、
マグロパズルを作り、
魚図鑑を眺めておりました。

小学生ともなると、
材料や道具のありかを
把握しているので、

手伝って!
と声かけされたことだけで
あとは、家事をするふりをしながら
横目で観察して過ごします。


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アイススケート教室の
試験にリベンジ合格したので
ねぎらいディナーにすることに。

握る部分は
わたしはできないので
娘たちにやってもらいました。


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サーモン刺身は
夏に獲ったものを
頂きました。


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そしたら
こんなにきれいに
仕上げてくれてびっくり!


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その間、
長女はというと、
わたしがモンテの言語のおしごと
WordStudyの引き出しにつかう
回答集のタイピングをしてくれました。

楽しいようで、
翌日も引きうけてくれて
8割がた仕上げてくれました。

タイピングも
指が固定されていると
おっくうなので
助かりました!


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週末には
夫も参戦して
娘たちとシューマイを
作ってくれました。

我が家は
皮とひき肉をひくところから
はじまります。
これがね、
おいしいの♪


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基本、
三食お米を頂くので、
休日にパンケーキが食べたい場合は
娘たちが自分で作ります。


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やりたいことが
姉妹で違うので、
自然と役割分担されていきます。

二女は
さつまいも麹を使った
パンケーキを焼きます。

デコレーション好きな長女は
テーブルセッティングをして

自家製ブルーベリージャムを添えたり
トマトを収穫して、
盛り付けしていました。

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デザートも
ついていましたよ↑。

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他にも
スモークサーモンで
お握りを作ったり、

目玉焼きや
卵焼きを作るのに
はまっている二女は
目玉焼きを巻いた
おにぎりを作ったりしていて
面白かったです。

いつもに増して
食べることばかりなネタですが
食べること大好き一家なだけあるなあと
改めて思いました。

それでは、また!


============
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いくら漬け

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こんにちは!



サーモンしごとの
フィナーレを飾るのは
いくらのしょうゆ漬け。

日本酒を買い出しにいき
作業に取り掛かります。

わたし的には
白ごはん.comさんの
レシピが作りやすいです。

ただ
我が家のが
あまりに新鮮すぎるから
かもしれないけれど

いくらをほぐすときの
お湯の温度は
もっと高い方が
膜がとれやすいと感じます。

お鍋に
なみなみと水をはり
コンロでうっすら沸いている
お湯とお塩を入れて
菜箸でぐるぐる。

しばらくすると、
触れるお湯の温度になってくるので、
あちちち、、、と言いつつ
膜から卵を外していきます。





膜の残りかすがないか
じっくり探す二女。


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これだけ卵を
産んだとしても
無事に生まれた川に
戻ってこれるのは
1匹いるかいないかなんだねー!

娘たちと話して
ことある毎に
命の教育をしています。

自然からの恵みなくして
人は生きていけませんから💛

最後に
さっと水洗いして
かすを洗い流して

ざるにあげておくと、
だんだんと光り輝く宝石!
のようにてかてかしてきます。

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今年は
4瓶分できました。

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毎年同じような
作業を繰り返しつつ、

自分はだんだんと
要領がよくなっていくし、

娘たちは
手伝える中身が
どんどんレベルアップ
していくしで

我が家にとっては
欠かせない
夏の風物詩と
なってきたのでした。


ちなみに
アニサキスが
心配なので、

生で食べる
おさしみといくらは
半月くらい冷凍してから
いただきます。

いくらは
凍ったまま冷蔵庫で
じっくりと時間をかけて
解凍すると

いくらがあまり
つぶれない気がします。



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そうそう、
できあがった一夜干しを
鉄なべでジュージュー
焼きました。

油をしかなくても
平気なくらい
脂がのっています。

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家庭用なので、
ヒレなどはついたまま
干して、
おいしくいただきました~♪

娘たちは
さすが若い!!だけあって
あんなに脂っぽいハラミを
お代わりしておりましたとさ💦

それでは、また!





サーモンをさばく

カテゴリ:
こんにちは!

