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タグ:命の教育

ブルーベリー摘み~摘んだ数の推定

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こんにちは!

先月、
夏を満喫しに
ハイキングに行った場所に
ベリー摘みに向かいました。





すっかり秋モードな
山並みになって
黄葉や紅葉が
はじまっていました。

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きょろきょろ見渡しながら、
実がついてる標高は
どこかなー?と
登っていきます。


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その標高が見つかると、
長女は
「この高さで
実を探したらいいね!!」
と、平行移動しながら、
摘んでいきます。

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ブルーベリーに関しては
2パターンあって
(種類が異なっていて)、

ひとつめは
上の写真のように
地面に張り付くように
生えているもの。


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もうひとつは
ハイブッシュタイプのもの。

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後者の方が
粒が大きい傾向あり。

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地リスを
静かに観察しつつ、



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ブルーベリーと
クランベリーをみつけては
摘まみ取る娘たち。

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長女は
たくさん実をつけたブッシュを
みつけると
丁寧に取りこぼしなく
摘んでいきます。

一方、
二女はブッシュを見つけるも
一粒ずつ摘ままずに
ぐわしっと一掃するように
集めるので、
取りこぼしが多めで
たくさん移動することで
数を稼いでいました。

それぞれの
キャラクターの違いが
出ていて面白いなーと
思ってみていました。

この夏、
ベリーの木が
懸命に実をつけたところに
わたしたちがある意味
横取りにきたのだから、
摘むときにはありがとう💛
と声をかけようねー、だとか。

地面に実が落ちて、
種が芽生えるように、
いくつかは残して次に行こうね
など、

いろんな話をして、
命の教育をします。

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今回、
それぞれが
保存袋をもって
摘んでいたので、
何個取ったか調べる!と長女。

ローブッシュと
ハイブッシュの実の大きさは
かなり違うので、



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(スケールの精度上)
基準の10粒から
一粒あたりの重さを計測して
(0.4グラムでした)、
総重量から何粒とったか
推定することになりました。


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長女に計算を託し、
何粒とったか推定すると、

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長女が一番たくさん
摘んでいました🌟

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葉っぱなどの
食べない部分を取り除くまで
家族にお願いして、
ジャムにしました。

これまで
ローブッシュの
ブルーベリーばっかり
摘んできて、

今回、
ハイブッシュのものを
味見して思ったのは、
粒は大きいけれど、
味はローブッシュのが甘い
のでは??説。

というのも、
いつもより気持ち多めに
砂糖を入れて
ジャムを作ったのに
甘酸っぱさが
なんか足りないような???

場所の差、
その年の天候の差など
単純に比べられるのか謎だけど

これからいろんな場所で
味見してみようと思います。

それでは、また!

いくら漬け

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こんにちは!



サーモンしごとの
フィナーレを飾るのは
いくらのしょうゆ漬け。

日本酒を買い出しにいき
作業に取り掛かります。

わたし的には
白ごはん.comさんの
レシピが作りやすいです。

ただ
我が家のが
あまりに新鮮すぎるから
かもしれないけれど

いくらをほぐすときの
お湯の温度は
もっと高い方が
膜がとれやすいと感じます。

お鍋に
なみなみと水をはり
コンロでうっすら沸いている
お湯とお塩を入れて
菜箸でぐるぐる。

しばらくすると、
触れるお湯の温度になってくるので、
あちちち、、、と言いつつ
膜から卵を外していきます。





膜の残りかすがないか
じっくり探す二女。


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これだけ卵を
産んだとしても
無事に生まれた川に
戻ってこれるのは
1匹いるかいないかなんだねー!

娘たちと話して
ことある毎に
命の教育をしています。

自然からの恵みなくして
人は生きていけませんから💛

最後に
さっと水洗いして
かすを洗い流して

ざるにあげておくと、
だんだんと光り輝く宝石!
のようにてかてかしてきます。

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今年は
4瓶分できました。

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毎年同じような
作業を繰り返しつつ、

自分はだんだんと
要領がよくなっていくし、

娘たちは
手伝える中身が
どんどんレベルアップ
していくしで

我が家にとっては
欠かせない
夏の風物詩と
なってきたのでした。


ちなみに
アニサキスが
心配なので、

生で食べる
おさしみといくらは
半月くらい冷凍してから
いただきます。

いくらは
凍ったまま冷蔵庫で
じっくりと時間をかけて
解凍すると

いくらがあまり
つぶれない気がします。



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そうそう、
できあがった一夜干しを
鉄なべでジュージュー
焼きました。

油をしかなくても
平気なくらい
脂がのっています。

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家庭用なので、
ヒレなどはついたまま
干して、
おいしくいただきました~♪

娘たちは
さすが若い!!だけあって
あんなに脂っぽいハラミを
お代わりしておりましたとさ💦

それでは、また!





