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Juneauの旅~浜遊び2

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こんにちは。

夜九時を過ぎると、
クルーズ船は
つぎつぎと旅立ち、

翌朝には、
また別のクルーズ船が
やってきていました。





今度は、
砂のビーチに行きたい!
とご所望の娘たち。

その前に、
Tongass National Parkの
ネイチャーセンターに
行ってみたいと
Mendenhallのみえる場所へ。


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湖に張りだすように
遊歩道が設置されていました。

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写真の氷河の対岸に
ぽこっと小山がみえますが、
そこが初日に
ハイキングした場所です。




湖には
流氷が浮かんでいます。


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ネイチャーセンターでは、
氷河や野生動物の
解説展示がありました。
上映されている
動画もよかったです。


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氷河がどうして
青っぽくみえるかの謎に
答えてくれる展示が
ありました。

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みっしり押されて
空気が抜けると、
そうなるのですね。


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2050年
娘たちが
30代になったころには
こちらの氷河は溶けて
なくなっているだろう
と知り、

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長女は、
カードに
Keep our land beautiful and clean,
and give peace to (the) world.
と記入して
吊るしていました。

ネイチャーセンター、
寄ってよかった!と思いつつ、
氷河にお別れして、
ビーチに向かいます。




ちょうど
干潮の時間帯に
到着できました。


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川を遡上できずに
死んでしまったサーモンを
たくさん見かけました。


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最初は
靴を履いていたけど、


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やっぱり
そうなるよね。


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足跡が可愛いのも
今のうちだな♡


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ヤドカリや
ヒラメの赤ちゃんを
みつけたり、


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ダムを作ったりして
大はしゃぎ。

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その様子を
木の上から眺めつつ、
夫婦で鳴きかわしていた
ハクトウワシ夫妻。


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雨の多い地で
こんなに好天に恵まれて
ラッキーでした。

残りの時間は、
二つの博物館を巡りました。

ひとつは、
市の博物館です。

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石の展示だとか
金鉱に関する展示が
体験型だったので、
しばらく遊んでいました。


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マウンテンゴートの毛で
作られているという
セレモニーのための衣装。

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州都のビルがありました。


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こじんまりとした
ダウンタウンからは
山が見えます。


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図書館に行きたいと
大騒ぎな娘たちと
行ってみました。

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5階の窓からは、
クルーズ船がみえます。
街ですね。


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最後に、
午後14時から開く
金鉱跡の博物館へ。


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当時のまま
古ぼけてゆく
機械と道具たち・・・


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アラスカは
(いや、
もはや世界中
かもしれませんが)
自然を搾取することで
成り立っているのが
よく分かります。

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娘たちも
お土産に石をわんさか
搾取してきたんですがね^^;

小さな町なので、
見どころをほぼ周ると
帰るころには、

点が線となり、
なんだか分かった気に
なってしまう。

たぶん、
ほんの入り口を
見せてもらっただけですね。

少しずつ
もっと深く
アラスカのことを知りたいです。






これで
Juneauの旅日記を
終わります。






それでは、また

Jeneauの旅~浜遊び

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こんにちは。




サーモン孵化場の次は、
Alaska State Museum Juneau
(博物館)に行きました。




ここに
クランハウスが
展示されていて、
これが~と。

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子どもコーナーには、
家で我が家も
たまにやっている
アラスカネイティブの
ビデオゲームNever Aloneが
できるようになっていました。




わたしが気になったのは
クジラの生息域の
季節変化のマップでした。

ノーザンライツで
春のくじら猟で
重要な場所として
あげられていた場所と
ぴったり一致していて、


ノーザンライツ (新潮文庫)
道夫, 星野
新潮社
2000-02-29



狩猟採集民は、
生態学者だといつも思う。


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木がない島での
草を編んだ生活用品が
すごく繊細だねと
こんな場所にも
行ってみたいねと
話していたのでした。


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博物館を出て、
コーヒー屋さん
Heritage Coffeeへ。

カップは
クマ?のモチーフでした。


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娘たちの希望で、
Doglas島の浜に
行ってみることに。

野生のヤマアラシ
初めて目撃しつつ、
道路がなくなる場所まで
車を進めます。

道路から浜までは
木道が設置されていました。

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途中の橋では、
サーモンが川にいるのが
みえました。


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Dog Salmonだそうです。
ところが、
川上側をみると、
堰ができています。

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どうやら
ビーバーがダムを作ってしまい、
サーモンが遡上できずに
スタックしている模様。

それでも
その奥でサーモンが
飛び跳ねたりしていたから

満潮のときだとか
雨が降ったときだとかに
通れるのかしら?