サーモン捕りの翌日は
家族でサーモンを
さばきました。





立派なサーモンが
鎮座しています。


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機転の利く二女は
どれだけダメと言われても
自分で考えて動いちゃうタイプ。

うろこ落としを
担当したいそうで、

てきぱきと
サーモンを運んできては
うろこを落とし、

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内臓の血合いの部分を
きれいにしていくので、

卸し待ちの
サーモンが渋滞。。。


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(とりあえず二枚に卸したもの)

我が家の
食べる分量でいくと、

写真の大きめの
サーモンからは
おさしみが2食分、
切り身が2食分、
一夜干しにするハラミが2本
4.5食分が取れます。

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お店では、
おさしみレベルの
サーモンは手に入らないので

一年分のおさしみは
ここでとれた分だけ!
な貴重な食材です。

このときだけは
冷凍焼けをしないように
ラップで包み、

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空気を抜いて
袋つめにして
冷凍します。

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ハラミは
塩水につけてから
姉妹が水分をきって
ざるに並べて

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一夜干しにしてから
冷凍保存します。

そして、
三枚に卸して
背骨についた部分は、

茹でて
愛犬のご飯に。

余すところなく
命をいただきます。

ほんとは
頭も持ち帰って
あら汁とか作ればいいよね!
と今思ったのでした。

それでは、また!



サーモン捕り2024!

カテゴリ:
こんにちは!

朝日が昇るころ
Kenai川に向かい、

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今年も
サーモン捕りに
行ってきました(7/20)。


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浜辺の植物たちの
花の時期みたいです。


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こんな風↓に
数々の試練を生き延びて
河口まで戻ってきた
鮭たち。





稚魚のころの試練。
わたしたちにとっては
命の恵みです。





そして
河口にたどりつく前には
トロール船による捕獲、

河口では、
ずらりと立ち並ぶ
網をもった人間たち。


川のなかほどでは
ラッコやあざらしなどが
待ち受けています。


満潮の前後2時間くらいが
よくとれるなんて
アドバイスをもらいます。

写真は、
満潮から4時間後
切り落とされたサーモンの頭が
不気味に転がっているところが
波のフロントライン。


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この日は
20℃を超える暑い日で


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娘は
知らない子とお友達になり
びしょ濡れになって
浜遊び中。


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引き潮の強い流れのなか
大きな網を立てておくのは
なかなかの重労働。

胴長のゴムを通して
しんしんと伝わってくる
水の冷たさと圧力。

そんななか
サーモンがかかりました!


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長女は
心の準備ができたようで
わたしがさばきたいと
申し出てきました。


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ハンマーで
脳天を叩いて、
気絶させます。


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海水で砂を洗って、


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運んでいき
(ずっしり重くて、滑る)

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まな板へ。
台所で使うサイズより
ずっと大きいまな板なのですが
はみ出すサーモンも
いました!

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魚をさばくナイフで
頭を落とします。

ちょうど
背骨(脊椎)を折るときに
多くのサーモンが
身体を大きく反って、
ばたばたします。

そこが
娘たちも、わたしも
ごめんね!
命をありがとう!!
という想いを強くする瞬間です。

切り落とした頭もね、
数秒間は
口がぱくぱくと動いたり、
切り口から見える部分が
脈を打っていたりします。

中には、
頭も内臓も取って
胴体だけになったのに

砂を落としに
海水につけると
泳ごうとしたりもします。

そうみていると、
死ぬ瞬間っていつなのかなって
死の定義について
考えてしまいます。

こういう経験を通して
命のリレーを
していくことの有難さを

娘たちも
実感しているんじゃないかな。

料理が得意な二女も
頭を落とすのに
挑戦したのだけど、

あと少し
腕力が足りなくて、
骨が折れなかったね。

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愛犬は
荷物番をしながら
強い日差しにばててきたので

帽子をかぶせたら
その快適さに気が付いたようで
ずっと被っていました

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クリブ持参で
家族総出で
サーモン捕りしている
ご家族もいました。

何でもあり!な
雰囲気はアメリカの
よいところです。


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今年も教会が
ホットドックや
子どもたちが楽しめることを
提供してくださっていました。

8時間ほど浜にいたので
ちょっと気分転換できて
娘たちは嬉しそう。


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長女も
ディップネットを持ってみましたが
さすがに支えきれませんでした。
ナイストライ!


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そうそう、
今年は私も
挑戦してみましたの!


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二匹、捕れました!