サーモンをさばく

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こんにちは!

サーモン捕りの翌日は
家族でサーモンを
さばきました。





立派なサーモンが
鎮座しています。


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機転の利く二女は
どれだけダメと言われても
自分で考えて動いちゃうタイプ。

うろこ落としを
担当したいそうで、

てきぱきと
サーモンを運んできては
うろこを落とし、

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内臓の血合いの部分を
きれいにしていくので、

卸し待ちの
サーモンが渋滞。。。


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(とりあえず二枚に卸したもの)

我が家の
食べる分量でいくと、

写真の大きめの
サーモンからは
おさしみが2食分、
切り身が2食分、
一夜干しにするハラミが2本
4.5食分が取れます。

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お店では、
おさしみレベルの
サーモンは手に入らないので

一年分のおさしみは
ここでとれた分だけ!
な貴重な食材です。

このときだけは
冷凍焼けをしないように
ラップで包み、

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空気を抜いて
袋つめにして
冷凍します。

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ハラミは
塩水につけてから
姉妹が水分をきって
ざるに並べて

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一夜干しにしてから
冷凍保存します。

そして、
三枚に卸して
背骨についた部分は、

茹でて
愛犬のご飯に。

余すところなく
命をいただきます。

ほんとは
頭も持ち帰って
あら汁とか作ればいいよね!
と今思ったのでした。

それでは、また!



サーモン捕り2024!

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こんにちは!

朝日が昇るころ
Kenai川に向かい、

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今年も
サーモン捕りに
行ってきました(7/20)。


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浜辺の植物たちの
花の時期みたいです。


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こんな風↓に
数々の試練を生き延びて
河口まで戻ってきた
鮭たち。





稚魚のころの試練。
わたしたちにとっては
命の恵みです。





そして
河口にたどりつく前には
トロール船による捕獲、

河口では、
ずらりと立ち並ぶ
網をもった人間たち。


川のなかほどでは
ラッコやあざらしなどが
待ち受けています。


満潮の前後2時間くらいが
よくとれるなんて
アドバイスをもらいます。

写真は、
満潮から4時間後
切り落とされたサーモンの頭が
不気味に転がっているところが
波のフロントライン。


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この日は
20℃を超える暑い日で


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娘は
知らない子とお友達になり
びしょ濡れになって
浜遊び中。


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引き潮の強い流れのなか
大きな網を立てておくのは
なかなかの重労働。

胴長のゴムを通して
しんしんと伝わってくる
水の冷たさと圧力。

そんななか
サーモンがかかりました!


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長女は
心の準備ができたようで
わたしがさばきたいと
申し出てきました。


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ハンマーで
脳天を叩いて、
気絶させます。


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海水で砂を洗って、


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運んでいき
(ずっしり重くて、滑る)

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まな板へ。
台所で使うサイズより
ずっと大きいまな板なのですが
はみ出すサーモンも
いました!

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魚をさばくナイフで
頭を落とします。

ちょうど
背骨(脊椎)を折るときに
多くのサーモンが
身体を大きく反って、
ばたばたします。

そこが
娘たちも、わたしも
ごめんね!
命をありがとう!!
という想いを強くする瞬間です。

切り落とした頭もね、
数秒間は
口がぱくぱくと動いたり、
切り口から見える部分が
脈を打っていたりします。

中には、
頭も内臓も取って
胴体だけになったのに

砂を落としに
海水につけると
泳ごうとしたりもします。

そうみていると、
死ぬ瞬間っていつなのかなって
死の定義について
考えてしまいます。

こういう経験を通して
命のリレーを
していくことの有難さを

娘たちも
実感しているんじゃないかな。

料理が得意な二女も
頭を落とすのに
挑戦したのだけど、

あと少し
腕力が足りなくて、
骨が折れなかったね。

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愛犬は
荷物番をしながら
強い日差しにばててきたので

帽子をかぶせたら
その快適さに気が付いたようで
ずっと被っていました

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クリブ持参で
家族総出で
サーモン捕りしている
ご家族もいました。

何でもあり!な
雰囲気はアメリカの
よいところです。


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今年も教会が
ホットドックや
子どもたちが楽しめることを
提供してくださっていました。

8時間ほど浜にいたので
ちょっと気分転換できて
娘たちは嬉しそう。


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長女も
ディップネットを持ってみましたが
さすがに支えきれませんでした。
ナイストライ!