それとも
めっちゃわかりにくい
通路が実はあるのかな?

さらに上流には、
ハクトウワシが川岸におりて
サーモンをつまんでいました。

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さらに進むと、
ついに浜へでました。

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石の浜だ。
しかも、誰もいない~。

娘たち、
パンツ一丁になり、
遊び始めます。

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そのうち、
打ちあがった海藻を使って
ままごと遊び。


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そして、
いつも欠かさない
お気に入りの石集め。


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みてみて~!
氷河みたいな模様。
持って帰るね!!と長女。


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遊んでも
遊んでも遊び足りない二人。


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しぶしぶ帰路につき、
木道沿いに実る
ブルーベリーを摘み、
針葉樹の葉に刺して、
ブルーベリー団子にして
頂いていました。


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Doglas島からも
Mendenhall氷河が見えました。


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ダウンタウン周辺で、
トーテムポールを巡りつつ、
同じ顔をして遊ぶ娘たち。

二女は、
ズボン裏返し、
半そでは後ろ前で
堂々と歩いています^^;

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ホテルに戻ると、
それぞれが印象に残っていることを
描いていました。

長女は
サーモンと、
クマのクランシンボルを

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二女は
トーテムポールから
イマジネーションをうけて、
本当の生き物が乗っているんだよ。
一番上のふくろうさんは
飛んじゃったの!
海にはサーモンがいるの!
だそうです。

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この日も満喫しました。
続きます。

Jeneauの旅~Perserverance Trail

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こんにちは。

ジュノーの旅の
続きです。



外食だと
なおさら太るので、
食べたら運動(笑)!

というわけで
Preserverance Trailに
お散歩に行きました。





トレイルヘッドで
風が寒いので、
いそいそと上着を着たら、
1分後には暑くて脱ぎました。


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ゴールドラッシュ時代の
金の炭鉱があって、
どうやら、
そこから地下の冷たい風が
噴出していたのでした。


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急なトレイルを
登っていくと、看板が。
アラスカで最初の
車道だったそうです。
(アメリカになってから?
それともロシア時代?)

感想としては、
この写真の車が
この斜面を登れただなんて!
という驚き。

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こんな崖のような
トレイルを歩いていくと、


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目的の滝が
わりとあっさりと見れました。
(ここまでなら
思い付きで、
装備なしで行っても
大丈夫そうな場所でした)


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少し進むと、
ジュノー山への
トレイルが見えました。

ここまで登ってきたのに、
見上げる角度がおかしい!
と感じるくらいで
登る気力がわきませんでした。

ちなみに、
ジュノーとは
アラスカ開拓期に
実際にいた人の名前だと知りました。


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そんなわけで、
ぶらぶらと先に進みます。

途中で摘んだ
サーモンベリーの輝き♪

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雪解け水の小川で
手をきんきんに冷やして、

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顔を濡らして
涼をとります。


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橋からは、
カワガラスが見えて、
リズムよく尾を振っていました。


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この先は、
別の橋の工事中で
トレイルが封鎖中でした。

そんなわけで
途中で引き返すことに。


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トレイル沿いの木は
岩を抱き込んで
成長していました。


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川に出られそうな
小道があったので、
横道にそれると、
小さな滝の上にでました。

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ここで
水遊びを始める娘たち。
趣味の石探しに夢中です。


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二女のリュックの
脇ポケットには、
大量の小石が詰め込まれて
おりました。

(あれかな、
トレイルランとかやる人の
重量トレーニングかな
くらい^^;)


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ブルーベリーの木が
足首くらいでなくて、
腰くらいまでのブッシュに
なっているのが新鮮でした。


