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こんにちは!

クロカンスキーは
(わたしは)ちっとも
練習しない冬だったけど

春のクラストスキーは
毎年楽しみにしています。

トレイルより
広大な景色のなか滑れるから
心躍るのかもしれない。

今は、
いつも行っている近所の山は
雪のコンディションが
よろしくないらしく、





湖にいこう!
とお誘いいただき
お友達家族と行って参りました。

その湖が
今年スケートした場所だったので





同じ湖面で
今度はスキーできちゃうんだ
と不思議な気持ちで出発。

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今年は雪が少ないので
山肌は乾燥しているし、
足元には
雪がほとんどありません。

クラストスキーは
時間が大切で、

朝の冷え込みで
凍り付いた雪が
ザクザクいうくらいのうちに
滑ります。

太陽の光が当たると
次第に、
かき氷みたいな感触になって
スキーが滑らなくなります。

これまでの経験だと
アラスカの場合は
朝9時から10時台が
理想的なことが多いです。

そんなわけで
湖面につくと、
雪の状態はとてもいい感じ!


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この冬の練習の
さぼりっぷりを
一緒にいった人との距離で
嫌が央にも見せつけられつつ、

永遠に感じられるような
直線を目の前の大きな山に向かって
滑っていきます。

(実際、
一時間くらい
まっすぐ滑っている体感あり)


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みんなに置いて行かれて、
一人で
規則正しく動いているうちに
だんだんとフロー状態に
なるのが分かります。

中学生のときの部活で
少しだけ駅伝を
かじったことがあり、

アンカーで
ゴールへ向かう間にも
同じような状態になったっけ
と記憶がよみがえってきました。


ドクタースースの
きみの行く道みたく、



きみの行く道
ドクター・スース
河出書房新社
2008-03-17



もしくは
人生の経営戦略や
もちろんNLPコーチングでも
言われているように





この広大な湖面を
人生にたとえると、

目的地を決めないと、
一体どちらへいくか
分からなくなることを
体感する感じでございました。

たまに休憩する
みんなに追いつくと、
雪だるまに腰掛ける
二女がいたり


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こう滑ったらいいんだよ!
とアドバイスをくれる
長女がいたりして。


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そのうち
スキーに飽きた子らは
スキーをはずして
自然に遊んでもらいます。


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杖になる長い棒を探したり、
分厚い氷のあたりに落ちている
氷のかけらを手にして
太陽に透かしたり

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いろんなことを
自然から学んで
吸収しているのでしょうね


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休憩していると、
ごぼ!という重低音が
静寂のなか響き渡ります。
(たぶん、氷の音)

自然をなめるなよ!
と警告されているかのようで
謙虚に生きなくてはね
と我に返る瞬間です。


太陽は
スケートの時(一月)は
山までしか
あがらなかったのに

いつのまにか
こんなに上がって↓、

日焼け止めを忘れたのが
悔やまれるほど
じりじりと照り付けてきます。


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帰りは
二女みたく膝を使ったら
早く滑れるかな、
などと

つまようじの先くらいに
小さくなったみんなが残した
スキーの軌跡を観察しながら

あれやこれや試しながら
ようやっと岸に到着。


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岸の近くは
こんな割れ目があったり↑、
雪の状態もよろしくなくて、

太陽だったり、
気温だったり、
風だったりが、

刻々と湖面の状態を変えて
やがて夏の湖面に
うつろってゆくのだな

当たり前のように
滑ってきたものの、、、

きけば10年以上、
ここに住んでいる方も
湖面で春スキーができたのは
初めてだったそうです。


週末に合わせて
ちょうどスキーができる
コンディションになった
奇跡に感謝です🌟

そして、
今は全身筋肉痛!

それでは、また。