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そうそう、
今年は私も
挑戦してみましたの!


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二匹、捕れました!


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今年は
日帰りすることにしたので、
夕方、帰路につきました。


夜、九時ころ、
事故渋滞で、
ぴたりと止まります。

待てど暮らせど
進まない!おかげで、
フィヨルドでの夕日を
満喫できました。


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(夜九時台の夕日)


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(夜22時台の空)


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(夜中12時ころ、ようやく日暮れ)


夏至は過ぎているので、
これからあっという間に
百夜は終わり、

8月後半には
もう秋の気配が漂ってきます。

この日は、
力尽きたので、
サーモンの処理は
翌日に持ち越して寝ました。

今年も
命をくれたサーモンと
長いこと海で網を構えていた夫に
ありがとうございます。


お魚をさばく

カテゴリ:
こんにちは。




一日かかって
魚とりと、
山菜とりをして
へとへとで帰宅。

帰りの車中で
お昼寝した二女は
体力チャージして
元気満杯!

わたしが
魚をさばくんだと
気合い満々!


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フーリガンは
ししゃもの大きいのって
イメージなので、

揚げるなら
丸ごと食べられるし、

いわしのように
皮をはいで
念のため冷凍して
お刺身にすることもできるし、

低温(華氏180度)で
数時間じっくり
ローストしてもよし、

干物にしても
おいしいのだとか。

今回は
ローストにすることになり、
内臓だけ取り出すことに。


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魚包丁を渡して、
お尻から切り込みを入れて
内臓を出すよと説明すると
始めました。

卵があるよー!
と見せてくれました。

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その次のは
卵がぎっしり!!
じゃあ、さっきのは
卵を産み終えた魚だったのかな!


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さばいた後は、
えらを観察したかったんですって。

口からえらが
こんな風に配置していることに
興味津々。

そして、
舌がとても固いことも
触って確かめていました。


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目玉も気になっていて、
目玉をカットすると、
こんなガラス体が
出てきました。

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あんな濁った水に
住んでいるのに、
目もけっこう大きくて

産卵のために
来ただけで普段は
海に住んでいるのかねー?
などと話します。

観察したあとは、
火を通して
愛犬にあげるところまで
やってもらいました。

翌日には
ローストが出来上がり、
背骨まで全部いただきました。

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来年は
お刺身と干物を
作ってみよう!
と今から楽しみです。



アラスカの自然の恵みに
感謝するとともに、
命の大切さを
教えてくれたフーリガンに
ありがとうございます。

それでは、また


春の山菜とり

カテゴリ:
こんにちは。

フーリガンをとったあと、
その足で
山菜取りにいきました。





このあたりは
氷河がいくつもある
地域で、

とっても美しく
心が洗われるようです。


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まだちょっと早いかな
と話しつつ、
森のなかを散策すると

あちらにぽつり
こちらにぽつりと
こごみ(Fiddle head)が
見つかりました。

一度、みつかると
脳がフォーカスするようになるので
あっちにもある!
こっちにもある!!


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もういいよー!


これは
周りについてる
毛を取るのが
どれだけ時間を食うか
よくわかっている
大人たちの声(笑)

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あ、あったー!


だって
見つけるの楽しいし、
どうせなら袋を満杯にしたい
という子どもたちの声(笑)

そうだよねー
毛を取るの手伝ってくれる?


手伝うてつだうー!!



帰宅後、
15分くらいは
手伝ってくれました(笑)

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家族でせっせと
毛を取り除き、
ざるにいっぱい!

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茹でてもいないのに、
この艶やかな緑よ!