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ずいぶん
開発された場所だ
とは思いますが、

それでも、
ダウンタウンの裏山が
これだけの自然があるところが
アラスカのすごいところだと
思います。

続きます。

Juneauの旅~蟹三昧な夜

カテゴリ:
こんにちは。

今回も、
ジュノー小旅行
の続きです。





ある日の夕食には
蟹で人気のお店へ行きました。




列に並びながら、
外でメニュー表をみて
どれにしようか迷っていると、


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長女が
どんな種類のカニがあるのか、
どの蟹が美味しいのかなど

外で
蟹を蒸している店員さんに
質問していました。

幼稚園までは、
恥ずかしがっていたけど、
小学生になってからは、
積極的に
人に聞きに行くようになりました。
(別人みたい)

すると、
キングクラブを持って
店員さんが娘たちに
見せにきてくれました。
(そのお礼に
ブログで載せて宣伝しとこ)


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結局、
キングクラブは
Red、Golden、Blue、Scarletの
4種類があって、

今回は、
前者2種類と
地元でとれたという
Snow、Dungenessクラブの
4種類を注文しました。

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キングクラブは
身の甘さにびっくりしました。

甘い系が苦手な二女は、
蟹の殻剥きに夢中で、
自分では食べず。。。

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こんな
蟹の爪のような
道具を使って、


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缶切りみたいに、
殻を割って開けます。


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隣に座っていたお客さんが
(二女が)殻を開けるのが上手だね!
と声をかけられるくらい
もくもくと割って、
この山!


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しかし、
本人は食べていないので、
大枚はたいたはずなのに、
空腹な二女(苦笑)

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苦笑いしながら、
屋台のフィッシュタコスで
仕切り直し。

屋台が何軒かある
Frankin Food Courtは
この店以外にも、
クレープ屋さんが
おいしかったです。
おすすめです。





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ちなみに、
朝食かランチで
お勧めのお店は、
Sandpiper Cafeでした。

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続きます。

Juneauの旅~トーテムポール

カテゴリ:
こんにちは。

アラスカ首都ジュノーへの
小旅行の続きです。





ジュノーの
ダウンタウン周辺には、
トーテムポール(Kooteeyaa)が
たいていは海に向かって
飾られています。


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Sealaska Heritageが
出しているパンフを
参照するに、





ジュノー周辺には、
Tlingit族、Haida族、
Tsimshian族がいて

Red Ceder(ヒノキ科クロベ属の針葉樹)
を使って
紋章、イベントの記録や歴史を
トーテムポールに刻んだそうです。





Tlingit族のものの場合、
二大グループ(moieties)である
Eagle(鷲)とRaven(カラス)が
てっぺんに彫刻された(る)そう。

写真は、
Eagle moietyのもので

上から、
鷲、オオカミ、シャチ、
サンダーバード、ヒグマ
のクレスト(Crest:クランのアイデンティティ)を
表しているそう。


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このEagle の家で生まれた者は、
Ravenの家の出身者と
結婚するという
しきたりがあった(る)そう。
(遺伝子の多様性を保つためかな)


そのグループ(moieties)は、
クラン(clan)という
小グループに分かれて、

クランは、
さらに小さなハウス(house)
というグループに分かれて
生活しているそう。

そのハウスに
描かれているデザインの一例が
展示されていました。


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記憶があやふやなんだけど、
中央では、
男が世界を支えていて、
左右には、
鷲とカラスのmoietiesと
その下のクランのモチーフが、、、
一族の構造を
絵にしたもののようです。

展示には、
持続的なサーモン漁の仕方なども
紹介されていました。




Shanyaak'utlaax - Salmon Boy (Baby Raven Reads)
Sealaska Heritage Inst
2017-09-01







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ハーバーには、
山のようなクルーズ船が
3~4隻、日替わりでやってきては
たくさんの観光客が
下りてきていました。

団地が10棟以上
集まったような大きさの船に対して、
出入口が二つしかないので、
まるでアリの巣から
人が出てきているかのように
見えてしまったのでした。


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上の写真は、
Eagle moietyのなかの
サンダーバードクランのトーテムポール。