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今年は
日帰りすることにしたので、
夕方、帰路につきました。


夜、九時ころ、
事故渋滞で、
ぴたりと止まります。

待てど暮らせど
進まない!おかげで、
フィヨルドでの夕日を
満喫できました。


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(夜九時台の夕日)


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(夜22時台の空)


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(夜中12時ころ、ようやく日暮れ)


夏至は過ぎているので、
これからあっという間に
百夜は終わり、

8月後半には
もう秋の気配が漂ってきます。

この日は、
力尽きたので、
サーモンの処理は
翌日に持ち越して寝ました。

今年も
命をくれたサーモンと
長いこと海で網を構えていた夫に
ありがとうございます。


サーモン捕り~キャンプ

カテゴリ:
こんにちは。

植物園での
サマーキャンプで
作ってきたフィルム。

長女のは
夏の包装紙みたい。

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二女の絵には
かなりの確率で
太陽がある。

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その足で、
Kenai半島にサーモン捕りに
でかけました。





今回は、
Dip netのエクステンションを
ゲットして、
車に積み込みます。


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今年は、
Kasilof 川に行って
(カタカナにするなら、
カシ―ラフ川かな)
前泊することに。


1


この川は
Kenai川の南隣、
車で25分ほどの場所にあります。


2


Kasilof 川の河口は
駐車場も
キャンプも自由にできるそうで、
多くの人がサーモン捕りに
訪れる場所です。

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夜に着いて
友人家族と合流。

この時間は
あまりサーモンが
上ってきていないようで、
ネットを構えている人が
たま~に捕獲する程度。

なので、
ここでは捕らずに
キャンプだけすることに。

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長女は数年ぶり、
二女は初めてのテントで
うきうきわくわく。

11時ころに日暮れなので
明るいし、
周りがにぎやかで
音楽が流れてきたり、
花火を打ち上げる人がいたりと
なかなか寝付けない娘たち。

愛犬は、
花火にびっくりして
ぶるぶるしていました。


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陽射しが出ないと
たいそう寒いアラスカ。
朝五時に起きると、
すでにネットを構えている人が
けっこう居ました。

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この日の満潮は
朝7時ころ。
満潮あたりから1時間くらいが
サーモンがたくさんあがってくるという
友人パパさんの経験があるので、
いそぎ、Kenai川に向かいます。

ここの浜は
入場料がかかるのだけど、
すでに駐車場は満車。
浜辺になんとか停めて
サーモン捕り開始。

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どんどん
人が増えていきます。
満潮スタートだったので、
(荷物から)
波打ち際がどんどん遠くなる。


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去年は
網を入れたら
捕れる状況だった。

今年は、
商業捕獲の方は大量だったけど、
ネットの方は不漁と聞いてました。

なんと
用意したエクステンションが
不良品だったらしく、
接続できなかった💦

それでも夫が頑張り、
大きなメスが捕れました。


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その間、
びしょぬれになって
裸足で駆け回り
浜辺を満喫する娘たち。
(ちょっと泳ぐ水温じゃない)

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足が寒くなると、
乾いた砂に入れて
あったまったり、

教会の方が
無料で配布している
ホットドックをいただいて
過ごしました。

引き潮のピークになると
川から海へとすごい勢いで
水が戻っていき、

サーモンもぱったりと
捕れなくなりました。

ネットを構える人たちの列と
波打ち際で
さばいたサーモンのおこぼれを
待っているカモメたち。


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半日、
冷たい水に浸かって、
重たい網を構えていた夫たちの
身体も限界となり、

このタイミングで
サーモン捕りは
終わりにすることに。

帰宅して、
娘たちが寝たあと
サーモンをさばいて
冷凍しました。

新鮮な筋子がどっさり。

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今年は
いくらのほぐし方は
こちらの動画を参考にしました。





ほかは、
北海道ぎょれんとか
白ごはん.comさんのやり方を
ミックスした感じ。




お湯と水と混ぜて(70℃)
3%塩水1.5Lに対して、
ひと房の筋子をほぐします。

たまたま
クラムボンが新曲を
出していたことを知り、
それをヘビロテすること6時間。





めっちゃ没頭して、
日暮れだなと思ったら、
夜空が白みだした朝三時。

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いくら漬けが完成。
生の方が
さぞかし美味しいだろうけど、
冷凍して、
アニサキスの感染予防してから
頂きます。

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サーモン捕りの
防水手袋が毎年売り切れ。
来年こそは手に入れて、
わたしもネットに挑戦しよう。