今年は
こごみのパスタで
いただきます💛

娘たちは
取って、処理して
いただくまでのプロセスを

普段はどこかの誰かが
やってくれているから
こんなに便利に暮らせると

体験を通して
少しずつ理解できる
ようになってきました。

春の恵みに感謝!

それでは、また

ボランティア23週目の感想

カテゴリ:
こんにちは。

予約投稿すればいいのに、
でも早くお届けしたいと
連投を続けて
ご迷惑をおかけしております。




今週のボランティアは
18時間(計308時間)でした。

今週の目玉は、
湖でのアイスフィッシングでした。



マイナス14℃まで
寒さが緩んで
温かいねといいながら(笑)、

朝イチに
スクールバスに乗り込み、
湖に向かいます。

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つりざおをお借りして、
むきエビ(小エビ)を
餌にして釣りを開始。

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たくさん穴が開けてあるので、
各自好きな場所へいって
釣り竿を垂らします。

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温かいといっても
マイナス14℃。
穴の水はしばらくすると
シャリシャリしてくるので、

釣り糸が
凍り付かないように
氷をかきだして回ります。

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クラスメイトは、
キングサーモンの稚魚
ニジマス
ブラックコッドの稚魚など
釣りあげましたが、

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長女も二女も
今年はうんともすんとも
言わずでした。




それでも
釣りあげた子が
クラスでシェアしたいと
言ってくれたので、

先生が
子どもたちの前で
命の大切さだとか、
アラスカネイティブの人が
どんな風に活用しているかなどを話し、

魚のさばき方を説明して、
骨に触らせたりしつつ
フィレにして、

生徒たちに
塩コショウの下味を付けさせて
教室で揚げ焼きにして
生徒たちにふるまってくれました。

ひとくち、ふたくち分くらいずつ
みんなで頂き、大好評でした♡

算数教育では、
先週にひきつづき、
角度に関する活動に
取り組んでいました。

下の写真は、
先生が分度器の読み方を
各自が理解したか、
ゲーム仕立てでクイズを出しています。

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そして、
角度のブックレットを
自作するチャンスを
もう一度与えています。

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その際、
幾何タンスに入っている
青い図形を活用させて
いました。

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グループに向けて
何かを提示したあとに、
先生が提案したおしごとを
完成させた子にはいつも
先生は楽しいエクステンションという
発展活動を準備しています。

角度に対するエクステンションは、
こちらの活動でした。

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角度のタイプを
視覚的に分かるチャートを
作りました。

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2年生、3年生には
幾何タンスの引き出しを使って、
三角形の種類や
四角形の種類などを
ポスターにまとめるおしごとを
提示されていました。

そのうち
三角形の種類に関しての提示。


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提示で
形と言葉を一致させたあとは、
ゲームを使って
楽しく記憶を定着させます。

「大きくて、
赤い、
二等辺の、
鋭角三角形はどれ?」
といった風に
探偵ゲームをします。

こういう
探すゲームをするときには
雰囲気を出すために
先生が大きな虫眼鏡を
生徒に持たせます。

すると、
生徒もガゼンやる気に!
こういう演出大事ですね♪





その後の活動として、
身体を動かして覚える
チャートが登場。

まずは、辺が
三辺が等しいのか、
二等辺なのか
全て異なるのかを分類します。

そのあと、角度が
鈍角なのか、
鋭角なのか、
直角なのか、

幾何タンスの
三角形の引き出しに入っている
三角形を使って
ペアを組んで分類させます。


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それが終わると
自分たちで答え合わせ(自己訂正)が
できるような正誤表を開いて、
ひとつずつ指さし確認しながら
ペアで答え合わせをします。

こうすることで、
楽しんでいるうちに
定義が身体を動かしながら
定着していくのですね(スゴイ!)

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他にも、
分数を使った掛け算が
提示されたり

読み聞かせでは
ロナルドダールの本が
読まれたり、

生徒が自分のお気に入りを
プレゼンしたり、

体育では
スキーの授業があったり、
していました。

他には
地理と動物学の分野では、
南米大陸に住む
野生生物の提示があり、


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絵カードのなかから、
各自が好きな生き物を選んで
調べ学習がスタートしています。

わたしがいない
午前中の間にも何がしかの
提示がなされているはずで
モンテクラスの日々は
ゆったりなようで忙しいなと
振り返ってみると思います。

それでは、また


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