サンダーバード、シロクマ、太陽と
アメリカ軍のオフィサーとの
出会い(歴史)を表している
とのこと。

説明をみないと、
カラスなのか、
サンダーバードなのか
見分けがつかないなあ。

その近所にある
トラムに乗って、
山の上に登ってみました。


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対岸には、
Duglas島がみえます。


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ここで
アラスカネイティブの方が
解説をしてくれてから
動画を見せてもらいました。

それによると、
トーテムポールを
彫れるようになったのは、

毛皮が枯渇していたロシア人に
ラッコほかの毛皮をあげたお礼に
金属をもらったからだと
説明があった気がします。


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トラム駅の周辺は
散策できるように
なっていていました。

娘たちは、
コバエが嫌!!と
怒りつつも、

生きている木に彫られた
デザインを観察したり、

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ブルーベリーや
サーモンベリーを
採って食べたりして
お散歩しました。

いや~、
それにしても、
暑くて、暑くて、
山の上でもやっぱり暑いので、
南に来たんだなと実感しました。

もう
アラスカより南に住める
自信がない我が家なのでした💦

続きます。

州都Juneauの旅~Mendenhall氷河

カテゴリ:
こんにちは。

週末には、
アラスカ州都ジュノーへ
行ってきました。



他の都市と
道路がつながっていないため、
我が家は、空路で。

ちょうど
Xaat Kwaani(Salmon People)という
この地のアラスカネイティブ
Tlingitのデザインがついた機体に
乗ることができました。

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空港に到着すると、
グースなどのデザインモビールが
可愛かった。

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その足で、
Mendenhall氷河を見に
ハイキングにでかけます。


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看板、
倒れてます💦





最初は、
あまりに整備された
トレイルに驚いていました。

水芭蕉の花の中のギザギザと
似たような実をつけた
大きな葉の植物から、

ここが
温かい場所なのと、

苔むした林床が
雨の多さを物語っていました。

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いくつか沢を渡り、
分かれ道をWest glacier trailへ
進んでいくと、、、


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ちらりと氷河が見えました。
いや、
飛行機からも、
このトレイルへ向かう道路からも
氷河自体はみえるんです^^;


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暑くて
もう歩きたくないと
行っていたけれど、

この峠?を境に、
氷河側はひんやりと冷たい風が
吹いてきます。

直射日光が当たる場所は
じりじり暑くて、
氷河が残っているのが
不思議に思えるくらい。

この先は、
頭上の枝注意~
大きな岩をのりこえ~
木をまたいで~
コバエが多いという
なかなかの状況。

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途中で、
あれ、あの分かれ道で
もうひとつの方へ行った方が
良かったのでは?ということになり
引き返します。

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今度は、
Ice Cave Trailへ向かう方を
歩き始めます。

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途中、
水があふれて
トレイルを大きく迂回しながら
岩のふもとまでやってきました。

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ここからは、
ぽつり、ぽつりと立つ
看板を頼りに
岩登りしていきます。

岩を登りきると、
わあ、見えました~!
あと少し。

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道案内の看板ごしには、
滝がみえます。


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冷たい風が氷河側から
吹き付けてきて、
ジャケットがないと寒い。

写真でみるより
ずっと近くて
迫力があります。

以前は、
娘が写っている
岩場のあたりにも
氷河があったようなんですが、
温暖化の影響で
後退してしまったようです。

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この先も
行けたようだったけど、
カモメほか野鳥の巣が
岩場にあるようで、保護のため
ロープが張ってありました。

岩に張り付く
地衣類が剥げている場所が
トレイルかなと歩くも
いつの間にか
トレイルから外れてしまい、
あれ?なんて言いながら、
帰路につきます。


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さきほどよじ登った
岩場を降ります。
クライミング教室での経験が役立ち、
娘たちもスタックせずに
下山できました。


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毎年、
迷子になる人が出て
救助が出ているようで、
看板には居場所を確認するように
強調されていました。

このトレイルに行く方は、
軽登山の装備(靴、水、服装ほか)を
されていくことと

クライミングロープは不要ですが、
ある程度、岩場の登り降りに
慣れている方(特にお子さん)に
お勧めです^^。

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ジュノー旅行記は
続きます。

それでは、また

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