それでは、また

サーモン捕り~味わう編

カテゴリ:
こんにちは。

最近は、
庭先でイチゴが、
裏庭でキイチゴが実って、
山ではブルーベリーなどが実ってきました。

娘たちは熟した実を
見分けるのが上手になり、
いつも私にお裾分けしてくれます^^。


さて、
Kenai川の河口で
レッドサーモンを
6匹、捕獲できた我が家。





夫の労力と、
サーモンの命を頂く重みを
どっしり感じ、

友人が私っぽいと
プレゼントしてくれた本のなかで、


大きな森の小さな家 ―インガルス一家の物語〈1〉 (福音館文庫 物語)
ローラ インガルス ワイルダー
福音館書店
2002-06-20



インガルス一家が
秋に太らせたブタをしめて
無駄なく、加工していく様子が
思い出されました。



大事に使いこなすぞ~


まずは、
フィレに卸すことから
はじめました。

まぐろの解体ショーだと
刀みたいな長い刃物を使うのが
納得できた。

そして、
鰭と鰭の周りの小骨があるから、
サケの腹身として、
切り落とすんだ
ということにも納得。


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甘酒と塩こうじで漬けて
スモークサーモンにしました。


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今、食べない分は、
ラップでぐるぐる巻いて
ジップロックに入れるよりも、
真空パックしたほうが
ゴミ的にもマシなのでは?
と採用したのがこちら。


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三枚に卸した
背骨には、たっぷりの身が!
(ほら、腕がね笑)


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これは茹でて、
サケフレークにしました。


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娘たちが、
庭にある紫蘇と混ぜて、
おにぎりにしてくれました。
ハイキングにも、よさそう。


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荒く身を取り、
愛犬にも分け前をあげました。
(海で子どもの相手をしてくれたお礼)


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愛犬は、几帳面で
背骨は食べるけど、
その脇の細い骨は
きれいに出してたべなかった(笑)


残るは、
大量のいくらの処理。
去年、一度練習していたので、
なんとなく記憶を辿り。。。





こちらのレシピに従い、
お湯を沸かし、
40℃のお湯2Lに対して、
塩大匙1を溶かして、
いくら2腹をいれて菜箸で混ぜると、
ほろほろ卵が剥がしやすくなります。





だいたいほぐれたら、
お湯を捨て、同じことを
ゴミが目立たなくなるまで
繰り返していると・・・

長女もしばらく
手伝ってくれたのですが

アニサキスの実物がみれて、
はたらく細胞を思い出すと・・・
だんだんとフェードアウト
していきました(笑)

黙々と、淡々と
作業すること数時間。
大きなザルが満杯のいくらが♪


これぞ
海の宝石箱や~♡


(4L分くらいあるんですけど💦
どなたか食べに来ませんか?)

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思わず、
プリン体の含有量
調べてしまった。
イクラは、100gあたり3.7mg
ちなみに、玄米だと同37.4mg!
痛風にはならずに済むのか!?

瓶詰したいくらは、
寄生虫対策のため冷凍しました。


やれやれ~
ほっと一息ついていると、

夫の会社の上司から連絡があり、
サーモンを6匹あげるからおいで~と。
(冷凍庫はすでにパンパンですけど💦)

サーモン捕りに
向かうとき話していた


ひと月に
1匹もサーモン食べたら
贅沢だよね~


が、まさかの実現。
あ、ありがたいことです。

アラスカの人たちが
やっている加工方法にも
アンテナ立てて、

一年間かけて
大事に頂きます。

それでは、また

夏の風物詩~サーモン捕り2

カテゴリ:
こんにちは。

サーモン捕りのために
友人ご家族と一緒に
Kenaiビーチについた我が家。





14時台の満潮前後、
12時から16時を目安に
サーモン捕りを始めます。


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一見、
普通のビーチですが、
違うのは、誰も泳いでおらず(笑)
浅瀬にずらりと一直線上に
人が並んでいました。


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釣り用の胴長を着た人が
大きな網を縦にずりずりと
押しながら、
胸の高さまで入っていきます。


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網を立てながら、
サーモンが網にぶつかる手ごたえを
じっと待つのだそう。

途中、
川の真ん中を商業船が
サーモン漁をしながら
往復していました。


商業用の漁業は、
木と金曜日は禁止されていて、
その二日間を狙う人も
いるのだとか。


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河口とはいえ、
ほぼ海なので、
波がざぶん、ざぶんと押し寄せます。


それで、
並んでいる人のほとんどは
胴長は水没してました・・・💦

(胴長でなく、
スキューバダイビングのウエアを
着たらいいんじゃないかと思った)



網はシンプルで、
これだけ人が並んでいると、
サーモンがとれるかどうかは
完全に運という印象。


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夫曰く、
差がでるとしたら、
二点ありそうとのこと。


一つは、
網についてる棒に
エクステンションをつけて
長くすること。


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みんなどんぐりの背比べで
並んでいるので、
少しでも沖に飛び出るほうが
サーモンが飛び込む可能性は
確かにあがりそう!


実際、
お友達パパは
エクステンションを
二本つけることをお勧めしていて、

その成果もあり、
4時間で20匹も捕獲して、
周りのみんなが驚いていました。



もう一つは、
サーモンの閉じ込め方
にコツがあるのだそう。


サーモンが網にぶつかると、
引き返して逃げてしまわないように、
くるっとねじるのだそう。

写真のように、
網にくるまれていると
逃げられない。

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そのねじる方向が、
潮の流れる(干満の)方向を考えて
変える必要があるとのこと。


なので、
誰かがサーモンを捕獲すると、
周りの人がみんな振り向いて、
どっちにねじったかを
確認しあっていたらしい。


サーモンはたいていは、
1匹ずつ網にかかりました。


陸にあげると、
みなさん、太い棒で
サーモンの脳天を叩きます。


いい力具合で殴れると、
(私的には力一杯だった)

サーモンが、
脳天から尾に向けて
びりびりとしびれるように
震えて、動かなくなります。


だけど、
力が弱いと、
バタバタあばれるだけで、
何度も叩くことになり、
申し訳ない気持ちに。


他には、
エラから手を入れて、
血管を切ってしまう方法だとか、


ある男の子が、
ナイフで何度も
脳天を挿しているのをみて、
なんとも痛々しかった。


魚には痛覚があるのか
ググってみたら、
どうもあるようですよ。





アニマルウェルフェアを考えると、
一発で決めてあげたいものです・・・






サーモンが動かなくなると、
陸で待っている隊は
鮮度を保つために、
すぐさまさばいている方が
多かったです。


夫の網に、
60cmを超える
大物がかかりました。


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まず、
エラの脇からナイフを入れて、
頭を落とします。

それから、お腹を割いて、
内臓を出します。

サーモンの尾びれの先を
はさみで切り落とします。

これは、
転売防止のために
義務付けられているそうです。

頭や内臓は、
みんなその場に捨てるので、
波うち際に累々と頭が・・・


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初めて見たわたしとしては、
これ、人間だったら、
単なる大量虐殺だわ💦
なんてよぎってしまって、

かといって、

冷たい水の中で
しんぼう強く立っている方々をみていると
捕まればやっぱり嬉しいもので、


命を貰うって、
やっぱり複雑な気持ちが
するものだな。
ありがたいな。

去年みた、
川を遡上していたサーモンは
ここを運よく潜り抜けた
精鋭たちだったのだなあ・・・






娘たちは待っている間、
お友達と砂遊びをしたり、
基地遊びをしたり、
貝殻を探したりと
大満喫。


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他にも、
すぐそこの海に浮かんだり、
顔を出してこちらをみている
ラッコやアザラシを観察していました。
(海坊主みたいに、こちらをみていて可愛い♡)

そのうち、
ラッコに扮した人が流れてきた
見えます?↓


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その人が、
潮の流れに沿って、
下流側に流れていくと、

顔を出していたアザラシが


あんた
ラッコじゃなかったんかーい?


とアテレコしたくなる
リアクションで、
びっくりして海に潜ってました。


結局、
水没した胴長を
交代して着る気が起こらず^^;
わたしはサーモン捕り自体は
できなかったけれど、

代わりに
四時間近く
粘ってくれた夫が
6匹もとりました!!


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そして、
メスのいくらを
持って帰ろうとしているのをみた、
お友達家族のおじいさんが、

自分たちが捕った20匹のうち
メスのいくらを全部くださり、
袋いっぱいになりました。


帰りに、
夫の胴長をひっくり返すと、
長靴の中からどばーと海水。
いやあ、お疲れ様。


車を取りに行った私は、
砂浜にタイヤが埋まり、
お友達のおじいさんと一緒に
砂堀りして、なんとか脱出できました。


捕る大変さ、
命を貰うありがたさ、、、

くたくただったけれど、
家族それぞれにとって
よい体験となりました。


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来年は、
防水対策と、
網のエクステンションをつけて
わたしもチャレンジするぞ~!

次は、
サーモンを味わう編
に続きます。

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